From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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フランス2019: ランチを探して三千里&邸宅の美術館たち

今日はお昼まで何も予定はなし。ランチは13区の『La Maison des Frigos』という場所で食べる予定。

La Maison des Frigosは、『Les Frigos』と呼ばれている建物の一角にある。Les Frigosとは冷蔵庫のことで、この建物は1920年代から60年代まで、貨物列車に積まれてきた生鮮食料品の冷蔵庫として使用された場所。使われなくなってからは、アーティストたちが居座るようになったらしい。それで市とかなりもめたんだけど、結局市がその建物を買い取って、アーティストたちがそこに居座るのを認めたとのこと。今では200人以上のアーティストたちが、ここでアートを生み出し続けているみたい。その建物の一角に日本人女性が経営するレストランLa Maison des Frigosがあると聞いたので、行ってみたくなったわけ。

Les Frigosは去年学校の課外活動で行った、フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)のすぐ近くだった。古い建物にはアートと落書きがたくさん描かれてる。いつも思うけど、アートと落書きって紙一重だよね。どこまでが落書きで、どこからアートになるんだろうか。建物の門には物見の塔にもなれそうな貯水タワーがあって、何ともいえない雰囲気を作り出してた。

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Les Frigosの建物は、巨大な冷蔵庫だった

こんなところ本当に入っていいのかな?って感じの敷地内に入ってレストランを探す。建物の入口にはバイクや自転車がたくさん止まっていて、その周りの壁は落書きだらけ。アーティストたちが集まっている場所だと知らなかったら、絶対に近づきたくない雰囲気の場所だ(笑)。その脇に入口らしきものが見えたので、そこがレストランかと思って行ってみると……、えー、閉まってる! それも永久閉店!! 「このほど閉めることになり、恐縮しております」と日本語で書いてある貼り紙が店のドアにあった。えーん、楽しみにしてたのになぁ。まぁどこのレストランも永遠に続くものじゃなし、仕方ないか…。

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ちょっと中に入るのはためらわれちゃうよね

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ここがレストランの入口なんだけど……
閉店してしまったようでショック!

それじゃどこでお昼を食べよう? そういえば、いつも読んでるブログ『長谷川たかこのパリのふつうの生活』でこの間紹介されていた、『Kawamoto』という日本料理レストランが美味しそうだったから、そこに行ってみることにしよう! Bastille駅でメトロを下りて歩くこと10分ほどで到着。12:45くらいに着いたんだけど、ランチのラッシュアワーのど真ん中らしく、満席で入れなくてガッカリ。今日はついてないや…。

どこで食べようかなぁと店の外でスマホを取り出して検索しようとしてたら、店のおばさんが出てきて15分くらいしたら入れると教えてくれた。ありがたい! どこに行くにも15分はかかってしまうので、待ちます!と言って目の前にあるカフェでホットチョコレートを飲みながら待っていた。

13時過ぎに店に入ると、ちゃんと箸が一膳用意された空きテーブルがあって、そちらにどうぞと通された。小さなレストランだけど、匂いからしてすごく美味しそう。ランチメニューは、前菜盛り合わせ、なす田楽、8種類から選べるメインコース、ご飯、味噌汁、それとデザートが全部ついて€20。メインコースは僕は鶏の照り焼きをお願いした。前菜盛り合わせも、なす田楽もとても日本的な味でとても美味しい! 鶏の照り焼きは少し外国人が好きそうな味つけになっていたとはいえ、皮も香ばしい匂いがして美味しかった。ただ最近はあまり量を食べられないし、前菜となす田楽を全部食べてしまったので、かなりの量のメインコースが半分くらいしか食べられなくて残念。何か不都合があったのかと心配されちゃった。最近あまり食べられなくなったのが、美味しいもの好きの僕としてはツライなぁ。このKawamoto、これ程のクオリティと量で€20ってのは、とてもお買い得だと思う。僕のテーブルの2つ隣におかっぱの日本人女性が座っていて、その人が長谷川たかこさんっぽかったんだけど、もしかして本人だったのかな?? ネット上で写真を拝見しただけなので、わからないけどね。いいお店を紹介していただいて、ありがとうございました!

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Kawamotoで美味しい日本食ランチ

お昼も食べられたことだし、今日はマイナーな美術館を2つ巡ってみることにしよう。メトロに乗って、まず『ジャックマール・アンドレ美術館(Musée Jacquemart-André)』に向かった。平日の昼だというのに、入口にはちょっと列ができていてビックリ。でもそれほど待たずに入れた。建物自体は、とても豪華な邸宅。ここに暮らした夫婦が集めた美術品を飾ってあるらしい。外も中もすごく豪華で、ミニミニ・ヴェルサイユ宮殿って雰囲気がしないでもない。ここに招かれることは、一種のステータスシンボルだったらしい。それに聞いた話によると、ここは『ベルサイユのばら』のオスカルが住む邸宅のモデルになった場所とか? 読んだことはないんだけど、なるほどと頷ける感じだった。超豪華なダイニングルームに、大理石をふんだんに使ったエレガントな階段。豪華だけどとてもセンスがいい感じで、ここにだったら住めるかもと思ってしまう(笑)。2階では『Alana Collection』というイタリアの宗教画の特別展をやっていた。個人的にイタリアの宗教画はあまり好みじゃないんだけど、色々なスタイルがあって結構楽しめた。激混みだったけど!

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ジャックマール・アンドレ美術館では、
建物自体が美術品のよう

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僕はこの階段がすごく気に入ってしまった

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イタリアの宗教画ってそれほど好きじゃないんだけど、
『受胎告知』には色々な解釈があって面白い

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この『受胎告知』は色鮮やかで、
まるでゲームの世界のよう

次は別の美術館に歩いて行ったんだけど、途中でいきなり中国風の建物が現れてビックリした。パリの重鎮な街並みの中で、一つだけ異質な赤い建物。これ、なんだろう?? 後で調べてみると、『Pagoda Paris』という建物で、中はギャラリーやイベントに使われているらしい。こんなのがポーンと現れるって、やっぱりパリって面白いや。

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突然中国風の建物が!

モンソー公園(Parc Monceau)を通り抜け、『ジャン=ジャック・エンネル美術館(Musée Jean-Jacques Henner)』までは徒歩約15分。こちらの方はさっきの美術館と違って普通の建物という感じ。ここはジャン=ジャック・エンネルの死後、彼の甥の妻が作品を展示するために購入したものらしい。中は品のいい邸宅っぽくて、とてもいい感じ。一番上から順番に展示物を見ながら、下に降りてくる。いきなり最初の部屋で若いカップルがイチャイチャしていて、僕が部屋に入ったと同時にパッと離れたようだったので、その部屋の絵をじっくり見ることができなくて残念。カップルの雰囲気を無視して絵画を楽しむなんて強靭な心は、僕は持ち合わせておりません(笑)。ジャン=ジャック・エンネルの絵はとてもリアリスティックで、池や湖のほとりの裸体をテーマにしたものが多かった。とても静かで雰囲気がいい絵ばかりなんだけど、僕は最後の方に見た小さな風景画の方が好きだったな。とてもシンプルだけど、どこか望郷を感じさせるものばかりだった。パリは本当に美術館で溢れてるけど、こういう個人の邸宅を利用した場所って、その頃の生活感があって僕は好きだな。

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ジャン=ジャック・エンネル美術館は、
それほど広くないけど、邸宅なことには間違いない

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彼の作品は水際の裸体をテーマにしたものが多い

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でも僕は、こういう風景画の方が好きだった

今日は観光のスタートが遅かったので、アパートに戻ったのはもう17時近く。少し休んだら、夕食の予約があるので出かけなきゃいけない。

今夜のディナーは『Bistro S』。日本人シェフが料理を作っているレストランで、今回の旅行で2人の日本人に勧められた場所。Bastille駅で降りて歩いていった。寂しい通りにあるんだけど、中はエレガントなカジュアル系。オーナーらしい人がにこやかに出迎えてくれた。アラカルトもあるけど、7コースのデギュスタシオンメニュー(おまかせコース)が€55。ただし、デギュスタシオンの方はグループ毎に全員それを頼まなければいけない上に、予約の時に注文しておかなければならない。僕はちゃんとオンライン予約の時にデギュスタシオンメニューを注文しておいた。

カボチャのスープ、ジビエのテリーヌ、タコのサラダ、イカ、今日の魚、鴨、チーズのアイス、チョコレートと、全てとても美味しかった。特に僕が好きだったのは、冷たいタコと、キノコのブイヨンに入ったイカ。タコは結構はっきりした味つけで墨のソースも面白かったし、逆にイカはとても繊細な味つけでキノコのブイヨンの香りが素晴らしかった。鴨肉もとても美味しかったけど、ジビエの季節だからか少しだけ獣感があって、慣れていない人は戸惑うかも。魚のコースはどんな魚か覚えてないんだけど、美味しいことは美味しいけど、個人的にはもうちょっと一ヒネリ欲しかった感じ。まぁトラディショナルなフレンチを追求してるみたいだから、ヒネリすぎるとその範疇から外れちゃうかもしれないんだけど、一口食べて「あぁ美味しい!」って言わせてほしかったな。でもそれは他の料理のレベルが高いからこその僕のワガママで、これだけの量とクオリティで€55(ワインを4杯頼んでも€85)っていうのは素晴らしいと思う。帰りにキッチンまで行って日本人シェフに挨拶してきた。次にパリに来る時にも、またここで美味しい料理を食べたいな。期待してます!

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Bistro Sでの素晴らしいデギュスタシオンメニュー

この後はアパートまで歩いて帰った。去年パリに居た時にはバスティーユ広場は工事中だったんだけど、それが終わったらしく、道も広くなってとても綺麗になってた。マレの方に歩いていったところのサン・ポール・サン・ルイ教会も、夜は照明に浮かび上がっていてとても綺麗。ここには入ったことないんだけど、帰るまでに入る機会があればいいな。

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バスティーユ広場が綺麗になっていてビックリ

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サン・ポール・サン・ルイ教会の前はよく通るけど、
まだ中に入ったことがない

そういえば今日はハロウィンだ。アメリカではどんちゃん騒ぎだけど、パリでは少しだけ仮装した人たちを何人か見かけただけで、それほど大きなイベントじゃないみたいだな。いつものバーはどうなってるかなと思ってアパートに帰る前にちょっと寄ってみたんだけど、知ってる人が誰もいなかったし、普通の日と変わらない感じだったので、飲まずに帰ってきた。でもアパートに帰ったら、あちこちから若者が騒いでる声が窓の外から聞こえてくるんだよね。明日は祝日らしいし、それでみんな飲んでるのかな。なんかちょっと他のバーにも行ってみたい気もしたけど、おとなしく寝ることにした。

by alexsea | 2019-10-31 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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