![]() From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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4月6日(金) : ケ・ブランリー、クレール通り、ロダン、泥酔ディナー
今日は美術館巡り最後の日。最初に予定している美術館のオープンが11時なので、ちょっとゆっくり起きてノンビリしてた。地下鉄を乗り継いでAlma-Marceau駅まで行って、そこから徒歩10分くらいでケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館(Musée du quai Branly-Jacques Chirac)に辿り着く。まだオープンまでに30分くらいあったので、近くのカフェで朝食を食べた。
![]() 地下鉄の駅を出てすぐ自由の女神の炎の複製がある。 仏米の友好の象徴としてアメリカから贈られたものらしい ケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館は2006年にオープンしたらしいんだけど、僕は行ったことがなかった。文字列がうねうねと流れるように映し出されているゆるやかなスロープを上っていくと、たくさんの美術品が展示してある巨大なフロアに到着。新しい美術館らしく、展示方法もとてもスタイリッシュで、世界各国から集められた美術品・彫刻・装飾品などが所狭しと置かれている。途中に小さな部屋はあるけど、大きなフローとしては一方向で歩ける。美術館の窓を自分の左側にしてずっと歩いていくと、オセアニア、アジア、アフリカ、南北アメリカの美術品を順に見て行けるというわけ。途中に半2階に上がる階段がいくつかあって、そこでは期間限定の美術展示を行ってる。 ![]() スロープには文字列がうねうねと動いている ![]() 巨大な展示スペースにたくさんのアートが! ![]() ハイチからの作品。この不気味さがたまらない ![]() アイヌを紹介するコーナーもあった。 これは1904年にアメリカに渡ったアイヌ家族の写真 ![]() アンデスの街Oruroでは、 こんな怖い仮面や衣装でのカーニバルがあるらしい とにかくすごいボリュームで、一つひとつ見ていったら丸一日かかってしまうかもしれない。でもすごく面白いアートばかりで、所々で足を止めて見入ってしまう。雰囲気といい展示品といい、今までの美術館とは一線を画する場所だ。個人的にすごく気に入ってしまった。結局1時間ちょっといたんじゃないかな。 素晴らしい美術館を満喫した後は、お腹も空いたことだし、クレール通り(Rue Cler)あたりでランチにすることにしよう。そこに行くまでに見つけたのが、この素晴らしいファサードとドア(29 Avenue Rapp)。これはJules Lavirotteという建築家の手によって設計されたものなんだけど、1901年に賞を取ったらしい。ファサードも綺麗だけど、このドアのデザインがすごい。彼はこんな感じで、人体の一部をデザインに取り入れることが多かったらしい。こういうファサードとドアが普通のビルにポンとついてるなんて、本当にパリは驚きが多い街だ。 ![]() ドアのデザインが… クレール通りはカフェやレストラン、食料品店やワイン店なんかが立ち並ぶとてもいい感じの通りで、僕もパリに来たときには一度は来るようにしている場所。この通り沿いにあるCafé du Marchéに入って、今日のスペシャルを注文。蜂蜜を使ったソースの鴨肉。美味しかったけど、ちょっとソースが甘かったなぁ。 ![]() クレール通りで美味しいランチ そこからまた15分くらい歩いて、今度はロダン美術館(Musée Rodin)へ。ここは以前来たときには館内が改装中らしく庭だけしか見られなかったけど、今回初めて建物の中に入ることができた。ロダンの様々な作品が豪華な館の中に並べられてて、見応えがすごかった。ロダンの描いた風景画もいくつか展示してあって、彼は彫刻だけをやってたんじゃなかったってことを始めて知った。彼の風景がのスタイル、僕の好みにピッタリなんだよー。 ![]() ロダンが描いた風景画。 彼のスタイル大好き! ![]() 館内には彼の様々な作品がたくさん置いてある ![]() 彫刻と自然光のとてもいいコンビネーション 外の庭園にもロダンの作品がたくさんあって、今日みたいな天気のいい日には素晴らしく気持ちがいい。僕もしばらくベンチに座って、青空と太陽の光を楽しんでた。 ![]() 外の庭園も素晴らしい ![]() こんな天気のいい日には天国のように思える場所 さて、これで予定していた美術館巡りは全て終了。今日はケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館が€10、ロダン美術館が€10で、ミュージアムパスを持っていなかったら€20使ったことになる。4日間の合計は€122.50。ミュージアムパスが€62だったので、元を取ってしかも€60.50も節約したことになった。普段の旅行だとこんなに一気に美術館に時間を割くことは難しいから、長期滞在のときだからこそできた節約なのかもしれないけどね。 ロダン美術館を出た後は、いい天気だしアパートまで歩いて帰ろうかと思ったんだけど、歩いていると暑いくらいの陽気だし、体調もまだあまり良くないので、アパートのすぐ近くまで行く69番のバスが近くを通っていたので、それに乗ることにした。 考えたんだけど、この体調が良くないのって、風邪じゃなくて花粉症の酷いやつじゃないのかな? 花粉症の薬と鼻のスプレーも毎日欠かさないのでくしゃみはないけど、アパートに帰ったら目が痒くて仕方ない感じだし。喉がひりひりするのも、咳が出るのも、なんかちょっと熱っぽい感じだってのも全部アレルギー症状に当てはまる。ずっと前、この時期に母とヨーロッパ旅行をしたときには、やっぱり花粉アレルギーで咳がたくさん出てたのを思い出した。あの時は肺がパチパチ音を立てるのが聞こえたくらいだもんなぁ。 てなわけで、アパートに帰ってすぐにシャワーを浴びて、体についた花粉を洗い流して、ベッドに入って昼寝。でもランチの時に飲んだエスプレッソのせいか、目が冴えて眠れなかったので、仕方なくネットサーフとかしてた。 今夜はユージくんが飲みに行こうと誘ってくれたので、いつものバーで18時過ぎに落ち合った。ユージくんの友達のGilとも初めて会って、アメリカ人のJeffreyと一緒になって、フランス語の悪い言葉ばかり教えてくれてた(笑)。時々フレーズをフランス語で作って言ってみると、ちゃんと通じるので嬉しかったなぁ。でも頭でまず考えなきゃいけないってのがまだまだ。何も考えずに自然に出てくるようにならないとね。精進せねば! この後は僕が初めて行くバーでちょっとだけ飲んで、その後ユージくんの家の近所のレストランでディナー。彼がよく行く店らしく、オーナーと顔馴染みみたいで羨ましかったな。全部美味しかったけど、アペタイザーに頼んだ、カマンベールチーズに日本のパン粉をつけて揚げたやつが最高だった。ここに行くまでにバーでビールをガバガバ飲んでたし、レストランでも白ワインをたくさん飲んだので、最後にはかなり酔っ払ってしまってさあ大変。気持ち悪くなる寸前のところだった。危ない危ない。楽しいと、それを持続させようとどんどん飲んじゃうから怖いよね。帰りの電車とかの記憶が途切れ途切れだもん(笑)。 ![]() パン粉をつけて揚げたカマンベールが最高! アパートでふと夜中に目が覚めたら、バスルームの明かりが点いたままだった。よっぽど酔ってたんだなぁ。アスピリンと水をガバガバ飲んで、再度寝に入った。
by alexsea
| 2018-04-06 00:00
| パリ生活2018
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