プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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ロンドン2022: 休息日
今日は夜まで予定は空けてあった。ハムステッド・ヒース(Hampstead Heath)に行ってみるのもいいし、他にやりたいことを見つけたらそれをやろうと思ってた。でも昨日から感じていたように、体がいつも疲労の膜に包まれているような状態で、このままだと旅行に支障をきたすかもしれない。そうなったら困るので、夜の予定までずっと部屋で休むことにした。
アラームなしで起きて、旅行記を書いたりウェブサーフしたりして朝を過ごした後は、ロンドン初日に行った中華料理屋Mandarin Kitchenでランチを食べることにした。ここではロブスターヌードルが有名らしいけど、メニューを見てみると「市場価格」としか書いてない。考えてみたらロブスターってそれほど好きって部類に入らないし、そのためにランチに大枚払うのもイヤなので、単純にミックスシーフードの焼きそばを注文。美味しかったけど、もっと美味しい焼きそばは食べたことがあるから、ロブスターヌードルを無理に注文しなくてよかったかもしれない。 ミックスシーフードの焼きそば ランチの後は、近くの日本の物を置いてあるスーパーで色々と買い込んだ。午後の紅茶、どら焼き、それと母が好きだったコーヒー飴。母は旅行に行く時にいつも飴を携帯していて、一緒にどこかに行った時にこれと同じコーヒー飴を貰った覚えがある。そんな飴に偶然出会うなんて、まるで母が「これでも食べて疲れを癒しなさい」とでも言ってくれているかのように感じたので、買ってしまった。甘いものが食べたくなった時は体が糖分を欲しているサインだから、この飴を舐めることにしよう。 ちょっと日本の味も恋しくて アパートに戻る途中に目が行ったのが、ジェラートを売る店。冬の最中にジェラートを食べなくてもいいじゃないかとも思ったけど、今日はそんなに寒いわけじゃないし、さっきのランチで体が温かいのでジェラートがすごく魅力的に感じた。チョコレートとバニラの一番小さいジェラートを注文。バラの花のように綺麗に作ってくれた。やっぱりチョコレートとバニラは黄金のコンビネーション。とても美味しかった! シンプルなジェラートが美味しいー! アパートに帰ってからは昼寝しようと思ったんだけど、やっぱり体がバキバキに凝り固まってる感じがして休めない。こりゃダメだということで、近くでマッサージをやってくれる場所を本気で探すことにした。明後日からはバース(Bath)への一泊旅行が控えているので、それには万全の体調で臨みたい。Google マップを使って、歩いて15分ほどの場所にマッサージ師を発見。電話してみると空きがあるというので、明日の12時に予約を入れておいた。本当は明日は午前中にロンドン自然史博物館(Natural History Museum)、午後にテート・ブリテン(Tate Britain)に行く予定だったんだけど、こんな体じゃその後の旅程が心配だ。それに博物館や美術館は、もう充分に楽しんだ感じもあるしね。明日の朝食は予約してあるので、その後マッサージを受けて、夜の予定をこなすことにしよう。あー、マッサージがもう待ちきれない! 今夜はレスタースクエア(Leicester Square)のクリスマスマーケット内にある場所で、La Cliqueというサーカスのようなものを観ることになってる。16歳以上限定なので、「大人な」サーカスなんだろう。せっかくだからということで、ステージに一番近いプレミアムシート(£89)を買っておいた。 レスタースクエアのクリスマスマーケットは、とても綺麗 小さなサーカス小屋に入るとすぐにバーがあって、プレミアムシートを買ったのでプロセッコが一杯ついてくる。それを飲みながら入場を待つんだけど、まずプレミアムシートの金色と緑色の腕輪が呼ばれ、僕は金色の腕輪だったので優先入場できた。通された席は最前列のど真ん中! これは最高の席だ。でも観客参加形式だったらイヤだなぁとちょっと不安だったけど、それでも楽しんでしまうことにした。 入ってすぐのバーには人がいっぱい プロセッコでまずは一息 最前列、ど真ん中の席! 最前列の真ん中ブロックには6席あって、僕の右側の席だけ空けて、両側にカップルが2組座った。ショーが始まる直前になって、僕を席に誘導したお姉さんが、ステージ横の席に移ってくれないかと聞いてきた。えー、なんで?! ステージ横の席もプレミアムシートなの?と聞くと、そうだと言う。この席すごく気に入ってたのに……と渋々立ち上がろうとした時、僕の中のスイッチが切り替わった気がした。「いや、やっぱりイヤだ。この席すごく気に入ってるので」と動くのを拒否。お姉さんはちょっとしどろもどろになって、ここにはカップルに座ってほしいなんて言ってたけど、「ステージ横の席もプレミアムなんでしょ? それだったらそこにカップルに座ってもらえばいいじゃん」と僕が言った時、ショーが始まる音楽に切り替わった。お姉さんは諦めたらしく、「ちょっと話し合ってみるわね」と去っていった。 これは今思い出しても憤慨の極み。早く来た人から席に誘導すると書いてあったので僕は開場前に着いたし、だからいい席に誘導してもらえたし、でもその後着いたらしいカップルの方に僕の席を譲りたいって、いったいどういうことだよ? もう本当にこれは、ソロ旅行者に対する差別としか思えない。すぐにショーが始まったので怒っている暇がなかったけど、後で開催者にメールで苦情を送ろうと思う。一昨日のジェームス・ボンドのディナーで疎外感を感じたのは僕が勇気を出せなかったせいだけど、今回の一件は完全に僕に落ち度はない。今書いていても怒りがこみあげてきて、「責任者出せや、ごるぁ!!」と言いたい感じ。 ショー自体は良かったけどね。綺麗な女性のきわどく妖艶な踊りから始まり、舞台に吊るされたリングでの曲芸、一輪車をこぎながらのコミカルなセット(これは観客参加形式だったので選ばれなくて本当によかった(笑))、オネエな感じのキリストが観客相手にコメディーした後、十字架っぽいものを使って曲芸したり、女性が頭にポップコーンメーカーを着けてポップコーンをばらまきながらフラフープしたり、素晴らしい歌のセットがあったりとか、本当に笑いやビックリが止まらなかった。観客もみんなすごく楽しんでたみたいだし。これは来てよかったと思う。あー、あの席の移動事件さえなければ、最高の体験だったのになぁ…。ああいうことがあると、本当に落ち込んでしまう。 アンコールではみんな拍手喝采! みんな楽しませてくれたよ 興奮状態で外に出ると、雨がポツポツ降っていた。ここから今日の夕食のレストランまでは徒歩10分ほど。ソーホーにあるタイ料理屋Kilnは、またもやビブグルマン付きの人気レストラン。19:15の予約だったんだけど、席に通されたのは19:30になってからだった。でもカウンターの一番端で、キッチンを見るには最高の場所! 炭火をたくさん使ってるみたいでかなり暑いんだけど、料理人たちが美味しそうな料理を作っていくのをずっと見ることができたのでよかった。 レスタースクエアは観光客でいっぱい! 僕の座っているカウンター席は、キッチンを眺めるのに最高の場所 料理はラープ・ソーセージ(£5.50)、プラムとクインスのサラダ(£7)、ドライカレー(£12.50)、ライス(£2.50)を注文。ラープ・ソーセージはジューシーでピリ辛。シアトルのラオス料理の店で出すソーセージに似ていて、とても美味しい。プラムとクインスのサラダにはフィッシュソースを使ってあるらしく、発酵した魚の風味とプラムが面白いほど良く合った。ドライカレーは辛い! でも美味しい!! これはお腹に来ちゃうかもしれないという強烈な辛さだったけど、途中で止めることができずに完食。いやはや、ここは人気があるはずだ。最後から最後まで感服しました! どれも最高に美味しかった! この後はどこかでビールを一杯飲んで帰ろうかと思ったんだけど、この前みたいにアパートに帰る道のりでトイレに行きたくなったらイヤなので止めておいた(笑)。アパートに帰ってからは、旅行記なんかを書きながらのんびり過ごしていたら、いつの間にか23時をまわっていたのでベッドに入った。 明日はマッサージ! 楽しみだー!
by alexsea
| 2022-11-27 00:00
| 旅行記
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