プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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ロンドン2022: ロンドン最後の一日
3週間半に渡るロンドン滞在も今日が最後。明日はシアトルに帰らなければならない。今日は朝食と夕食を予約してあるだけで、間には何も予定を入れていないので、お土産とか最後の買い物をすることにしよう。
まず朝食は、ロンドンに着いて初めての朝に行くはずだったんだけど、体調不良で予約を取り消してしまったThe Wolseley。朝食でとても有名な場所なので、絶対に行ってみたかったんだ。予約を入れ直す時も、かなりの人気のため結構時間帯が埋まっていて困ったんだけど、今日の10:15に入れることができてよかった。 場所はリッツやフォートナム&メイソンなど、有名店が立ち並ぶGreen Park駅からすぐのエリア。僕が着いた時には既にレストランは満杯で、朝食を食べる人たちでごった返していた。席に通される前に、新聞はいかがですかと聞かれたので貰っておくことにする。後で請求書に入ってくるかなと思ってたんだけど、それはなかったのでちょっとホッとした。でも字が小さかったり(泣)ゴシップ記事が多かったりしたので、ほとんど読まずに、スマホのアプリでニュースフィードを読んでたんだけどね。 The Wolseleyの入口は重鎮 当初はここではイングリッシュ・ブレックファストを食べようと思ってたんだけど、リヴァプールで素晴らしいのを食べてしまったので、ここではそれ以外の、イギリスでしか食べられないようなものを食べようと思っていた。事前にメニューをダウンロードして調べておいたんだけど、バブル・アンド・スクイーク(Bubble & Squeak)という食べ物が変わっていて美味しそう。メニューには“Bubble & Squeak, Wild Mushrooms and a Fried Duck Egg”としか書いてないんだけど、をネットで調べると、普通は家庭で前の日に残った野菜なんかを集めて焼いたものだそうな。そういうのは結構好きなので、それを頼んでみた。£14.95なり。なんとなくそれだけじゃ足りない気がしたので、£3もするトーストと、紅茶も一緒に注文。 ここのバブル・アンド・スクイークは、マッシュポテトの中に野菜を入れて焼いたようなものだった。その上にアヒルの卵の目玉焼きと、…上に乗っているこれは海苔? バブル・アンド・スクイーク自体は、僕の思っていた通りの味で、軽いながらに味わい深いソースが1ランク上の美味しさに押し上げていた。海苔っぽいものはちょっと海の香りがして本当に海苔っぽいんだけど、メニューにはWild Mushroomsと書いてあるので、もしかするとキクラゲのようなキノコなのかもしれない。 バブル・アンド・スクイークは美味しかった! 感動するほどではないけど、とても美味しい朝食だった。バブル・アンド・スクイークはイギリスでしか食べられないようなものなので、それを体験できたことも嬉しい。ここのレストラン、食べ物の質はとてもいいけど、サービスがちょっと冷たくてビジネス的でいただけなかった。にこりともしないサーバー、支払いの後に「ありがとう」の一言もないっていうのは、有名レストランでは珍しい。人気がある場所だから天狗になっているんだろうか。 朝食の後はショッピング。すぐそばに、この間アフタヌーンティーで入ったフォートナム&メイソンがある。あの時飲んだ紅茶『フォートメイソン』がすごく美味しかったんで、ティーバッグがあったら買って帰ろうと思ってたんだ。クリスマス時期だからか、それともいつもそうなのか、店の中は人がいっぱい! レジに行くまでにも、長蛇の列に並ばなきゃいけなかったほど。回転が速かったので5分ほど並んだだけでよかったけどね。『フォートメイソン』の紅茶を2箱と、あとチョコレートを2種類お土産代わりに買った。 フォートナム&メイソンは多くの人で大混雑! こんな可愛いチョコレートも売ってた この後は、僕の靴を買いに行きたいな。僕はかなり前からEccoという靴を使ってるんだけど、シアトルにはデパートの中だけにしかなくて、品揃えもちょっと疑問だったんだ。ロンドンにはEccoの店がたくさんあるし、ここだったらかなり使い古した今の靴の替わりが見つかるかな? ということで、オクスフォード・サーカスにあるEccoの店に入った。店員に聞くと、僕が今使っている靴はもう作っていないらしい。仕方ないので、同じような感じのスリップオン(靴紐がないやつ)を購入。値段も手頃だったのでよかった! オクスフォード・サーカスまで歩いていこう 僕の大好きな靴Eccoの店は、ロンドンに何軒もある そういえば、ちゃんとしたお土産も買いに行きたいなぁ。1998年にコーラスとロンドンに来た時に、有名なハロッズ(Harrods)でネクタイを買ったのがいい土産になったので、今回もそれで行こうと思った。ハロッズまでは地下鉄ですぐ(一回乗り換えなきゃいけないけど)。行ってみると、前に来た時と全然違う感じ! フロアが小さなブロックに分かれていて、それが全て有名デザイナーブランドの店ばかり。そんなブランド物なんてどこだって買えるじゃん。ハロッズでしか買えないものが買いたいんだよぉぉ! 探したけど見つからないので、仕方なくこの店を後にすることにした。 ハロッズの外観は、ディオールのデコレーションですごいことになってる 面白いディスプレイ うーん、どうしよう。最初はプランに入っていたキングス・ロード(King’s Road)にも店が結構あるらしいので、そこを歩いてみるついでに、いい店があったら何か探してみることにしよう。キングス・ロードまではハロッズから徒歩20分。キングス・ロード自身も20分ほどで歩けてしまったんだけど、土産に使えそうな店は見つからなかった。あー、もう疲れたし、諦めてアパートに帰っちゃおうかな。今日は結構歩いたので、腰がバキバキに凝った気がする。 キングス・ロードのデパートのショーウィンドウ 歩いてて楽しいんだけど、お土産は見つからなかった アパートに帰ってすぐにベッドに飛び込んで昼寝。最後の日だけど、無理して歩いてもしょうがない。でも15時くらいには起き出して、12年前に友達と来た時に、ポートベロー・マーケットに行く途中に見た店に行ってみることにした。ここの店にはレトロなアクセサリーが並んでいて、友達はそこで水道の蛇口の形をしたカフリンクを買わなかったことをすごく後悔していた。まさか同じカフリンクはないと思うけど、似たようなものが友達へのお土産になるかもしれないと思って。 アパートから徒歩10分以内のその店は、The Hirst Collectionという名前だった。ショーウィンドウにたくさんのアクセサリーが並んでる。普通こういう場所だと女性もののアクセサリーばかりなんだけど、ここは様々なデザインのカフリンクがかなりの数あるのが嬉しい。やっぱり蛇口のカフリンクはなくて、ちょっとレトロなデザインのカフリンクを2種類買うことにした。ここの店からだと言ったら友達も喜んでくれることだろう。カフリンクって僕個人はあまり使わないけど、ちょっとドレスアップする時に結構便利なものだからね。 目を引くThe Hirst Collectionの店 カフリンクがたくさんあるのが嬉しい この後はまたアパートでしばらく休んだ後、ロンドンで最後のディナーに出かけることにしよう。今夜は、ミシュラン1つ星、『世界のトップ50レストラン』でも50位には入らなかったものの、54位にランクインしているLyle’sというレストランを18時に予約してある。ここはこの間行ったストランBratのすぐ近くで、最近とてもポピュラーになってきているエリア、ショーディッチにある。イースト・ロンドンなのでアパートからはかなり遠いんだけど、頑張って行くことにした。 アパートからは最寄りのQueensway駅から、セントラルラインを使ってリヴァプール・ストリート駅まで。そこから約15分の徒歩になる。地下鉄のセントラルラインはとても便利で、今回の旅行で一番頻繁に使った路線なんだけど、いつも混んでるのが難点。しかも今回はラッシュアワー! 満員電車の中に20分以上いなきゃいけないっていうのはツラかったー。ロンドンの地下鉄は日本の地下鉄と違って、電車自体が小さくて座席の前に立つのがツラい上に、つかまる場所が少ないのが痛い。それにマナーの悪いヤツも大勢いて、手すり自体に寄っかかるもんだから、そこにつかまることができなくなる。ロンドンで満員電車に乗ると、どうやって自分の不満を抑えるかっていう自己啓発の旅に出られるかもしれない。 地下鉄を降りた後は速足でずっと歩いて、レストランには18時過ぎに到着。とてもカジュアルな感じの場所だった。ここではコースメニュー(5コースで£89)のみを提供している。選択の余地があるのは、チーズコース(£14)をつけるかということと、ワインのペアリング(£69)をするかどうか。ロンドン最後の夜なんだから奮発してしまおうということで、ワインペアリングもお願いすることにした。チーズコースもその時のお腹具合次第で。 メニューはこんな感じ。 Oyster & Pear / Roast Chestnuts / Chicory, Riseley & Hazelnuts Delica Pumpkin & Whey Broth Monkfish, Celeriac & Bergamot Goose, Radicchio & Quince Tunworth, Lincolnshire Poacher & Honeycomb (£14) Cox Apples, Bara Brith & Custard ここで出るのはセットメニューだけ。 どれもとても美味しかった 最初から最後まで、かなり楽しめた。特にワインペアリングが秀逸。2皿目のパンプキンスープは、見かけによらずどっしりとした味なんだけど、ワインもそれに負けないようなガツンとした味の白ワインを合わせてくれて、すごく面白かった。でも料理の味的には、ここのシェフの方向性と僕の好みは100%一致しない気がした。アンコウの味つけはかなりどっしりとしていて、アンコウの身の味自体を存分に味わえなかった気がするけど、逆に鴨の肉は繊細な味つけですごくよかったり。なんかどっしりと繊細が交互に来る感じで、ここのシェフがそういうのが好きなのかもしれないけど、僕としてはちょっと目が回る感じだった。そういう点で言えば、最初から最後まで繊細かつ素晴らしい味つけで楽しませてくれた、The Clove Clubの方が僕の好みと合致すると思う。まぁThe Clove Clubはミシュラン2つ星だけどね。 素晴らしい食事の後は、クリスマス音楽をかけながらゆっくりと駅まで歩いた。この後ソーホー辺りに出て、街の輝きをもう一度歩きながら見ようかとも思ったんだけど、今日はすごく寒いし、一人で歩くとより孤独を感じそうなので、おとなしくアパートに戻ることにした。もうロンドンではやりたいことはやったし、後はこの経験をいい思い出として昇華するだけだ。 音楽を聴きながら夜の街を歩く。 こういうのが後々思い出となって残るんだよなぁ アパートに戻ってからは荷造りをしようかとも思ったけど、明日シャワーから出てからでいいやと思って、そのまま寝ることにした。すんなり眠れるかと思いきや、アパートの真上の部屋の人たちがずーっとドシドシ歩きまわる音が聞こえてきて、眠れるどころの騒ぎじゃなかった。最初はすぐに止むだろうと思ってたんだけど、1時間くらいずっとあちこちドシドシ歩きまわってるんで(一体何してるんだよ?!)、仕方なく耳栓をすることにした。こんなこと、このアパートで初めてだ。たぶん上の部屋もAirbnbで貸し出していて、今日新しい人たちが入ったんだろう。 寝ようと思っていたら、スマホにメッセージの音が。航空会社からで、明日のシアトル行きの便が1時間半遅れになったそうな。げーん。まぁ早い段階で分かってよかったな。設定していた目覚ましを、もう少し後の時間にずらしてからベッドに入った。このアパートでの最後の夜だ。
by alexsea
| 2022-12-06 00:00
| 旅行記
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