![]() From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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フランス2019: 雨のニース
今日はアルルを離れ、ニースまで車を走らせなければならない。ホテルを7時に出るので、朝食には早すぎる。どこか高速の途中のサービスエリアで食べることにしよう。
優しかったホテルのおじさんに別れを告げ、まだ真っ暗な中ニースに向かって出発。到着までは約3時間の道のり。途中で事故があったらしくてちょっと渋滞したことがあったけど、その後はあまり問題なくドライブできた。1時間半くらい走った頃に、サービスエリアに寄って朝食。サンドイッチとドリンクを注文したら、知らないうちにセットを注文したことになっていたらしく、デザートも選ばなきゃいけなかった。美味しかったから全部食べたけどね。 ![]() サンドイッチとエクレアで朝食 ニースに着くちょっと前から、急に豪雨が降り出した。この豪雨がもう半端じゃない。滝のような雨がガーッと降っていて、周りの車もみんなハザードを出しながらノロノロ運転しなきゃいけなかったほど。あんな豪雨は今までに体験したことがない。運転に慣れているKoreyも、さすがに怖かったと言っていた。今日・明日は雨の予報だったんだけど、ずっとこんな調子だったら困るなぁ。結局酷い豪雨は10分ほどだけで、後は普通の雨になってくれたのでちょっと安心した。 ![]() この豪雨はかなり怖かった! ニースに入ってすぐにガソリンスタンドに寄って満タンにした後は、大通りのすぐ脇にあるレンタカー会社に車を返しに行った。でもどこに止めたらいいのかわからずに、一回ぐるっとまわらなきゃいけなかった。これが日本だったら返す場所のことは事前に教えられてると思うけど、こっちでは細かいことは教えてくれない。仕方ないのでレンタカー会社の隣のホテルの前に車を一時停車させてもらって、どこに駐車したらいいのか聞きに行ってきた。結局、そのすぐ前に地下駐車場への入口があって、その中でどこでもいいから止めて、その場所の番号だけ教えればいいらしい。色々と車をチェックされるのかと思ってたので、すごく拍子抜けした。 レンタカー会社で車を返した後は、海岸の前の大通り『プロムナード・デザングレ(Promenade des Anglais)』を5分ほど歩いて、今回泊まるホテルLe Royal Promenade des Anglais(2泊で€347.60)へ。ここはずっと前に予約した時には€100近く安かったんだけど、一度キャンセルしてまた予約し直したので高くなってしまった唯一のホテル。せっかく海岸沿いにいるんだから海が見える部屋がいいし、ニースだけはちょっと奮発することにした。部屋がまだ用意できていなかったので、大きな荷物だけ預かってもらってから観光に出かけることにした。 雨が降っているとはいえ、まず海に挨拶しなきゃ。大通りを渡ってすぐのところから、鉛色の海を鑑賞。まあ晴れていても海水浴できるような気候じゃないし、さっきのような豪雨でもないので、これでよしとしなくちゃな。久しぶりに見る海、それに初めてのフレンチ・リヴィエラの海はとても大きく、長時間のドライブで疲れた心身を癒してくれるようだった。 ![]() 初めてのフレンチ・リヴィエラの海は鉛色 この後は旧市街の方に歩いていこう。旧市街に入ると大都会の雰囲気が薄れて、綺麗な街並みの両側にレストランや店が並んでいる。その中でとても可愛いハロウィンのデコレーションをしているお菓子屋があったんだけど、ここってよく見ると有名なHenri Auerじゃないですか! ここはフルーツ・コンフィやアーモンドチョコレートで有名な老舗。カボチャの形をした可愛いお菓子がショーウィンドウにあったので一瞬買って行こうかと思ったけど、なんだか体がだるくてショッピングする気にもなれなかったのでパスすることにした。 ![]() 老舗のお菓子屋Henri Auer 途中のビルから正装したアフリカ系の人たちがたくさん出てきて、あー結婚式なんだなって思ってたんだけど、その後大きな歓声や歌なんかで盛り上がっていたので、ちょっと道を戻って見に行ってしまった。紙吹雪は飛んでるし、かなりの人がワイワイいってるし、とてもハッピーで楽しそう。あんなに人が集まってるところを見ると、金持ちのカップルなのかな。お幸せに! ![]() たくさんの人たちが集まって賑やかな結婚式のお祝いみたい この後はいつも朝市が立っているサレヤ広場(Cours Saleya)へ。雨が降っているとはいえ、ここはたくさんの人が行き交っていて繁盛しているみたい。もうすぐ12時なので、ちょっとお腹が空いてきた。この市場の周りにはたくさんのレストランがあるので、どこかでランチにすることにしよう。なんだか結構疲れてきていたので、市場のすぐ前にある良さそうなイタリア料理屋に飛び込んだ。お腹が空いてるけどあまりたくさんは食べられそうにないので、ニース辺りで有名なサラダ・ニソワーズを頼んだ。ワインを飲みながら、市場を行き交う人たちを眺めるのは楽しい。サラダもシンプルながらに美味しかったけど、もうちょっと一捻り欲しい感じだったかな。途中でシェフらしきおじさんが店から出てきて、目の前の店で何かのハーブを買ってから店に戻ってきたのが微笑ましかった。たぶん市場の人たちとは、みんな顔見知りなんだろうな。 ![]() 雨が降っていてもサレヤ広場の市場は活気がある ![]() ワインを飲みながら行き交う人々を眺めるのは楽しい ![]() サラダ・ニソワーズ。 もうちょっと一捻り欲しかった この後は旧市街をちょっと歩き回って観光してたんだけど、どうも体が疲れてしょうがない。ここ2~3日ちょっとだけ風邪気味だったんだけど、それが重くなっちゃったかな? もうすぐチェックインできる時間なので、観光はここで切り上げてホテルに戻ってみることにしよう。 ![]() ロセッティ広場(Place Rossetti) ホテルに戻ると、部屋が用意できていたのでよかった。2階の部屋だから高さはあまりないけど、外にはゆったりとしたベランダもついてるし、真正面に海が見えるし、結構いいかもしれない。とにかく体がだるかったので、薬を飲んでから昼寝することにした。Koreyは外の散策に出かけていった。ウトウトしていたら、何台もの車がクラクションを鳴らしながら、目の前の大通りを行ったり来たりしてるみたい。以前メキシコかどこかでこういう光景に出くわした時にはスポーツチームが勝ったお祝いだったので、てっきり今回も何かのスポーツイベントなんだろうと思ってた。でも後で帰ってきたKoreyに聞いてみると、さっき見た結婚式の人たちだったらしい。どれだけ豪華な結婚式なんだよ!(笑) ![]() ホテルの入口の奇妙な像 ![]() 大きなベランダもあるし、海も見えるし ウトウトした後、15時半頃外を見てみると青空が出てる! さっきまで鉛色だった海がターコイズ色になって、とても綺麗だ。これがフレンチ・リヴィエラの海の本来の色なんだね。海まで出て行きたかったけど、まだ体がだるいので無理をせずに寝ていることにした。今日はディナーまで何もすることはない。陽が沈んで暗くなった後は、外のベランダに取り付けてある照明でホテルが青く染まる。大通りにあるんだから、これくらいの演出しなきゃいけないよね。外から見ても、とても綺麗だった。 ![]() 青空の下の海は綺麗! ![]() 青く染まったホテルも綺麗 今夜ディナーの予約を入れてあるのは、ホテルのすぐ裏にある『Keisuke Matsushima』。名前の通り日本人がシェフのフランス料理屋で、かなり評判が高いので行ってみたいと思ってた。小さめだけどとても雰囲気のいい店で、肩の張らない高級感が漂ってる。「ウマミ」という名のコースを注文。アミューズブーシュから牡蠣のコースから、繊細な味が最高に美味しかった。音楽が流れていないレストランなので、客が少ない最初のうちは違和感があったけど、たくさん客が入った後は会話自体がバックグラウンドになって、普通の雰囲気になったのでよかった。 でも貝柱のコースを食べるくらいから、僕の体に違和感が。あれ、ヤバイ、食べられない。えー、ボーヌのレストランの二の舞ですか?! でも今回は消化しきれていないものがお腹にあるというよりも、これ以上食べると冷や汗が出るって感じで、以前よりもヤバイかもしれない。まさかこれ、体調のせい? 美味しい料理が次々と出てくるんだけど、一口くらいしか食べられないので、途中から量を減らしてもらった。それでもやっぱり少ししか食べられないのが悔しい! サーブしてくれていた日本人の人が、「食べられませんか?」と聞いてきたときにはもう平謝りだった。やっぱり彼が松嶋啓介さんだった。こんなに美味しい食事を食べたいのに食べられないって、これはもう拷問に近い。母も、亡くなる前はこんな感じで苦しかったのかな。レストランの皆さん、せっかくの料理を食べられなくて本当にごめんなさい。 ![]() どれもとても美味しかったんだけど、 体調のせいでたくさん残してしまったのが残念! レストランを出た後は、裏通りを歩いてホテルに帰ったんだけど、あちこちでみんなワイワイやっていてとても楽しそう。僕はまた体全体が重い感じだったので、どこにも行けずに寝てしまった。明日は少しは回復しているといいなぁ。 ![]() 夜のニースは裏通りでも賑やか
by alexsea
| 2019-10-19 00:00
| 旅行記
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