![]() From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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4月17日(火) : Zen、ジヴェルニー、Verjus
8時頃起床。今日のジヴェルニーのツアーは13:45発なので、それまでは何もない。明日いいレストランを予約してあるので、そのためのネクタイを買いに行こうかとも思ったんだけど、明日でいいじゃんってことで朝はノンビリしてた。
11時半頃アパートを出て、ルーブルの辺りまで歩いていった。今日のランチはどうしようと思ったら、ツアーの集合場所が日本食レストランが密集しているエリアに近いので、和食が食べたくなった。変な場所に行って失敗するよりも、前に行ったZenという店に行くことにしよう。ここは姉妹店のSanukiyaも大人気なので、クオリティは間違いない。 ほとんど開店と同時に入って、今日のお勧めランチセットを注文。メインはメンチカツ、串カツ、鮭フライで、揚げ物尽くし! 赤味噌のソースがちょっと僕には甘かったので、普通のとんかつソースを持ってきてもらった。美味しかったー! デザートにはそば粉のロールケーキも注文して、これもまたまた美味しくて大満足だった。 ![]() Zenの今日のお勧めランチは揚げ物セット。 美味しかった! まだ集合時間には間があるので、ルーブル美術館のピラミッドの脇のベンチに腰かけて日向ぼっこ。ピラミッドの周りは人が溢れてるけど、ベンチの辺りは人がいなくていい気持ち。ここで15分ほど時間をつぶした後、近くの集合場所に向かった。 ![]() ここって、結構好きな場所かもしれない 集合場所はジャンヌダルク像の目の前のツアー会社。チェックインしてトイレを済ませて外に出ると、僕が乗るバスの番号を持ったおじさんが他の人たちを連れてバス停に向かっているところだったので、僕もその流れに乗ってバス停に行った。運よく前から3番目だったので、バスの中ではガイドが座るすぐ後ろの2列目に座ることができた。隣に座ってきたのはBobというおじいさん。フロリダから来た人で、伝染病とかのコンファレンスに参加するためにビジネスでパリに来たらしい。ジヴェルニーまでの1時間ちょっとは、Bobと話したり、少しウトウトしたり、景色を見たりして過ごした。やっぱり電車からバスの乗り換えがない分、ツアーだと楽だ。 ジヴェルニー到着後は、ガイドに連れられてモネの家のゲートを抜け、そこからは2時間ほどの自由行動。Bobやたくさんの人たちはオーディオガイド付きで、ガイドも少し案内したりするらしいので、僕とは別行動だった。 まずゲートを抜けて最初に行ったのは、モネが『睡蓮』を描いた家。結構細長い池で、色とりどりの花々が咲き乱れていて気持ちのいいこと! 人が多くても、なんとなくゆったりとした空気が流れていて、素晴らしく気持ちがいい。池の所々にはベンチがあって、僕は池の端で太鼓橋が見えるベンチに座って、15分くらい景色を眺めていた。睡蓮は咲いてないけど、静かな水面の上には柳が枝垂れかかっていて、本当にモネの作品そのままという感じ。この同じ景色を見てモネが『睡蓮』を描いたんだと思うと、ちょっと感動してしまう。この池をまわる時間は、心が充電され続けてた。ここに来ることにして本当によかった。 ![]() 池の周りには花々が咲き誇っていて綺麗! ![]() モネと一緒の風景を眺めていると思うと感動 ![]() 赤い花が緑によく映える ![]() この人は池の藻か何かを取ってたんだけど、 これだけで印象派の絵になる感じ 池を見た後は、花々が咲き誇る庭を抜けて、モネが住んでいた家へ。ここにはたくさんの日本の浮世絵が飾られていてビックリした。モネが浮世絵を好きだったのかな? かなりの人だったから早足で見て回っただけなんだけど、モネが生活して、そして亡くなった家の中を歩いているってのは、なぜかちょっとシュールな感じだった。 ![]() モネの家の前には、いやってほど花が咲いている庭園が ![]() 家の中にはたくさんの浮世絵コレクション。 モネが好きだったのかな ![]() この部屋だけ仕切りがしてあったので、 ここがモネの寝室だったのかな? 元アトリエだった場所は、今は土産物売り場になってる。ここで『睡蓮』が描かれているキーホルダーが青くてとても綺麗だったので、一つ買ってしまった。その後はここを出て教会の方向へ歩いていった。 この辺は本当にのどかで、観光地なのにとても和やかな空気が流れている。なんとなく京都の哲学の道の雰囲気に似通うものがあるかも。そんな道を10分ほど歩くと、小さな教会が現れた。ここにはモネの墓がある。彼だけの墓かと思ってたんだけど、他の人の名前もたくさん書いてあったので、彼の家族の墓ということなんだろう。なんだかお墓を「観光」していることにちょっと罪悪感を抱きながらも、今回の旅行でずっと見てきたモネの作品の最終地点という意味で、静かに見させてもらった。 ![]() モネが眠る小さな教会 ![]() クロード・モネだけじゃなくて、モネ家の墓みたい 教会の内部も、小さいながらに素晴らしかった。青いステンドグラスからは青い光が入ってきて、キリストの像をミステリアスに染めていたし、とても小さな祭壇もいい感じ。それに外は暑いくらいだったのに、中はまるで冷房が効いているかのように涼しくて、汗を乾かしてくれた感じ。5分ほど椅子に座って、教会の中を見せてもらっていた。 ![]() 教会の中も、とても気持ちがいい ![]() この辺りは景色だらけ。 画家が筆を執りたくなるのもわかる気がする いやー、ジヴェルニー堪能した! またさっきの道を戻って駐車場まで行き、バスに乗り込んだのは集合時間の15分ほど前。それでもかなりの人が帰ってきてた。帰りはパリ市内に入ってから渋滞に巻き込まれたりしたけど、ずっとBobと色々な話をしていたから苦にならなかった。やっぱり医者のような仕事をしているだけあってとても頭がいい人みたいで、AIに関する話なんかはとても興味深く聞けた。最後にはDan Brownの小説の話にもなったし。僕もKindleの中に入ってるから読み始めなきゃ! 最後にはバスの中でセルフィーを記念に撮って、握手でお別れした。 ![]() Bobと記念撮影 メトロでアパートに戻ったときには、もう時間は19時。本当にちょっとだけ昼寝した後は、今日あった感動を忘れないうちに日記書き。 21時過ぎに家を出て、メトロでルーブル美術館の近くへ。そこから徒歩10分ほどで、レストランVerjusに到着。細い路地の途中にあってちょっとわかりづらいけど、ちゃんと標識が出ていたので助かった。 ここではコースメニュー一種類(€78)のみ。好みでワインペアリング(€56)をつけることができる。初めての場所だし、ペアリングがどんなものか興味があったので、ワインもつけてもらうことにした。 頼んだコースメニュー: Tasting Menu (€78) - Purple potato, herbs de Provence Chickpea socca, wild herbs Sweet peas, mint Green asparagus, brown butter, almonds Artichoke, egg yolk, saffron - House sourdough & butter - White asparagus, green garlic, brillat savarin - Morels, celeriac, wild sorrel - Romaine, lamb, parsley, garlic, snails - Almond milk, buckwheat, blood orange - Clementine Wine Pairing (€56) - Domaine de la Garrelière, VDF, Milliard Étoiles, NM - Domaine des Huards, Cour-Cheverny, François 1er, 2012 - Foradori, IGT Vigneti delle Dolomiti, Fontanasanta Manzoni Bianco, 2016 - Château de Fosse-Sèche Saumur, Gondawana, 2016 - Domaine Schlumberger, Alsace, Gewurztraminer Princes Abbes, 2014 アペタイザーはいきなり5種類のフィンガーフードが出てきてビックリ。ナイフとフォークがなかったから、てっきり忘れられたものだと思いきや、全部指でつまんで食べられるから出さなかったとのこと。それから出してくれたけど使わなかったな。 ほとんどが旬の野菜を使ったもので、肉類は途中でエスカルゴが出たのと、メインの仔羊のタルタルだけ。味つけも上品ながらにトレンディな感じで、素材の味をよく引き出していた。中でもモレルマッシュルーム、セロリアック、それにソレルの葉を使ったコースは、軽いながらも深い味わいがあって素晴らしかった。メインが生肉っていうのも意表をついてたな。 ![]() Verjusでのディナー。美味しかった! 途中でパンとバターが出てきたんだけど、このバターが超塩辛くて何か意味があるのかと尋ねたら、サーバーも試してみたらしく、普通はこんなに塩辛くないと平謝りだった。仔羊のタルタルも、気持ち塩が強いような気もしたんだけど、これは許容範囲内。今日のラインシェフの中に、塩を使いすぎる傾向の人がいるんだろうか。 場所はとてもカジュアルでロマンティック。デートにピッタリの場所かもしれない。あちこちからアメリカ英語が聞こえてきたので、アメリカ人ご用達なのかな?(笑) でも料理もペアリングも素晴らしくて、来た甲斐があった。 ディナーの後はすぐにメトロに飛び乗って、真夜中頃アパートに戻ってきた。明日は朝食の予約を入れてあるので、久々に学校に行ってた時と同じ時刻に起きなきゃ!
by alexsea
| 2018-04-17 00:00
| パリ生活2018
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