From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ロンドン2022: 雨の中のロンドン散策

朝起きたら外は雨。予報を見ると、時々晴れの日はあるにせよ、これから雨続きの日々がずっと続きそう。晴れや曇りの日ならいくら歩いても大丈夫なんだけど、さすがに雨の日に歩いてあちこちっていうのはツライなぁ。今日はコヴェント・ガーデン(Covent Garden)辺りから散策を始めようと思っていたんだけど、雨の中じゃあまり楽しくもないだろうし、その辺は別の日にまわすことにして、今日は予約していたランチから始めることにしよう。そうと決めたら時間があるので、旅行記を書いたりしながらのんびりと午前中を過ごした。

11時半頃アパートを出て、地下鉄でOxford Circusまで行って、そこから歩いてレストランへ。シアトルも雨が多いように言われてるけど、雨が降る日でもパラパラと小ぶりの日が多いので、傘を差さずに歩く人も少なくない。でもロンドンの雨は大粒で、結構ざんざん降り! 靴やジーンズの裾がすぐにじっとりと濡れてしまって、不快なことこの上ない。景色を楽しむ余裕もなく、Googleマップを頼りにレストランに一直線に向かうのがやっとだった。

今日のお昼はKricket Sohoというインド料理フュージョンの店を予約しておいた。ミシュランのビブグルマン付き。昨晩のレストランと同じような感じのカウンターがメインのお店だけど、実は地下にはテーブルもあるらしい。Fahd’s Special Pechuwari Naan(£7)とBeef Keema(£18)を注文。ナンは普通のよりも小さくて、中に何か挟んであるらしい。だから食べると微かな甘みを感じる。表面にトウモロコシか何かの粉をまぶしてあるんだけど、これがゴリゴリと妙な食感を与えていて、個人的に好きじゃない。キーマの方も、美味しいことは美味しいけど、なーんか感動のない味なんだよなぁ。ビブグルマン付きってことで過度に期待してたってことはないと思うけど、美味しいながらも少しだけガッカリしたランチだった。インド料理って元々かなり完成された料理が多いので、それをアレンジしてもより良くなることが少ない気がする。日本料理のフュージョンでガッカリすることが多いのと同じ感じかな。でもクオリティは確かだったので、食べるものを間違えただけなのかもしれないけど。

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Fahd’s Special Pechuwari Naan(£7)とBeef Keema(£18)

この後は傘を差しながら(でも雨は小降りになってきたみたい)、近くの『ジョン・スノウ(John Snow)の井戸』へ。ここは知らないと通り過ぎてしまいそうな場所だけど、1854年のコレラ大流行の時に、とても重要な場所だった。詳しいことはここに書いてあるけど、1854年にジョン・スノウという医師がコレラ患者の発生場所を地図に図示したりして、この井戸が原因ではないかと突き止めた。そこでこの井戸のハンドルを取り去ると、コレラ患者の数は急速に減少したんだそうな。今残っているのは実際の井戸ではなく、この出来事を記念するためのモニュメントなんだけど、このパンデミックの時代、こういうことを覚えておくのは大切だと思った。

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ジョン・スノウ(John Snow)の井戸

お次は近くのキングリー・コート(Kingly Court)へ。これはショッピングストリートとして有名なカーナビー・ストリート(Carnaby Street)の一角にあるモールで、たくさんのレストランが入ってる。今日はあいにくの雨だけど、晴れていたらここで座って食事するのは気持ちいいだろうなぁ。

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キングリー・コートの、このこじんまりさがいい

ここの一角に見つけてしまったのがShoryuというラーメン屋。そういえばロンドンのことを調べている時に、このラーメン屋を発見して旅程に組み込もうか迷ったことがあったなぁ。結構な人が並んでるし、評判の場所なんだろうか? さっきのランチはちょっと物足りない感じだったし、せっかく目の前にあるんだから試してみなきゃ! ということで、元祖とんこつ(£13.50)を注文。んー、これも美味しいことは美味しいけど、感動はないなぁ。残念!

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Shoryuのラーメン。美味しいけど感動はない

装飾の綺麗なカーナビー・ストリートを歩くのは楽しい。この装飾はクリスマスだからなのか、一年中なのか? タコを装飾に使うなんて、なんてシュールな! この頃になると雨は上がって、青空も見え始めた。こうなってくると断然歩くのが楽しくなってくるぞー!

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上の線にぶらさがってるの、海のタコ

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カーナビー・ストリートは装飾がとても奇抜

紳士服のHuntsman & Sonsは、映画『キングスマン』で出てきた場所らしい。ちゃんと店のところに“Kingsman”っていう金のプレートがあった。一回観て面白かったことは覚えてるんだけど、帰ったらもう一度観てみなきゃいけないな。

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映画『キングスマン』、帰ったらまた観てみなきゃ!

チャーチルとルーズベルトって、歴史に詳しくない僕はどんな人たちか覚えてないんだけど、片方は保守派、もう片方はリベラルだったらしい。この二人が親友のように笑い合って座っている彫像は、この二分した世界にも救いはあるのかもしれないと思わせてくれる。

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チャーチルとルーズベルトの"Allies"

近くのファラデー博物館(Faraday Museum)では、イギリスの化学者・物理学者ファラデーが実際に使っていた研究室を見ることができる。無料なのでそれほど奇抜なものが展示されているわけではないけど、それでも科学に興味のある人なら「へー!」と思うものも多いはず。

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望遠鏡なんかに使われる
純度の高いガラスを製造するのはとても大変だったらしい

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ファラデーが実際につかっていた研究室

この後は可愛いショッピングストリートのサウス・モルトン・ストリート(South Molton Street)を通り抜け、ブラウン・ハート庭園(Brown Hart Gardens)へ。ここは建物の上にある小さな庭園なんだけど、ここは「喧嘩をする」ことを禁じている場所。他にもここには、歌ってはいけないとか、叫んではいけないとか、ゲームしてはいけないとか様々なルールがあるんだけど、喧嘩をするのが違法な場所っていうのは珍しいんじゃないかな。

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途中で見つけたゴリラな店

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この時計屋では可愛いクマがお出迎え

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ブラウン・ハート庭園。
この頃には日も差して気持ちのいい景色!

今日の観光の最終地点はメルカト・メイフェア(Mercato Mayfair)。ここは以前教会だった場所がフードコートになったもので、教会の雰囲気の中で飲み食いできるという、ちょっと異色なマーケットだ。昔祭壇だった場所には、ちょうどクリスマスツリーが飾られる最中だった。食べ物を出す店がたくさん入ってるけど、僕はもうお腹がいっぱいなので、Jim & Tonicというジンベースのカクテルを出す場所で、“Monk’s Secret”(修道僧の秘密)という名のオリジナルカクテルを注文。かなり度数が高くて、でもすっきりしていて、とても美味しかった!

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メルカト・メイフェアは雰囲気がとにかくスゴイ

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クリスマスツリーを飾っている最中

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カクテル『修道僧の秘密』を飲む

アルコールも入ってちょっと気持ちよくなったことだし、地下鉄を使ってアパートに帰ることにしよう。本来なら今夜はロンドンのすぐ外のラインダンスの会に参加しようと思ってたんだけど、体調がまだ万全じゃないので、残念ながらパスすることにした。

ちょっと昼寝して、お腹が空いたら近くに食べに行こうと思ってたんだけど、少しベッドに横になったら外に出る気が全く失せてしまった。体力は大丈夫なんだけど、気力がゼロ。MPが底をついてる感じ? ずっと押せ押せの旅だったから、気力も限界に近かったんだろう。こんな時には無理してもいいことはないので、体からのシグナルに従って、19時過ぎには本格的に寝に入ることにした。明日にはHPもMPも回復していますように。

by alexsea | 2022-11-15 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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