プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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フランス2019: パリで至福のジャズ体験
朝起きると、体力が低下してはいるものの、昨日のような全身のだるさはない。どうやら峠は越えてくれたみたいで本当によかった。ギリシャの時ほど激しくなかったとはいえ、やっぱり同じような24時間インフルエンザだったんだなぁ。これでパリで楽しく過ごせるぞ!
7時半頃ホテルをチェックアウト。本当はバスで空港まで行こうと考えてたんだけど、Uberでもそれほど高くはないらしいので、それで行くことにした。大きな荷物を抱えて慣れないバスに乗るよりも、ずっと安心かもしれない。 Uberを待つ間に見えた幻想的な色の空 さようなら、ニース。 またいつの日かちゃんと観光しに来るからね 空港ではKoreyが持っていたクレジットカードでラウンジに入ることができたので、そこでクロワッサンなんかを食べて朝食とした。10:40に離陸した飛行機は、定刻通りパリのオルリー空港に12:05に到着。Orlyvalという空港の電車でAntony駅まで行き、そこからRER Aに乗り換えてChâtelet – Les Halles駅まで。駅から徒歩5分ほどで、ポンピドゥーセンターのすぐ近くのアパートに13時半頃到着した。ここはAirbnbで取った場所で、1泊$85.19換算。ここに僕は2週間ちょっと滞在することになる。 オーナーからメールでもらった2つのドアコードを入れてビルの中に入り、小さなエレベーターで5階まで。部屋に行くと、オーナーの友達らしいThibaultという人が出迎えてくれた。彼から部屋の鍵をもらって、Wi-Fiとか知っておかなきゃいけないことは全て1枚の紙にプリントアウトしてあったので安心だった。1年半前にパリに滞在した時のアパートよりも少し大きい感じ。窓からはポンピドゥーセンター近くの壁画が見える。駅にも近いし、僕の好きなバーにも歩いてすぐだし、ここで2週間も暮らせるなんてドキドキしちゃうな。ちなみに去年通っていた語学学校は、アパートを出て角を曲がってすぐの徒歩1分。去年もここにいたら便利だっただろうなぁ。 アパートの窓から見た景色 さて荷物を置いて一息ついたら、パリの街を歩くことにしよう。Koreyに僕が去年住んでいたアパートを見せてあげたりしながら、マレ地区を通り抜けてヴォージュ広場(Place des Vosges)までのんびり歩く。ランチがまだだったので、ヴォージュ広場の目の前にあるMa Bourgogneというレストランの外のテーブルに座ることに。すると隣に座ってたフランス人のおばさんが、僕が座ろうとした椅子が壊れていて針が突き出ていることを教えてくれた。ありゃりゃ、これは危ないな。お礼を言って、別のテーブルの椅子と交換してから座った。ランチの時間としては遅いので、ここでは軽く食べることにしよう。色々な薄切り肉が乗ったシャキュテリーを二人でシェアして、メインはオニオンスープ。少しだけ肌寒い感じだったので、温かいオニオンスープが体に染み入る感じがした。 オニオンスープが体に染み入る しばらくここで食事休憩した後は、また散策を開始することにしよう。昔のサン・ポール教会の残骸の壁や、中世から残っている壁、それに建物の壁に残る砲弾なんかをKoreyに見せてあげた後、サン・ルイ島を歩いてノートルダム聖堂の方へ向かう。今年4月の火災で屋根や尖塔が焼け落ちて大きな被害を受けたノートルダム聖堂。屋根には足場が組まれていて、クレーン車もあり、修復作業が進んでいるようだった。また中に入れるようになるまでにどのくらいかかるのかわからないけど、パリの人々の心の拠り所の一つなんだから、早く直ってほしいな。 サン・ルイ島のギャラリーに飾ってあった僕好みの絵。 もう少しで買ってしまうところだった 修復作業中のノートルダム聖堂。 尖塔もなくなって悲しい この後はサン・ジェルマン・デ・プレ教会(Église de Saint-Germain-des-Prés)まで裏通りの繁華街を歩いて行って、有名なカフェで休もうということになった。Café de Floreに入りたかったんだけど満杯のようだったので、隣のLes Deux Magotsに入ることにした。この2つのカフェは、昔有名な作家たちが足繁く通っていた場所として知られている。美味しいホットチョコレートを飲みながら、街を歩く人たちをピープルウォッチング。やっぱりパリの人たちはセンスがいいな。普通のおじさんやおばさんでもちゃんとファッションに気を遣っているようで、アメリカでは考えられないような色のパンツを履いていても、それがしっくりくるんだからスゴイ。寒い日でも寒くない日でも、やっぱりマフラーはファッションとして必須みたいだね。 美味しいホットチョコレートを飲みながら ピープルウォッチング しばらくここで休んだ後は、すぐ近くのメトロの駅から地下鉄に乗って、アパートに戻ることにした。そうしたら、今まで行ったことがなかった、アパートのすぐ隣のサン・メリ教会(Église Saint-Merry)の扉が開いてるじゃないですか! 後で調べたら、ちゃんと毎日正午から19時まで開いてるらしい。僕は行こうとしてなかったから、夜に見ていつも閉まってると思ってただけだったんだね。中が見られてよかったな。中規模の教会で、結構綺麗でビックリした。 サン・メリ教会の内部はとても綺麗だった! アパートに帰り着いたのは17時頃。それからちょっとだけ休んで、18時過ぎに僕の好きなバーで、パリに住む日本人友達のヒロラくんと再会。この間僕が日本に行ってる時、ヒロラくんも偶然日本に帰省していることがわかったので、新宿で落ち合って飲んだんだよな。去年僕がパリに住んでいるときも、ワインの試飲会に連れて行ってもらったり、一緒に花見に行ったりして、彼にはすごくお世話になった。またパリで会うことができて嬉しかった! ヒロラくんと再会! ビールで再会を喜んだ後は、19時くらいに今夜の夕食の場所へと歩いて行くことにした。途中の警察署がフランス国旗の色に照らし出されていて綺麗だったりとか、逆にノートルダムは真っ暗で悲しくなってしまったりした。 国旗の色に照らし出された警察署 逆に真っ暗なノートルダム聖堂 今日の夜は、パンテオン(Panthéon)の近くの店『Le Piano Vache』。ここはただの飲み屋なんだけど、月曜の夜には20時半からジャズのライブバンドが演奏してくれるらしい。どれだけ混んでいるのかわからないから19時半に着いたんだけど、その時点ではまだガラガラだった。最初はバーのすぐ前の席に座らされたんだけど、音楽を聴きに来たんだけどと言うと、別の部屋のテーブルに案内された。バンドが来るであろうすぐ前の特等席! ここではちゃんとした食事はできないけど、今日はお昼が遅かったし軽くでいいんだ。シャキュテリーとチーズが乗ったプレートに、ドライなロゼワインを1本頼んでバンドの登場を待っていた。 バンドを待つ間のワインとおつまみ さっきまでガラガラだった店内も、開演時間が近づくにつれて満杯になっていく。バンドメンバーが一人遅れたようなので開演は21時過ぎになってしまったけど、3人のバンドメンバーが揃うと、いよいよ演奏の始まり。えーー! スゴイーー!! こんな小さなバーでの演奏だから、ちょっとアマチュア的なのかと想像してたんだけど、プロだよ完全にプロ! 欠点を探そうとしても見つからないし、自信に溢れたジプシージャズの演奏に顔が自然に笑顔になってしまう。リーダーのRodolphe Raffalli氏のギターは技術も感情も最高だし、David Gastine氏のリズムギターは全体の雰囲気を定義しているみたいだし、Raoul Gastine氏のベースは心地よい響きを体全体に与えてくれる。フランスのジャズシーンではアコーディオン奏者がいることが多いんだけど、それがなくても全然気にならなかった。もうこの3人だけで完璧。あー、幸せ。ここに来てよかった! Rodolphe氏、David氏、Raoul氏による楽しい演奏!! 1セット目が終わった後にリーダーがCDを売っていたので、2つ買ってしまった。どっちにもちゃんとサインしてくれて感動! これはシアトルの家でディナー音楽として定番になりそうなだな。僕は1セットだけでもういいかなって感じだったんだけど、Koreyが次のセットも聴きたいというので残ることにした。店はさらに混雑してきて、演奏中に喋って店の人に「シーッ!」される人もいたりして、1セット目に比べるとちょっと周りが騒がしかった感じ。音楽は素晴らしかったけど、やっぱり疲れてきて最後の方ではちょっと眠くなってしまったので、1セットだけで帰るのが無難だったかもしれない。 家に戻って聴くのが楽しみだ! Le Piano Vacheは20代から30代の若者でいっぱい でも彼らの音楽が体の芯から温めてくれた感じで、アパートに帰るまでの道はずっと興奮したままだった。ジャズが好きでも好きじゃなくても、パリに行く人にはここを体験してもらいたいなぁ。月曜の夜だけなのでお忘れなく!
by alexsea
| 2019-10-21 00:00
| 旅行記
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