From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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フランス2019: アーティストのスタジオ訪問

今日のお昼はKhoaとHerbに美味しいベトナム料理の店に連れて行ってもらう予定。でも朝にお腹が空いたので、昨日Guy Savoyでもらったお菓子を食べた。甘さ控え目で、ベリー系のフルーツのジャムが少しだけ練り込んであるらしく、とても爽やかな美味しさ。軽いので、今日の朝食にピッタリだった。

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Guy Savoyからのお土産は朝食にピッタリだった

ランチのレストランは、モントルイユ(Montreuil)というパリの外の町にある。KhoaとHerbとはレストランの前で待ち合わせの予定。メトロでそこに向かっている時にスマホでニュースを読んでたんだけど、誰かからメッセージが入ったので見てみると、Herbから「Boo(ばあ!)」という文字が。え?と思って顔を上げると、目の前の席にHerbとKhoaが! スマホに集中して気づかなかったけど、途中の駅で乗ってきたらしい。偶然同じ車両ってのもスゴイよな。事前にレストランまでの詳しい行き方をメールで教えてもらったんだけど、もう彼らについて行くだけでいいのでこりゃ安心だ。

モントルイユの町はパリとは全然違う雰囲気。それほど田舎でもないけど都会でもない。なんとなくテンポがパリよりもゆったりした感じで、住むのには居心地がいいだろうな。今日の目的の店『Le Bonheur』は、駅から歩いて5分ほどのところにあった。言われなければ気づかないような感じの店。入口はアルミサッシで、ファンシーな看板があるわけでもなく、誰かに勧められたんじゃなければ入らないだろうなぁって感じの外観。オーナーのご夫婦だけで切り盛りしていて、奥さんはキッチンで料理を作り、旦那さんは客にサーブしたり、時には料理を綺麗に盛りつけたりするアーティストの役もするらしい。

注文はベテランのKhoaとHerbにお任せ。3種類の前菜をシェアして、メインはフォーということになった。前菜3種はどれも包み系。食べたことのないものばかりで、とても美味しかった。やっぱりその国の料理を知っている人に注文してもらうと違うなぁ。フォーはスープが最高に美味しい! 味が濃いんだけど、重たくは感じないから不思議。化学調味料の不自然な味もまるでしないし。シアトルのMonsoonってレストランのフォーも味が濃くて美味しいんだけど、あそこのは少し化学調味料の味がするからなぁ。ここまで美味しいフォーを食べたのは初めてだった。Khoaが、彼のお母さんの料理の次に美味しいレストランだと言ったのは、やっぱり本当のことなのかもしれない。

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素晴らしく美味しいLe Bonheurのベトナム料理

ランチの後は、Khoaのスタジオが近くにあるらしいので、そこを見せてもらうことにした。彼は建築士の仕事もしてるけど、アーティストでもある。彼のスタジオまで歩く間に、このモントルイユの辺りが共産主義の発祥の地ということや、今ではアーティストが多く集まる地だということも教えてもらった。途中でPicardという冷凍食品を扱うスーパーがあったのでみんなで入ったんだけど、ここはスゴイや。前からユージくんにPicardはすごくいい店だということを聞いていたんだけど、ちゃんとしたオーブンや電子レンジがないとダメだから、僕は行ったことがなかったんだよね。Herbが言うには、「冷凍できるものであれば何でもここで売っている」とのこと。本当にそうかもしれない。普通のお弁当のようなものはもちろん、フライドポテトや、お寿司やおにぎりまである。ここはシアトルにあったら足繁く通っちゃいそうなところだ。

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こんなのがあちこちに書いてあったり

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Picardの冷凍食品は種類がスゴイ!

Khoaのスタジオは、建築士としてのオフィスの裏にあった。小さな絵から巨大な絵まで、たくさん所狭しと並んでいる。彼のスタイルは結構ホラー系というか、強烈な色を使って、線と絵の具の垂れを多用するものが多い。僕の趣味とは全然違うけど、スゴイ!と思わせてくれるものはたくさんあった。昔はリアルな顔とか風景画なんかも描いてたらしいんだけど、まるでピカソのように(笑)そのフェーズからは抜けてしまって、今では心の思うままに筆を動かすのが好きらしい。ゼロから何かを作り上げるっていうのは、本当にスゴイことだ。僕も以前絵を描くことを始めようと思ってたんだけど、まだ全然手つかずの状態。でもいつか始めてみたいという気持ちは今でも変わっていない。インスピレーションを与えてくれてありがとう!

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始めて見るアーティストのスタジオ

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絵の具や筆がたくさん並んでいてスゴイ

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絵のスタイルは僕の好みとは違うけど、
桁違いの迫力がある

3人でメトロに乗り、僕は途中で別れてアパートに戻って昼寝。しばらくすると、拡声器を使って何かを演説しているような声が聞こえた後、大きな音楽と共に人々の歓声なんかが響いてきた。なんだろうと思ってアパートの窓から外を見てみると、旗を持ったたくさんの人たちが大通りを歩いてる。何かのデモらしいなぁ。政治的なことには全く疎いので何のデモかはわからなかったんだけど、音楽や歓声が30分くらいは続いていたと思う。

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アパートの窓から見えたデモ行進

さて今日の夕食はどうしよう? なんか一人で食べたくない気がしたのでヒロラくんに連絡すると、仕事が終わった後に出て来てくれるらしい。20時頃いつものバーで落ち合った後は、今夜はちょっと景色を変えるために別のバーで飲むことにしよう。人間関係のこととか結構色々なことを話しまくったので、気がついたら時間は22時近く。お腹も空いたし何か食べたいなぁ。去年行った餃子の店が美味しかったので、そこに行くことにしよう!

Raviolis Nord-Estに着くと、まだ結構たくさんの人で賑わってる。待つことになるかと思ったら、すぐにテーブルに通してくれた。まずは前菜としてポテトのサラダ(€4)と牛肉の薄切り(€5)を頼んで、餃子としては豚肉・アサツキ・エビの焼き餃子(€7)と、豚肉とセロリの水餃子(€7)を注文。ポテトのサラダは、サッと茹でただけのジャガイモを細く切って酢がベースのドレッシングをかけたもの。これは去年来た時にも食べたけど、シャクシャクした歯ざわりでとても美味しい。牛肉の薄切りも酢ベースのソースに浸してあったみたいで、これもパクパク食べられちゃう。焼き餃子はアサツキの香りがすごくよくてとても美味しいし、水餃子は海苔の香りに食欲をそそられて、これまたやめられない止まらない状態。やっぱり美味しいよ、ここ! それに安すぎ!! これだけ美味しいものをたくさん頼んで€23ってのは、嘘でしょ?って感じ。二人で美味しいねぇ美味しいねぇ言いながら、バクバク食べてしまった。でもここはやっぱり一人だと味気ないかな。楽しく会話しながらの食事は何倍も美味しく感じるよね。ヒロラくん、今夜付き合ってくれてありがとう!

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美味しい料理にかんぱーい!

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美味しくて安いRaviolis Nord-Estの料理

バーでも結構飲んでたし、レストランでもビールを飲んだので結構いい気持ちになってしまった。最近暴飲暴食し過ぎてるかなぁ。歳も歳だし、ちょっと気をつけなきゃいけないな。

by alexsea | 2019-11-02 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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