From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ドイツ&オーストリア2017: ゆっくりしたローテンブルクの一日
ゆっくりと起きて、8時頃ホテルを出発。朝食は今までいつもホテルで食べていたんだけど、美味しいパン屋があるらしいので、今日はそこで食べてみる予定になってる。

ホテルを出てから北に向かってすぐ、クリンゲン門(Klingentor)がある。ここから城壁に上って、朝食前の散歩をしよう。昨日降った雪が積もってて滑りやすいから、慎重に歩かなきゃな。雪をキュッキュッと踏みしめながら城壁に上ると、雪の上に既にいくつかの足跡が見える。やっぱり同じことを考えた人が他にもいるんだな。すっかり雪に覆われたローテンブルクの町を右側に見ながら、城壁の上をゆっくりと歩いて行った。

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クリンゲン門のところから城壁に上る。滑りやすい!

この城壁の修復・維持にはお金がかかるので、それは寄付で賄われている。寄付をした人たちは、城壁に自分の名前を彫ったブロックが設置される。日本人の名前も見たし、ここで結婚する人もいるらしく、カップルの名前に指輪のマークが掘られているブロックもあったりした。以前ローテンブルクに来たときには、『世界まるごとHOWマッチ』のブロックも見つけたっけ。

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朝の静かな散歩にピッタリだ

昨日駅からの道で通り抜けたレーダー門までは、ゆっくり歩いて30分弱だった。ここで城壁を下りて、調べておいたパン屋のBrot & Zeitに入った。チェーン店らしいんだけど、パンはどれもみんな美味しそう! 僕はピザの味つけのパンとコーヒーで朝食。今まではパンにチーズとハムを挟んだものを朝食に食べていたので、このパンがとても新鮮に感じた。ここ、朝は早くから開いてるし、座って食べられるテーブルもたくさんあるし、朝食にはピッタリの場所だと思う。明日もローテンブルクを離れる前に、ここで食べることにしようかな。

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美味しいピザ味のパン

この後はマルクト広場から南に折れて、プレーンラインの向こうの方まで散歩してみることにした。プレーンラインの南を歩くのはこれが初めて。まだ10時くらいだとはいえ、このくらい中心から外れると、観光客はあまり来ないのかもしれない。雪の翌日の静かなローテンブルクを体験できてよかった。

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プレーンラインの南には観光客がほとんどいない

昨日は観光客でごった返してると思ったので入らなかった、ケーテ・ヴォールファールト(Käthe Wohlfahrt)のクリスマス博物館に行ってみよう。開いた直後だったので、僕らが最初の客だったらしい。Rick Stevesの本を持っているとハイシーズンでもローシーズンの値段で入れると書いてあったので、それを使うことにした。入口の女の子はそのことを知らなかったのでダメかなと思いきや、にこやかに「教えてくれてありがとう!」と、ちゃんとローシーズンの値段で通してくれた。あんな笑顔を見ると、こっちがエネルギーを貰える気がする。

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ケーテ・ヴォールファールトは一年中クリスマス

ここには以前も来たことがあるけど、クリスマスツリーやオーナメントの歴史を知ることができる、とてもいい博物館だと思う。戦時中はみんな小さなツリーを兵士に送ったんだとか、最初の頃のツリーにはお菓子や果物を飾っていたとか、ロウソクが一般市民が買えるような値段になるまではツリーの明かりはとても珍しいものだったとか、様々なツリーやオーナメントを見ながら勉強することができる。二度目だったけど、とても楽しめた。

博物館を一通り見た後は、ケーテ・ヴォールファールトのクリスマスショップを一通り見ることにした。さすがに超有名なクリスマス専門店だけあって、ここで手に入らないものはないんじゃないかというくらいの品揃え。欲しいものもいくつかあったけど、シアトルまで持って帰るには壊れてしまいそうなものばかりだったので、泣く泣く断念した。色々なオーナメントを見ながら出口に向かおうとしたんだけど……、どこが出口か全然わからない! 建物が多層構造になっていて、まるで迷路みたいな感じ。出口はこっちかなと歩いて行くと、そこは地下だったり。店員の人に聞いて、やっと出口に辿り着くことができた。

外に出ると、店のスピーカーからベートーベンの第九(『歓喜の歌』)が流れていた。外に立っていた観光客らしいドイツ人のおじさんがこの曲を好きらしく、ニコニコしながらメロディを口ずさんでる。ドイツ語はわからないけど、たぶん「これには歌詞があるんだよ」と僕に言って、第九の始めを音楽に合わせて歌ってくれた。高校の頃、新宿区の第九合唱に参加したことがあったので、その次のメロディをドイツ語で口ずさんだら、おじさんの驚いたこと! 満面の笑顔になって握手を求めてきた。しきりに「スゴイよ!」とでも言ってくれてるようだった。んー、こういう出会いっていい!第九の歌詞を覚えていて本当によかった!(笑)

この後は、僕も行ったことのない郷土博物館(Reichsstadtmuseum)に行くことにした。これはホテルや昨日行った日本食レストランのすぐ近く。入場料を払うと、撮影したければ€3でカメラの絵が描いてあるステッカーを買う必要があると教えてくれた。もちろん僕は撮影したかったのでそれを買って、上着に貼りつけておいた。

入ったときにはそれほど大きい博物館だと思わなかったんだけど、見始めると広い広い! 特に昔の武器や防具のコレクションがすごくて、ロールプレイングゲーム好きな僕としては興奮してしまった。これで魔法の杖やマジックアイテムなんかも飾ってあれば言うことないんだけど…(←違)。もちろん武器や防具だけじゃなくて、昔の雑貨屋や薬局の展示とか、アジアにも影響を受けたらしい陶器のコレクション、様々な絵の展示や、昔のキッチンなんかも見ることができて、とても充実した博物館だった。『地球の歩き方』には載ってないんだけど、ローテンブルクは日帰りか1泊で帰っちゃう人がほとんどだろうから、この博物館をゆっくりと見学する時間はないだろうとの判断なのかな。

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郷土博物館は想像よりも大きくて見応え抜群

さて、もうランチタイム。本当はちょっと変わったものということで、ドネルケバブの店をプランに入れておいたんだけど、昨日の日本料理屋のメニューで見たチャーハンと唐揚げがどうしても忘れられない…! ということで、博物館を出てすぐのレストランLouvreにまたお邪魔することにした。僕は単品でチャーハンと唐揚げを注文、それに餃子を二人でシェアすることにした。とても美味しかったんだけど、ちょっと量が多くて残すことになってしまったのが残念。ごめんなさい! 食べている間、BGMには渡辺美里やTM Networkがかかってて、店の人と音楽の趣味が合いそう!とか思ってしまった(笑)。

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またまた美味しい日本食でランチ

この後はホテルでちょっと昼寝した後、14時頃またホテルを出て、今度は中世犯罪博物館(Mittelalterliches Kriminalmuseum)へ。中世には拷問は合法な尋問方法だったので、拷問に使われた様々な器具や、『恥の刑』に使われた仮面なんかがたくさん展示してあって、見応え十分。いかに昔の文化が野蛮であったかを知ることができるけど、拷問は今でも僕らの知らないところで使われているんだろうなと考えると、背筋が寒くなってしまう。

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ホテルの部屋の窓から見える風景

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中世犯罪博物館には様々な拷問の道具が並んでる

博物館を出た後は、そういえばローテンブルク名物のシュネーバルを食べてなかったってことで、近くのDillerに入った。入口のところで、おじさんがシュネーバルを作る実演をしていて、ドイツ人観光客に説明しているところだった。説明が終わった後、作っているところを写真に撮っていいかと聞くと、「もちろん!」と頷いて、最初から英語で作る過程を説明しながら実演してみせてくれた。生地に切れ込みを入れてちょっとひっくり返して、丸い器具の中に入れて揚げるだけ。フニャフニャの生地が、揚げるとボールの形になるから面白い。チョコレートのついたシュネーバルとカプチーノを買って、ここで食べて行くことにした。美味しいんだけど、大きすぎて全部食べられない! そういえば前に来た時に食べたのは、半分くらいのミニサイズだったっけ…。

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おじさんがシュネーバル製作の実演をしてくれた

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普通サイズのシュネーバルは美味しいけど大きすぎ!

この後はまた教会の裏でグリューワインを飲んだり、マルクト広場で写真を撮りまくったり、また広場の脇のカフェに入ってコーヒー休憩したりして、ゆっくりとした時間を過ごした。昨日に比べると観光客も少ないみたい。週末と平日は、こんなに違うものなんだなぁ。

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黄昏時のローテンブルク

17時になったので、予定していたレストランZur Höllに向かった。プランを立てた時点では、夜警ウォークを昨日やるか今日やるか決めていなかったせいもあって、レストランには予約を入れなかったんだよね。ハイシーズンだと思ってなかったし、開店直後なら入れるだろうと思ってたんだ。それが災いして、開店直後の店に入って聞くと、今日は予約でいっぱいなんだという。ショック! それでも予約表を調べてくれて、18時に予約が入ってるからそれまでに出てくれれば大丈夫だけど…とのこと。もう首がちぎれるくらいに縦に振って、テーブルに通してもらった。ここは以前来てすごく美味しい体験をしたので、今回もぜひここで食べたかったんだ!

今日のスペシャルは野生のイノシシと鴨の二種類らしい。そういえばジビエの季節だね。僕はイノシシ、Koreyは鴨を注文。少し重かったし量も多かったので全部食べられなかったけど、とても美味しくて満足! 残したので心配されちゃった。ごめんなさい! またローテンブルクに来ることがあったら、今度はちゃんと予約して、たくさん飲みながら店の雰囲気を楽しみたいな。

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ディナーは野生のイノシシ。美味しかった!

クリスマスマーケットの辺りに戻って来ると、まだ18時過ぎだというのに結構閑散としていてビックリしたけど、もしかするとディナータイムだから、みんなレストランにいるのかな。まだホテルに戻るには早いので、教会の裏にあるホテルのバーでちょっと飲むことにした。ローテンブルクでのクリスマスを味わうのも、今回は今夜が最後。今度はいつまたここに来ることができるだろう?

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まだ18時過ぎなのに、町はこんなにヒッソリ

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ホテルがある裏通りも、とても静かでいい感じ

ホテルに戻ると、日本人の女の子二人がメインのドアを開けられなくて困っていた。このホテルは受付が閉まるのが早く、その後は脇にあるドアを鍵で開けて入らなきゃいけないんだけど、それが硬くて彼女たちには開けられなかったらしい。僕たちが開けてあげたら、しきりにお礼を言ってくれたのが可愛かった。相変わらず部屋でWi-Fiが使えないので、ロビーまで降りてFacebookに写真を投稿したりしていると、さっきの女の子たちが現れた。彼女たちもロビーのWi-Fiを使いに来たらしい。若い女の子の二人旅、道中気をつけてね!

ネットを使い終えた後は、部屋に戻って寝る準備。Koreyはまだ飲み足りないらしいので、昨日一人で行ったバーにまた行くらしい。鍵は一部屋に一つずつ。部屋の扉は古いので、外側からも内側からも鍵を使わなければロックできない。つまりKoreyが鍵を持って出て、防犯上部屋の扉をロックすると、僕は部屋に閉じ込められてしまうことになる。僕はもう寝るだけだからそれでもいいよと言ったので、彼は扉をロックして出て行った。

1時間くらい寝た後だったかな。ちょっと夢を見てから目が覚めて、夢の内容が不安を掻き立てる感じのものだったので、少しパニックアタックになりそうになった。たまにこういうことがあるんだけど、新鮮な空気にあたれば普通はすぐに回復する。だから部屋の窓を開けて、冷たい空気を顔に感じながら深呼吸することで落ち着いた……と思ったのも束の間。急に「鍵がかかっていて外に出られない」という事実が心にのしかかってきて、閉所恐怖症のようなパニック状態になってしまった。しかも部屋でWi-Fiが使えないから、誰に連絡することもできない。パニックの二乗! 部屋の窓を全開にしたり(暖房も全開に)、冷たい水で顔を洗ったりしたんだけど、ザワザワとした心はどうしても落ち着かない。深呼吸しながら、部屋の中を歩き回ってしまう。こんなパニックに陥ったのは生まれて初めてだ。テレビをONにして、唯一英語で放送している子供番組に意識を集中させた。まだ完全じゃないとはいえ、少しずつ心が落ち着いていくのがわかったのでホッとした。

そんなこんなで30分くらい自分自身と格闘していると、やっとKoreyが帰ってきた。いやー、本当に救われた気持ちだった! 彼は僕がまだ起きているのでビックリしたみたいだけど、事情を話すとしきりに謝ってきた。いやいや、僕だって自分がそういう状況に陥るなんて知らなかったんだから、誰のせいでもないよ。閉じ込められるような部屋の構造と、ネットが使えない状況が重なるなんてこと、滅多にないと思うし。でもシアトルに帰ったら、このことをドクターに話して精神安定剤でも貰っておいた方がいいかなぁ。特に旅行先でこういう状況になると、もうどうしようもないもんね。

自分の精神的な弱さを知った一夜だった。この後はちゃんと問題なく眠ることができた。
(後で言われて気がついたんだけど、携帯のローミングをONにすれば、お金はかかるけど連絡はできるようになるんだよね。非常事態のときのために、このことは覚えておこうと思います(笑))
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by alexsea | 2017-12-04 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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