From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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フランス2019: カタコンベと博物館と

今日は朝はゆっくり。11時入場のチケットを買ってある『カタコンベ(Les Catacombes de Paris)』に行くまでは何も予定がない。僕がシャワーを浴びている間に、Koreyがすぐそばのスーパーまで行ってクロワッサンやオレンジジュースを買ってきてくれたので、それで朝食にした。本当にこのアパートは周りになんでもあるから便利だ。

Châtelet – Les Hallesの駅からRER Bに乗ってDenfert-Rochereau駅まで。そこからカタコンベはすぐ。近づいていくと、入口から伸びる長蛇の列が目に入った。僕らは11時に入場できるチケットをネットで買っておいたからいいけど、あんな長い列に並んでいたらいつ頃入れるんだろう? 人気の観光場所に行く時には、事前にチケットを買っておくことが必須。ルーブル美術館も、最近は事前にチケットを買っておかないと入れなくなったらしいしね。

長蛇の列を横目にチケットを持っているラインから即行で入場して、セキュリティチェックを通り抜け、カタコンベへの階段を下りていく。ここには以前シアトル友達のLioとDanと来て以来だから、実に9年ぶりだ。今回はネットでチケットを買ったせいか、オーディオガイドがついてきたのでそれを聞きながら進んだ。何もわからずに見学した以前と違って、例えばフランス革命の時の死者を集めた場所があるとか、新しいことがわかってよかったかも。でもやっぱりここはすごい場所だ。骸骨がたくさんあるのに不思議と怖くないんだけど、ここに一人で来るのは絶対に嫌だな。骨だらけの長い長い道を50分ほどかけて通り抜け、長い螺旋階段を上ってやっと地上に戻ってきた。

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カタコンベは人骨だらけ

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数えきれないほどの人骨の中を歩いていく

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ここら辺はフランス革命で命を落とした人たちの骨

今日のランチは特に予定していないので、どこか良さそうなところに入って食事することにしよう。カタコンベの出口を出てから少し歩いていたら、黒板にランチメニューが書いてある場所があったので、そこに入ることにした。Le Petit Clubという名前のカフェ。僕はクロック・マダムを注文したんだけど、とても美味しくてよかった。そういえば本場フランスでクロック・マダムを食べるのって、今回が初めてかもしれないな。

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本場のクロック・マダムは当然のように美味しかった

この後はメトロに乗って、『ケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館(Musée du Quai Branly – Jacques Chirac)』へ。ここは去年パリに2カ月間いた時に初めて来た場所で、とてもカッコいいレイアウトの建物と、世界の民族文化の美術品や装飾品の数々に感動した記憶がある。パリにはたくさん美術館や博物館があるけど、ここは他とは一風違う場所で、パリに行く人にはぜひ訪れてもらいたい場所の一つだな。ルーブルやオルセーは人混みで気持ち悪くなりそうなことがあるけど、ここはゆっくりと歩き回るのに最適の美術館。というわけでKoreyも連れて行ったんだけど、彼も面白かったと言ってくれたのでよかった。

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この美術館はシックなデザインも素晴らしい

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様々な民族文化のアートが楽しめる

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こういう不気味なアートに惹かれてしまう自分もいる

この後は凱旋門近くまで歩いて、僕の好きなCelio*で服探し。でもなんだかデザインの雰囲気が変わっちゃった気がするぞ。以前は普通のシャツにちょっとだけ一捻り入ったデザインが多くて大好きだったんだけど、今はそういうのが一つもない。これじゃあGapと変わらないじゃん! 結局何も見つけられずに店を出ることになってしまってガッカリ。時期が悪かったのか、この店だけがそうだったのかわからないけど、僕が帰るまでの間に気に入った服を見つけられるといいなぁ。

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曇り空だけど、やっぱり僕は秋のパリが大好きだ

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シャンゼリゼ大通りの向こうには凱旋門が見える

さて結構歩き疲れたので、メトロでアパート近くまで戻って、昔何度かランチでお世話になったカフェに入ってビール休憩することにした。目の前にはレインボーカラーの横断歩道がある。去年住んでいた頃にはなかったので、ここ1年半のうちに追加されたんだろう。サンフランシスコやシアトルのゲイエリアにもレインボーカラーの横断歩道があるけど、ここみたいな縦線のレインボーは初めて。なんだかスマートな感じでいいな。

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縦線のレインボー横断歩道は
パリならではのスマートさを感じる

じっくりとピープルウォッチングを楽しんだ後は、アパートで休憩。Koreyは明日シアトルに帰らなきゃいけないので、今夜が最後だ。僕は昼寝している間に、彼は近所を歩き回っていたらしい。

夕食は19時に『Le Châteaubriand』を予約してある。ここは6年前にパリに来た時に行く予定だったんだけど、24時間インフルエンザにかかってしまって、泣く泣く予約を取り消した場所だったんだよな。前からずっと行きたかった場所なので、今回行けることがとても嬉しかった。

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Le Châteaubriand、ここにずっと来たかった!

ここはテイスティングメニューで勝負の店で、一人€75。ワインペアリングは一人€65。Koreyの最後の夜ということで、奮発してワインペアリングも頼んでしまうことにした。最初のグジェから最後のチーズまで、もう本当に美味しい料理ばかりで素晴らしかった。フルーツのスープっぽいものを飲んだすぐ後に、一緒についてきたメスカルを飲み干して口の中での余韻を楽しむとか、少し一捻り入った料理ばかり。Koreyと二人で感動しながら食べていて、遊び心っぽいものがニューヨークのEleven Madison Parkに似てるねって話してた。とにかく最後まで手を抜かない料理ばかりで、美味しさに感心するばかり。フレンドリーなサービスもよかったし、ワインのペアリングもとてもよかったし、最高のディナーだった。今度またパリに来たときには訪れることにしよう。

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遊び心があって、全てが美味しい!

メトロに乗ってアパートの近くまで戻り、Koreyが見たことのなかった夜の市庁舎の素晴らしさを見せてあげたり、バーに最後の一杯を飲みに行ったりした。でも明日はKoreyが朝早く出発しなきゃいけないので、それほど夜更かしはしないでアパートに戻った。

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帰りのメトロで見た、スチームパンク的な
Arts et Métiers駅

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夜の市庁舎は豪華絢爛で大好き!

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Koreyのフランス最後の夜にビールで乾杯!

by alexsea | 2019-10-22 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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