![]() From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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ドイツ&オーストリア2017: BMWとミシュラン2つ星レストラン
8時半頃ホテルで遅めの朝食を食べ、9時半に出発。
今日は、ミュンヘンに本社があるBMWの工場ツアーを11時半に予約してある。地下鉄を2つ乗り継いでOlympiazentrum駅を出ると、すぐに近未来的なBMWの建物が見えた。右側にはBMW Welt、左側にはBMW博物館と、エンジンのシリンダーを4つ組み合わせたようなBMW本社ビルがある。 まずは開館直後のBMW博物館に入る。外観もカッコいいけど、内装もすごく凝ってる。僕は車にはあまり興味がないし、実はBMWよりはベンツ派なので、展示してある数々の車やエンジンはなんとなく見るだけの感じだったんだけど、この博物館自体のカッコよさにずっと目を奪われていた。多層構造の内部は照明も凝っていて、まるでSFの世界のよう。さすがBMWだなぁ。車好きBMW好きのKoreyは、まるで宝の山に紛れ込んだ子供のように写真を撮りまくってた。 ![]() ![]() ![]() ![]() 1時間ほど博物館を見学した後は、橋を渡ってBMW Weltのビルに行く。ここは巨大なショールームのような感じ。受付で工場ツアーの予約チケットを受け取った後、コートや荷物をロッカーに入れて、ツアーの始まる時間までカフェで休憩した。なんだか今日は、体が疲労の膜で包まれているかのような感じで、だるくてしょうがない。そんなに無理して観光しているつもりはないんだけど、やっぱり歳を取った証拠なのかもしれないな。どれくらい効くかわからないけど、風邪のときとかに飲む鎮痛剤Ibuprofenを飲んでおくことにしよう。 ![]() 11:30から工場ツアー開始。ここから先はカメラもビデオも禁止。携帯やスマートフォンもツアーが終わるまで使うことはできない。企業秘密とかあるから仕方ないんだろうけど、撮影できないのは悲しかった。BMW Weltの建物を出て、道を隔てた工場へ歩いていく。最初に見たのはプレス工場。金属の板をプレスして形を作る場所なんだけど、機械が動いてない。ガイドによると、何か問題があったので生産を中断しているんじゃないかとのこと。ガイドが説明している間に動き始めてくれることを祈ってたけど、結局稼働中の姿を見ることはできなかった。このツアー、こんなのばっかりだったらどうしようと思ってたけど、次の組み立て工場ではちゃんと動いてるのが見れてよかった。部品がゆっくりと定位置に運ばれた後、その両脇にある数々のロボットの手がみんな一斉に伸びてきて仕事を始める姿には、機械好きの血が騒ぐと同時に、ちょっと恐怖も感じてしまう。ロボットが火花を出しながら溶接しているところなんかは、まるで映画の一シーンのようだった。ツアーは約2時間の長丁場。車に興味のない僕にはどうかなと事前には思ってたんだけど、予想以上に楽しめてよかった。やっぱり最新の技術ってスゴイよ。これだけ内容の濃いツアーが一人€9だなんて信じられない。必ず事前の予約が必要なので、ミュンヘンにお越しの際はお忘れなく。 ![]() すぐ近くが住宅街なので防音設備もしっかりしてるらしい ツアーの後は、BMW Weltの中にあるBiker’s Lodgeというレストランで美味しいパスタを食べてから、中を色々と見てまわることにした。広くて豪華で、ここは最高のショールームだなぁ。海外から車を買って、ここで受け取る人もたくさんいるみたい。新車を受け取った後は、自分の車でヨーロッパをあちこち旅してまわって、またここに返しにくれば自分の国まで発送してくれるらしい。お金と時間があったら、そういうのも楽しいかもしれないね。 ![]() ![]() 時間はもう14時。この後はまた地下鉄でホテルに戻って、夕食の時間までゆっくりと休むことにした。さっき飲んだIbuprofenが効いたみたいで、それほどだるさは感じなくなったけど、やっぱり疲れは取っておきたい。エネルギーの有り余っているKoreyは、またホテルの近くに飲みに行ってたらしい。 夕食の予約を19時に入れてあるので、18時半頃、駅前から19番のトラムでDallmayrへ向かった。新市庁舎の裏にあるDallmayrは、昔から高級デリの代表とされる場所らしい。トリュフやキャビア、フォアグラなんかの高級食材はもちろん、美味しそうなアペタイザーや肉料理、デザートなんかもたくさん売ってる。自社ブランドのコーヒーも有名らしく、店内には美味しそうなコーヒーの香りが漂っていた。ここでDallmayrブランドのクリスマスチョコレートを発見したので、お土産にたくさん買い込んでしまった。 ![]() ![]() ![]() ![]() さて、僕らが予約したDallmayrレストランの入口はどこだろう? 外に出て探してみたんだけど見つからず、デリの横のカフェの店員に聞くと、「こちらへどうぞ」と、カフェの一角にあるまるで隠されたようなエレベーターに通された。カフェはワイワイと結構カジュアルな雰囲気だったけど、エレベーターから出た瞬間、高級感ビシバシの静けさが身を包む。テーブルに通された後は、まずはシャンペンで一服。高級なんだけどちゃんとリラックスできる雰囲気なのがいい。さすがミシュラン2つ星レストランだけのことはあるなぁ。 ![]() 注文もする前に、2種類のアミューズ・ブーシュが出てきた。どちらも非凡な組み合わせで素晴らしい美味しさだった。運ばれてきたメニューには、なんと封印がしてある。こういうのは映画でよく見るけど、実際にパリッと封印を破るのは生まれて初めてだ! しょっぱなからワクワクさせてくれるぜ。結局二人とも8コースのメニュー(€190)にワインペアリング(€128)をつけてもらうことにした。こんなに贅沢するのは久しぶりだし、今回の旅行ではクリスマスマーケットで食事したりして節約できてると思うから、これぞという時には奮発しなきゃ。 ![]() 結果、全ての料理も、ワインのペアリングも(最初のペアリングは日本酒だったけど)、本当に素晴らしいものだった。どの料理も少しのごまかしもなく、最高の体験をさせてあげたいというシェフの思いが伝わってくるようだったし、一杯一杯のワインもきちんと説明してくれて、料理との最高のマリアージュを楽しむことができた。このレストランの料理とサービスのクオリティは間違いなく3つ星レベルだと思うんだけど、なんで2つ星なんだろうなぁ。まあ以前にも2つ星のレストランで食べて、「これは3つ星レベルなのに!」と思ったら、次の年から3つ星に昇格したレストランとかもあったので(パリのLe Cinq)、この後の健闘を期待したい。ここで食べることにして、本当によかった! ![]() 3時間半にも渡るディナーの後は、いい気分のままホテルまで歩いて帰ることにしよう。幸せで火照った顔に当たる冷たい空気が、とても気持ちよかった。もう22時半過ぎなのでクリスマスマーケットは全部閉まってるけど、ノイハウザー通りにはまだある程度の人がいて、やっぱり都会だなって感じ。幸せな気分のままホテルに戻って、そのままベッドに入った。
by alexsea
| 2017-12-07 00:00
| 旅行記
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