![]() From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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4月12日(木) : 虎屋ランチ、キュリー博物館、サンテティエンヌ・デュ・モン教会、家ピクニック
今日は雨の予定なので、ユージくんとランチを食べる約束をしている他には何も予定を入れていない。だから8時頃起きたけど、ずっと部屋でゴロゴロしていて、家を出たのは13時をまわってからだった。
![]() 家の近くでも桜が咲いてきた! 今日のランチの予定は、とらや。この間偶然見つけて、お饅頭とかがとても美味しくて、今度ぜひランチに来たいと思っていた場所。ユージくんが予約を入れてくれた。Thierryさんも一緒に来るらしい。 とらやでは僕は赤飯ランチを注文。本当は山菜おこわランチを食べたかったんだけど、絶対にシイタケが入っている気がしたので、無難に赤飯にしておいた。お赤飯も茶わん蒸しも美味しかったし、デザートの饅頭と玄米茶も最高だった。でもこれで€30はやっぱり高いなぁ。日本でも高級和菓子なんだから、仕方ないとは思うけどね。サービスはもちろん格別によかった。 ![]() 「とらや」のお赤飯ランチ ![]() デザートのお饅頭と玄米茶。 ああ日本人でよかった! この後はどうしようか迷ったんだけど、ずっと前から行きたいと思ってたキュリー博物館(Musée Curie)に行ってみることにしよう。近くからバスに乗って、パンテオンの近くまで。博物館はそこから5分ほど歩いたところにある。博物館の前の道はキュリー夫妻の名がつけられていて、大学もその道にある。どこから入るのかちょっと迷ったけど、大学の入口から入って博物館の中へ。 ![]() 博物館の前の道は夫妻の名前がついている ![]() 無料の博物館の入口 とても小さな博物館なんだけど、実際にキュリー夫人が実験をしていた部屋や、キュリー夫人の書斎が見られたり、夫妻がどんな研究をしていて、ラジウムが発見された後はどんな用途に使われたかなんかがフランス語と英語できちんと説明してあって、とてもわかりやすかった。ラジウムは最初健康にいいと考えられていたので、当時のラジウムを含んだ化粧品の広告や、ラジウムで飲み水を放射性に変える容器なんかも展示してあった。放射能が健康を害することがわかったのは、かなり後になってのことらしい。他にも実験器具がたくさん展示してあって、こういうのが好きな僕にとっては宝の山に入ったような気分だった。乾燥器として使われていたガラスの容器があるんだけど、最初は透明だったのが放射線で紫色に変化してしまったらしい。怖い怖い! ドイツのレントゲン記念館でも興奮したけど、キュリー博物館の方が実際に学べる感じかな。キュリー夫妻とその家族は、合計で5つものノーベル賞を受賞したらしい。 ![]() ラジウムが健康に良いと考えられていた時代には、 化粧品なんかに放射性物質が含まれていた ![]() これは飲料水を放射性にする機械。 今となっては信じられない話 ![]() キュリー夫人の研究室がそのままに。 今でも放射能が残っているらしい ![]() 透明だったガラスが、放射線によって紫になってしまった ![]() 博物館の裏の小さな公園にはキュリー夫妻の銅像が じっくりと見学して満足した後は、近くのサンテティエンヌ・デュ・モン教会に行ってみることにした。この教会の外の階段は見たことがあったけど、中には入ったことがなかったんだよね。ここにはJubeと呼ばれる半二階のフロアがあって、ここから説教が行われるらしい。2本の柱に絡みつくような螺旋階段と、その間にアーチで支えられたJube。素晴らしい装飾を施してあって、これ自体美術品として見られる感じ。後々に説教壇(pulpit)が教会に使われるようになったので、Jubeがあるのはここだけになってしまったとのこと。 ![]() サンテティエンヌ・デュ・モン教会のJubeは美術品のよう この後は前に行ったことがある、植木鉢が取り付けられる階段に行ってみたんだけど、まだ何もなくてガッカリ。春になると植木鉢でいっぱいになると思ってたのに。観光客の多いオンシーズンにしか取り付けないのかな。 ここからは地下鉄一本でアパートの近くまで帰れるから便利。いつものように日記書きをして過ごしたけど、もう17時を過ぎているので昼寝はちょっとできないかな。 今日の夕食はどうしようか本当に迷った。なんか遠くまで歩く気はしないし。この間行った近くのタイレストランに行ったら、「何人? 一人? 満席!」と言われたので(どうして一人かそうじゃないかが判断の対象になるんだか)、どうしようか大通りを歩いていると、小さなチーズ屋を発見。ここでチーズを買って、どこかでバゲットを買って、それで家にあるワインとで家ピクニックになるじゃん! そのチーズ屋Fromagerie Duboisに入ると、英語を話す店員さんが助けてくれた。バゲットと合うチーズを探しているってこと、一つはクリーミーで、もう一つは結構強いチーズが欲しいということを言うと、こんなのはどうかとお勧めを教えてくれた。一つはSaint Felicienというクリーミーなチーズ、もう一つはSalers Traditionと呼ばれるかなり強いチーズ。どちらも美味しそう。二つ合わせて€14しなかったし。近くのパン屋でバゲット(€1.15)を買って、アパートに戻ろう! アパートでこの間買ったLadoixを開けて、初めてのアパートピクニックのスタート! えー、どうしよう、これ。美味しすぎなんですけど! クリーミーな方は本当にクリーミーでバゲットにピッタリだし、強いチーズはそのまま少しずつ食べると、口の中がリセットされるようだし。このチーズにはこの間買ったワインはちょっと合わない気がするけど、でもいいんだ。今回は力で押し通す感じ。BGMはジブリ音楽のジャズアレンジで、もう本当に気持ちいいことこの上ない。映画『Paris, je t’aime』の一番最後のシーンのように、本当に「生きてる」喜びを感じた瞬間だった。家ピクニック、いいなぁ。シアトルでもやってみよう! ![]() 家で一人ピクニック。最高のディナー! 食事の後は日記を書いたりした後、早目にベッドに入った。明日は本当ならばストライキの日だけど、オーヴェル・シュル・オワーズに行く電車はストだってことが書いてない。もしかするとそれでもストやってるかもしれないけど、明日の朝、北駅まで行ってみて、それで確かめるつもり。行きたいところは、できるだけ早めに片づけておきたいんだよね。明日は天気もいいみたいだし、電車が動いてるといいなぁ。
by alexsea
| 2018-04-12 00:00
| パリ生活2018
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