From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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苦しすぎの胃カメラと、下降していく母の体調

昨日寝る前は色々と頭にあったけど、その割にはよく眠れたと思う。朝5:40くらいにいつも飲んでる血圧の薬を飲んで、またちょっとトロトロ眠った。8:15に起床。シャワーを浴びて、胃カメラ検査のために病院に向かった。

苦しすぎの胃カメラと、下降していく母の体調_d0113429_11270057.jpg
全然「らくらく」なんかじゃないっっ!

受付は9時、検査は9時半から。鼻からの胃カメラなので、看護師が鼻の穴の奥に薬液を噴射したり、口から喉の奥に麻酔薬を噴射したりして、検査の準備。その後検査まで鼻にチューブを入れたままにされたんだけど、予想よりもちょっと太いや。鼻の奥を通り過ぎるときの不快感が凄まじい。

検査室内の検査台に寝て、そのチューブを抜かれたと思ったら、いよいよ胃カメラ投入。さっきのチューブよりもちょっと太くて、鼻の奥が拡げられる感じ! パキッという、関節を鳴らすような音が一度だけ鼻から聞こえてきた。大丈夫なのかな? 喉を通り過ぎるのは麻酔のせいか感じられなかったけど、食道に異物感があって、そのうちに胃の方にも内側を触られるような感覚があった。鼻の奥、喉の奥がすごく不快だったんだけど、頑張ってリラックスしようとして耐えてたんだ。でも胃の内側をギュッと押す感触があった時には、喉の痛みも手伝ってオエッとなってしまった。そんなことが全部で3回。いやー、胃カメラ、苦しすぎ! 完全に舐めてた! 日本だと安いけど、胃カメラはアメリカで麻酔をかけて寝てる間にやってもらった方がいいなぁ。でも前にやったのは11年以上前なので、今回やっておいてよかったんだろう。検査自体は15分以内だったと思うけど、耐えてる時間は永遠に感じた。いやはや、ツラかったー! 土曜日に結果を聞くために母の担当の医者と予約を入れて、検査は終了。

会計は¥17,890。あれ? 腸カメラよりもちょっとだけ高いじゃん。でもまあアメリカじゃこれじゃ済まないだろうし、やっておいてよかったと思う。

どこか都会をぶらつこうかとも思ったんだけど、今日も暑いので疲れてしまうだろう。コンビニでおにぎりとサンドイッチを買い込んで、家に戻ることにした。今日は家には誰もいないし、エアコンの効いた部屋でノンビリするのは最高だ。食べ過ぎかもしれないけど、おにぎりもサンドイッチも美味しかった!

苦しすぎの胃カメラと、下降していく母の体調_d0113429_11270461.jpg
これはちょっと多すぎた。でも美味しかった!

1時間ほど布団で横になって休んだ後は、また母に会うために病院に向かった。母は昨日と同じく目を開けてるんだけど、コミュニケーションは取りづらい。「大丈夫?」とか「苦しくない?」と聞くとちゃんと頷くんだけど、時々「はい、はい」、「そうなのよ」とか突然言うことがある。看護師が途中で入ってきたので、モルヒネでみんなこんな感じになるのか聞いてみると、人によって効き目が違うらしい。話に聞いたことしかないけど、ハイになった感じで気持ち良くなるんだと思ってた。なんだか母は幻覚を見ているのか、ボケてしまったかのようになってる。

でも時々コミュニケーションを取れる時はある。「背中が痒い」と言ったので掻いてあげたり、何も飲めないので「喉が痛い」と言ったこともある。「足がだるい」とも言ったんだけど、さっき看護師さんが毛布を直してた時、母の両足が腫れているのが見えた。だるいのはきっとこのせいなんだろう。どうすることもできないので、あとで看護師さんに言ってみることにしよう。

母の様子を見ながら、来週の水曜からのはずだったフランス旅行のホテルを、ラップトップで全部キャンセルしてしまった。今年の2月から計画していた旅行なのでとても惜しいけど、旅行ならばいつでも行けるし、もしかすると今回の旅行には行ってはいけないというお告げなのかもしれないと、良い方に考えることにした。

母がわからないことを言ってくる時には、本当に悲しくなる。この間、東京大神宮で貰ってきたお神札を病室に持ってきたんだけど、それを見ながら神様と祖母とFoxとエス(昔飼ってた柴犬)に、どうか母が苦しみがないように逝けますようにと、ずっと祈っていた。

途中で別の看護師さんが入ってきて、今の状況を説明してくれた。昨日から母のお小水の量が減って、熱も出ているらしい。腎臓が機能しなくなってきてるんだろう。熱さましは投与したらしく、少しは下がったみたいなんだけど、それでも現在は37.7℃。心拍数も130から170くらいを行き来してる。あまり苦しかったら、先生からモルヒネの量を増すことも許可が出ているらしいんだけど、今の量でも無呼吸症候群みたいな感じで半分くらいは呼吸が止まってる感じなので、これ以上増やすとそれが気がかりだ。腎臓の働きが止まってきているなら、残された時間は本当に僅かだと思う。看護師さんは、守衛に言えば面会時間後も病院に居れることを教えてくれたけど、泊まれるわけなじゃし、僕が居るからといって何ができるわけでもない。本人は薬は今のレベルでいいと言っているので、今日は面会時間ギリギリまで居て、後は運を天に任せるしかないと思う。

面会時間の終わりまで居るので夕食はいらないことを義姉に伝え、下のコンビニでヒレかつ弁当を買ってきた。まだお腹が空いてるわけじゃないけど、何か食べないとやってられない。昨日・今日は本当に1分1分大量な精神エネルギーを使ってる気がしたので、よほどストレスが溜まっているんだろう、お腹も空いてないのに、一気食いしてしまった。

母が時々何か言うのを聞き取れないといけないので、テレビは無音状態にして画面だけ見てた。時々「はい、ありがとう」とか言ってくるのには応えられるんだけど、何を言っているかわからない時にはどうしようもない。「もう商売にならんよ」とか言ってた時もあったので、ボケたというよりも、寝ている時に見た夢が起きても続いてるのかもしれないな。20秒寝て、その後無呼吸で覚醒、20秒起きてるといったパターンの繰り返しなので、夢みたいな感覚がずっと続いているんだろう。起きた時に「大丈夫?」とかこちらから尋ねたときには、ちゃんと応えられてるもの。

19時過ぎに兄が、その後義姉と姪が来てくれた。昨日や一昨日は感情的になってたけど、今日は「ありがとね。ありがとね」と言うだけで、涙まで見せることはなかった。泣かれるとこっちまで悲しくなってしまうのでホッとした。みんなに現状を伝えた後は、19:40くらいにみんなで母に別れを告げて病院を離れた。今回僕は初めて、これが最後かもしれないと思いながら、「じゃあまたね。ゆっくり休んでね」と伝えてきた。母はしっかりと僕の目を見て、「ありがとうね」と言ってくれた。

真っ暗な中で自転車を走らせながら、ほとんど泣いてたと思う。一昨日が「一番キツイ日」だと思ってたんだけど、昨日も今日も、その称号を更新し続けてる。

家に戻ったらすぐにテレビを点けて、柿ピーを食べながらチューハイをがぶ飲み。少し頭を母のことから離さなければならない。でもやっぱり今日のこともちゃんと心に焼き付けておきたいので、日記もちゃんと書いたりしてた。

寝る前には、YouTubeで色々な音楽ビデオ(Radwimpsの『愛にできることはまだあるかい』や米津玄師の『Lemon』が僕の中で大ヒット)を観て心を落ち着けた。やっぱり音楽は僕にとって、色々な意味で薬になるみたいだ。12時に消灯。
by alexsea | 2019-10-02 00:00 | 日記 | Comments(5)
Commented at 2019-10-03 21:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2019-10-03 21:26 x
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Commented at 2019-10-03 21:41 x
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Commented at 2019-10-15 18:49 x
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