From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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4月23日(月) : グランドモスク、植物園、セーヌ川散歩、Foujita、キャンドル

パリに居られるのも、あと2日だけ。今日は少し涼しくなるらしいので、パリを歩き回ることができるのが嬉しい。

11:30頃アパートを出てグランドモスクの方に向かう。午後は暖かくなるはずなので半袖のシャツ一枚だけだったんだけど、午前中はやっぱり寒い! アパートに戻って長袖に着替えようかと思ったほど。早足で歩いているうちに、寒さもあまり気にならなくなったけどね。

グランドモスクのレストランRestaurant la Mosquéeは、以前ここに来たときから行ってみたいと思っていた場所。ヒロラくんに、タジンだったら404のよりも美味しいかもと言われていたので、すごく興味があった。中はかなり大きなレストランでビックリした。

あまり面白くないミックスサラダの後、ケフタ(ミートボール)のクスクスを注文。この間404でタジンを食べたので、いつも行くチュニジア料理の店のクスクスと味を比べてみたかったんだよね。出てきたクスクスは、優に2人分はある感じ! ケフタも大きいのが3つもあるし。クスクスにかけるスープは、チュニジア料理の店ととても似てるんだけど、こっちの方が少しだけ味が深い感じがするな。それにケフタのこんがり焼けた香ばしさが最高! とても美味しかったけど、やっぱり全部は食べきれなかったので、半分は残してしまった。デザートはミントティー。この甘いミントティーを飲むと、異文化を体験していることを実感してしまう。こういう感覚が大好きだ。

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ケフタのクスクス。香ばしくて美味しかった

満足のランチの後は、目の前の植物園(Jardin des Plantes)を通り抜けることにしよう。以前来たときにはまだ寒かったので、木々に葉もついてなかったんだけど、今回は緑の並木が出迎えてくれた。それにたくさんの花も咲いていて本当に気持ちいい。気温も上がってきて、ちょうどいい感じ!

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植物園は天国のよう

ピンクの桜の木もいくつかあって、その近くに行くと急に風が吹いて、ピンクの花吹雪が降り注ぐ。なんだかパリの街が僕にお別れのプレゼントをくれた気になって、感動で鳥肌が立ってしまった。こういう花吹雪や、雪、枯れ葉なんかの降りもの系には、僕すごく弱いんだ。この素晴らしい体験をして、自分はなんて幸せなんだろうと実感してしまう。離れるときには後ろ髪を引かれる思いだったなぁ。

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花吹雪をくれた桜の木

植物園を出た後は、セーヌ川の河畔を歩くことにしよう。パリには何度も来てるけど、なんと僕は河畔を歩いたことが一度もなかった。よかったという話はよく聞いていたんだけど、今までなぜかチャンスがなかったんだよな。やっぱり水辺を歩くのは気持ちいい。普通の道路とはテンポが全然違う感じで、時間がゆっくり流れているような気すらしてくる。本当にパリの喧騒が嘘のようだ。もっと早くやるべきだったけど、この気持ちのいい天気を待っていたのかもしれない。

トイレに行きたくなったので、近くの公衆トイレをGoogleマップで調べて行ってみたんだけど、2つ行った場所が2つとも故障中。昨日バーの近くにあった公衆トイレも故障中だったし。すごくいい設備だけど、故障が多いのが玉に瑕だなぁ。近くだったので、一度アパートに戻って用を足すことにした。

この後はまたルイ・フィリップ橋(Pont Louis Philippe)から河畔に下りて、パリの右岸をセーヌ川沿いに歩く。あちこちに子供が遊べるような施設やゆっくりできるベンチも置いてあって、こんな近くにリラックスできる場所があったことに驚いてしまう。いい景色、暖かい太陽の光、気持ちのいい風、もう本当に天国だ。今までセーヌ川河畔を歩いたことがなかったのが悔やまれた。

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気持ちのいいセーヌ川河畔をテクテク

河畔をずっとアレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)まで歩いた後は、一度地上に出て橋を渡って、また河畔に戻ってそこにあったカフェに入った。豪華なアレクサンドル3世橋を見ながら、白ワイン休憩。なんて素晴らしいんだろう。こんな贅沢な時間がたった€6で買えてしまうなんて、パリってやっぱりスゴイ場所だ。

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セーヌ川を見ながらワイン休憩

かなり長い時間をかけてワインを飲んだ後は、コンコルド橋(Pont de la Concorde)で地上に戻り、マイヨール美術館(Musée Maillol)を目指した。ここはThierryさんに教えてもらった場所で、パリに住んだ日本人アーティストFoujita(藤田 嗣治)の期間限定展示をやっているらしい。

美術館に着くと、外まで人が並んでいてビックリ! 平日でしかも16時近いのに、こんなに人気があるとは。テレビなんかでもFoujitaの展示会のことをバンバン宣伝しているらしいので、それで人が集まっているんだろう。

僕はFoujitaという人のことは知らなかったんだけど、今年彼が亡くなってから50年が経つらしい。僕が生まれる前に活躍していた人なのに、おかっぱ頭に丸眼鏡、チョビ髭にイヤリングという、とても斬新な姿の写真に驚いた。こんなにインパクトのある人のこと、なんで今まで知らなかったんだろう?

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Foujita氏の特別展示

彼の作品も、日本の繊細さとフランスの大胆さを合わせたような作品が多く、とても興味深く観ることができた。犬や猫なんかの動物もよく登場して、彼が動物好きだったことを思わせた。彼が若いときに海辺でフランス人女性たちと撮ったビデオがあったけど、女性たちと一緒にはしゃぐ彼を見ていると、そのまま今の時代に生きていてもおかしくないような感じ。それだけ彼のセンスは、時代の先を行っていたのかな。

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これはとても日本画っぽいけど、違う性格の作品もたくさん

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すごくたくさんの人賑わってた

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このスタイル。時代の先を行っていたとしか思えない

さあ、アパートの方に向かって帰ることにしよう。最初はこの近くからバスに乗ろうかとも思ったんだけど、パリを歩くことができるのももう少しだけだし、途中でCelioに寄ってまたシャツを何枚か買いたかったので(笑)、サン・ジェルマン大通り(Bd. St-Germain)を歩いて帰ることにした。Celioでは2枚のシャツを購入。アメリカにはないから買いだめしたかったんだよね。

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またシャツを購入~!

人の多さを避けるためにシャンジュ橋(Pont au Change)からまた河畔に下りて、ルイ・フィリップ橋までゆったりとした散歩を楽しんだ。シャトレ辺りからアパート近辺まで帰るときに、いつも人の多さにウンザリしてたんだけど、こうやって河畔を歩けばよかったんだね。次回来たときには、もっと河畔を使いこなしたい。

もう18時近いし、よく歩いたのでお腹が空いた。今日の夕食は、今までずっと気になっていたLa Droguerieというクレープ屋さんで買うことにしよう。ここは学校から帰ってくるときに、いつもたくさんの人が行列を作っていた場所。ネットでの評判もいいらしいので、ずっと行きたかったんだ。時間が時間だけに行列はなし。僕はReineと呼ばれる、チーズ、ハム、マッシュルーム、オリーブのクレープを注文。€5.50なり。ここから徒歩3分のアパートに戻ってから食べたんだけど、これが激ウマ! 焼けたチーズは香ばしく、ハムとマッシュルームのまろやかな味を包み込んで、そこにオリーブの塩気がスパイス感を与える。なるほど、これは人気があるわけだ。明日もし時間があったら、今度は甘いクレープを頼んでみようかな。

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美味しいクレープ! (ガレットなのかな?)

シャワーを浴びて、19時半頃いつものバーでユージくんとヒロラくんと待ち合わせ。明日はもしかすると学校の連中とどこかに行くかもしれないので、彼らと会えるのは今日が最後。いやいやいや、2か月の間本当にお世話になりました。パリに来るまでは、週末とかもずっと一人でいることになったらどうしようとか思ってたんだけど、この2人に遊んでもらったり、色々な人に紹介してもらったりしたお蔭で、パリ生活が最高に楽しいものになった。どんなにお礼を言っても足りない感じ。本当に本当にありがとね!

僕とユージくんは別のバーに移動、ヒロラくんは仕事のミーティングがあるらしいので、そっち方向に歩いていたら、途中に新しい店があるのを彼らが発見。コロンとか売ってるみたい? 外でシャンペンを飲んでる人たちが「入っていきなよ!」と言うので、ちょっと入ってみることにした。

ここはMade in Pigalleというポップアップショップで、コロン、石鹸、キャンドルを売ってるらしい。面白いのが、色々ある香りにバックグラウンドストーリーがついていること。例えばNo.6はサン・ジャルマンのシモーン。彼女はシックなファッショニスタで、香りはスタイリッシュでエレガントな木の香りもするフローラル。No.18はアベスに住むアベルで、彫刻のアーティスト。香りは木の香りや煙草の葉の香りが混ざった、落ち着いたボヘミアンな感じ。こんな感じにキャラクターを香りに結びつけられると、とても親近感がわいてしまう。僕はコロンはもうあるので、「あ、この香りはキャンドルにいいかも!」と瞬間的に思った、No.18のアベルのキャンドルを買うことにした。ちょっと高かったけど、いい思い出だ。シアトルに帰ったら、お風呂に入るときにこれを使うことにしよう。シャンパーニュをもらったり、ポラロイドで写真を撮ってもらったりして、すごく楽しかった。

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Made in Pigalleでの香りテイスティング。
一つひとつにキャラクターがついている

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シャンパーニュもサービスされたし、楽しかった!

ヒロラくんと別れた後は、ユージくんと僕は2軒バーをまわった後、また最初のバーに戻ってきた。アメリカ人のフライトアテンダントのGlennや、ドイツ人のHelmudとも知り合うことができて楽しかったなぁ。23時頃ユージくんと別れて帰宅した。

僕は結構一人でも寂しくはない方だけど、気の合う人と一緒だと楽しさが倍増するのは事実。ユージくん、ヒロラくん、パリでは本当にありがとう。またパリに来たら遊ぼうね!

by alexsea | 2018-04-23 00:00 | パリ生活2018 | Comments(0)
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