From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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フランス2019: パリの近代的な一面

今日は前から気になっていたパリ近郊の街、ラ・デファンス(La Défense)から攻めていこうと思う。ここは凱旋門からシャンゼリゼ通りとは反対側にずーっと行ったところに位置する、高層ビルが立ち並ぶビジネス街。歴史的なパリの街とは真逆の近代的な場所ということで、以前から興味はあったんだけど観光の優先順位的にはちょっと低かった。今回は時間があるので、気になっていた場所を全部訪れてみたいと思っていた。

Châtelet – Les Hallesの駅からRER Aに乗ってGare de La Défense駅で下車。メトロ1番線でも行けるけど、RER Aの方がずっと早い。もう駅からして結構近代的で、中2階からメインフロアを眺めると、なんだかちょっと映画『マイノリティ・リポート』のような近未来的な場所のように思えた。

駅から外に出ると、目の前には巨大な『グランダルシュ(Grande Arche)』が現れる。でもこれは後のお楽しみにしておいて、ショッピングモールの横を通り抜けて『アイヨータワー(Les Tours Aillaud)』を目指す。わずか3分ほど歩いただけで、奇妙な建物群が見え始めた。これは1977年に建てられた公営住宅で、設計はEmile Aillaud氏。公営住宅というイメージを打ち破るかのように、ニョキニョキと空に向かって伸びる円柱状の建物。一つひとつ高さも違えば、壁のタイルのデザインも違う。側面には四角や丸や雲の形をした窓が並んでいて、近未来的な建物というよりは、どこか違う惑星に来てしまったような感覚だ。建設当初は、もしかすると反対意見もあったんじゃないかなぁ。Laurent Kronentalというアーティストの写真を見てここに来たくなったんだけど、やっぱり実際に来てみると迫力が違う。彼のウェブサイトに内側から見た写真もたくさん載ってるんだけど、これも素晴らしい。実際は狭いのかもしれないけど、こういう非現実感ってすごくいい。

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こんな感じの風景って、なかなか見れないよね

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ここにちゃんと人が住んでるんだからスゴイ

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まるで別の惑星に来てしまったかのよう

十分にシュールな景色を楽しんだ後は、駅の方まで戻ることにしよう。グランダルシュの上のレストランで12時に予約してあるんだけど、まだまだ時間があるので、駅のすぐ横のWestfield Les 4 Tempsというショッピングモールにちょっと入ってみた。ここもまた近未来的な感じの建物。下の方には店がたくさん並んでいるんだけど、上の階には映画館なんかが入っていて、大きな吹き抜けがそのど真ん中を貫いていて面白い景色。僕が好きだった(←過去形)Celio*も入っていたのでちょっと見てみたんだけど、やっぱり前とはデザインが変わっちゃったみたいで、好みの服が見つからない。まあ今日も歩き回る予定なので、今好みの服が見つかっちゃったら困るんだけどね。

この後はいよいよグランダルシュ。やっぱりデカイ! このスケールの大きさは、新宿の高層ビル街やニューヨークでも味わえない。箱型の建物は内側が空洞になっていて、ここにはノートルダム聖堂がすっぽり入ってしまうほどの大きさらしい。遠くから見るとただのモニュメントなのかなと思うけど、近くまで行くとこれがオフィスビルだってことがわかる。こんなところで仕事するなんて一体どんな感じなんだろう? この入口の階段には結構たくさんの人が座っていて、景色を眺めたり本を読んだり、思い思いのことをしているみたい。僕もちょっと腰かけて景色を見てみると、ずーっと向こうに凱旋門が小さく見えていい感じ。

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グランダルシュは、とにかくスケールが大きい!

グランダルシュの吹き抜け部分には、展望階に上るエレベーターが何機かある。チケット売り場にはかなりの人が並んでいたけど、展望階のレストランの予約があれば名前を言うだけで無料で通してくれる。僕も予約があったので、列に並ぶことなくエレベーターに乗ることができた。エレベーターが動き出してから気がついたんだけど、そういえば僕高いところは苦手なんだった! エレベーターからは360度グランダルシュの吹き抜け部分が見えるので、どんどん上がっていくにつれて足がすくむ感じがする。でもこういうエレベーター体験は滅多にできないかもしれないな。

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エレベーターのチケットを買う行列

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足がすくむ怖さ。高所恐怖症の人は注意

今日のランチのレストラン『La City』はグランダルシュの中のレストランだけあって、インテリアもモダンでシック。でもサーバーはジーンズで給仕してくれて、とてもカジュアルな雰囲気もある。ランチメニューは、アペタイザーとメインとデザートのセットが€38。それぞれ5~6種類の中から選ぶことができる。僕は「パッタイ・ブッダボウル」、秋の野菜カレー、バニラのパンナコッタを選択。

アペタイザーの「パッタイ・ブッダボウル」は何のことか全然わからなかったんだけど、来てみたらただのサラダじゃないですか。キュウリ、ミニトマト、スイカ、ほうれん草、エノキ、シソなんかが入ってた。美味しかったんだけど、全然パッタイでもないし、ブッダっていうのはみんな野菜だってこと? 名前で勘違いする人いるんじゃないかなあ?(笑) メインの野菜カレーは、ほんのりとカレーの香りがする野菜たっぷりシチューといった感じ。ジャガイモやカブの角切りが入っていてなかなか美味しんだけど、かなりコレジャナイ感がある。ライスやナンがついてこないのはいいんだけど、味が優柔不断すぎって感じでなんだかはっきりしない。サラダの方がしっかりした味で僕は好きだった。デザートのパンナコッタはとても柔らか。パンナコッタというよりも、フルーツにクリームソースがかかった感じ? これは上品な甘さで一番好きだったかな。メインにはちょっと不満があったけど、全体的にはなかなか面白いランチだったと思う。

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なかなか美味しかったLa Cityでのランチ

食事の後は、まずその階にある写真展を見てみることにしよう。Yann Arthus-Bertrand氏による地球上の様々な景色がたくさん展示してあった。空から撮った写真は、場所によっては地球とは思えないような不思議なパターンを作り出してたりして、そういう景色が大好きな僕にとってはツボにはまりまくり。綺麗な景色だけじゃなくて、オイルが流れ出したような不気味な光景もたくさんある。僕にとっては、とても見応えのある展示だった。すぐ隣には人のポートレートや、動物と人のコミカルな感じの写真もあったりして、そっちも結構面白かった。

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地球の様々な顔を見ることができる写真展はすごくよかった!

さて、外に出て屋上に上がってみることにしよう。ガラスで仕切りがあるとはいえ、やっぱり景色がとても綺麗。さっき行ったアイヨータワーもちょっと見えるし、凱旋門まで真っすぐに伸びる道の風景も圧巻だし。反対側の景色を見に行ったりしていたら、6人くらいの銃を持った兵士たちが屋上を見回りに来ていた。パリの有名な観光地では、こういう兵士を見ることがよくある。なんだかちょっと物々しくて怖い感じだけど、彼らが見張っていてくれると考えれば安心感が出てくるよね。

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このずーっと先に凱旋門が小さく見える

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警備中の兵士たち。お疲れ様です

またエレベーターでちょっと怖い思いをして地上に下りた後は、メトロに乗ってLes Sablons駅まで。ここから少し歩くと、ブーローニュの森(Bois de Boulogne)に辿り着く。ここはニューヨークのセントラルパークの2倍以上の面積があって、博物館、遊園地、競馬場、テニス場などかある超巨大な公園。この一角に『フォンダシオン・ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)』という場所がある。これはその名の通り、ルイ・ヴィトン財団が2014年に開館した美術館。アメリカ人建築家のFrank Gehryがガラスをメインにデザインしたらしい。せっかく近くにいるんだからということで、行ってみることにした。

メトロの駅から歩くこと10分ちょっと、とても変わった建物が見えてきた。鉄骨と木とガラスを組み合わせて直線と曲線を作っていて、言葉では言い表せないような形をしている。この外観だけでも見応えがあるんだけど、中では『Charlotte Perriand: Inventing a New World』という特別展をやっていた。Charlotte Perriandはフランス人の建築家でありデザイナー。今年は彼女の死後20年ということで、この特別展が計画されたらしい。中にはたくさんのモダンアートや、モダンで機能性に優れた家具がたくさん展示されていた。あーこんなのもこの人がデザインしたの?っていうような、見たことのある家具がいっぱい。1970年代か80年代のモダンな家具は、ほとんど彼女の影響を受けているような気がするな。

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フォンダシオン・ルイ・ヴィトンは、建物からしてスゴイ

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Charlotte Perriand氏のたくさんの家具を展示してある

たくさんの展示物も面白かったけど、テラスに出るとまた最高! 外から見たあの奇妙な建物の輪郭を間近に見ることができて感動する。こういうのがデザインできる人って、どういう感覚をしてるんだろう? たくさんの階段で繋がっているいくつものテラスは、それぞれ風景が違っていてとても楽しめた。パリの昔の建築物はとても綺麗で大好きだけど、グランダルシュやフォンダシオン・ルイ・ヴィトンなんかの建物を見ると、モダンなデザインも悪くはないなと思ってしまう。

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テラスからは建物のデザインを間近に見ることができる

さて、今日もよく観光したのでアパートに帰ることにしよう。僕がスマホで買ったフォンダシオン・ルイ・ヴィトンのチケットで、凱旋門近くまで行くシャトルバスにも乗れるらしい。美術館の前から出ているシャトルバスに乗り込むと、すぐに出発。15分くらいでバスは凱旋門の近くに到着した。ここからメトロに乗って、アパートに帰り着いたのは16時近くじゃなかったかな。

今夜はヒロラくんと食事に行くことになってる。前から行きたかった『Frenchie Bar à Vins』というワインバー。この店の1号店Frenchieには6年前に行ったことがあるけど、今でも予約が取れない場所として有名なレストラン。そんなレストランの2号店なので、今でも開店前から並ぶ人がたくさんいるらしい。

17時半頃にバーで待ち合わせをして、徒歩15分。やっぱり早く着きすぎて誰もいなかったので、近くのよさそうなバーに入って時間をつぶすことにした。このバーは『Hoppy Corner』という名前で、外から見るとちょっとやさぐれたバーみたいなんだけど、中に入ると意外によさそげ。色々な地ビールを味わえる場所らしく、黒板にはズラッと様々なビールの名前が書いてあった。僕らはそれほど飲むわけにはいかないので、ちょっとフルーティーっぽいビールを一杯だけ頼んだんだけど、これがまた美味しかった! 果物の香りがすることはするけど、甘いわけではなく、さっぱりとした飲み口でどんどん飲めてしまう。へー、これはビール好きには嬉しい場所かもしれないな。今度ビールな気分なときに、ぜひまた来てみることにしよう。

18:10頃店の前に行くと、まだ誰も並んでいなかった。でもあと20分で開店なので、ここにいることにしよう。そしたら3分もしないうちに僕らの後ろにゾロゾロと人が並び始めて、開店時間には15人くらいの列ができていた。1番で入店できたけど、全員入った後も空きテーブルがあったから、それほど急がなくてもよかったのかもしれないな。でも僕は結構心配性なので、列の頭の方に並べるっていう安心感のためには早く来ることも厭わない。

石造りの建物のインテリアは、温かみがあって居心地がいい感じ。ワインはグラスで頼むことにして、田舎風テリーヌ(€11)、ブラータチーズ(€13)、スコッチエッグ(€14)を注文。ここってワインバーなんだから本来はワインを楽しむための場所なのに、食べ物が美味しすぎ! さすがFrenchieの2号店だ。特に田舎風テリーヌは今まで食べたテリーヌの中で最高レベルかも。過不足のない自信に溢れた味で、恍惚となる味わい。上に乗ったピッカリリの酸味が舌をリセットして、いくらでも食べられてしまう。ブラータは優しい味わいだし、スコッチエッグは見た目は重いけど半熟卵と衣が見事にマッチして赤ワインにピッタリだったし。もう結構お腹がいっぱいだったのに、どうしても食べたくて追加注文してしまったタリオリーニ(€30)には、アルバ産の白トリュフがたくさんかかっていて恍惚となる香り! ちょっと残念だったのは、このタリオリーニだけが少し塩気が多すぎたこと。これで塩をもう少し抑えてくれていれば、タリオリーニのパスタの味わいと白トリュフの香りのコンビネーションを心行くまで楽しめたのになぁ。でも全体的にワインも料理も美味しかったし、絶対にまたいつか来るぞ!と思わせてくれた店だった。お値段は2人でワインをグラスで7杯飲んで、€126。ワインもたっぷり飲めたし、このクラスの味を楽しめる場所としては安い部類に入ると思う。本当に来れてよかった!

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まずはビオ(有機栽培)の発泡ワインで乾杯!

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とても美味しくてワインに合う料理ばかり

いい気持ちで二人で歩いて帰っていると、バーの前で去年知り合ったアメリカ人のScottにバッタリ遭遇したりした。もう今日は結構飲んでいたので、バーには寄らずにアパートに帰って、何をすることもなく寝てしまった。

by alexsea | 2019-10-28 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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