From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ヨルダン&エジプト2022: やっと来れたギザのピラミッド

5:45に起きてシャワーを浴び、朝食を食べに行く。レストランはもうかなり大勢の人で賑わっていて、ビュッフェ形式だけど、たくさんの選択肢があってとても美味しかった。このホテルには2泊の予定だけど、明日は朝が超早く、レストランが開く前にホテルを出発しなければならないので、ここで食べることができるのはこの一度だけ。せっかく美味しい朝食に巡りあえたのに、本当に残念だ。

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昨日は気づかなかったけど、ホテルにはプールもあるみたい

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朝食のビュッフェは美味しい!

今日はいよいよピラミッドを見ることができる! エジプトのピラミッドは、子供の頃からずっと行ってみたかったんだ。2000年台に一度エジプトへの旅行を考えたけど、その頃エジプトはちょうどテロが多く、安全性が不安だったので行くのを諦めたことがある。それからずっと行くチャンスを狙ってたんだけど、なかなかテロリストの活動が落ち着く気配がない。そのうちに僕も50台に突入してコロナのパンデミックにも襲われ、明日がいかに不安定なものかが身に染みてわかったので、それでやっと来ることができたんだ。あまり嬉しくないきっかけだったけど、考えてみればどこの国に行ったって、運が悪ければテロに遭う可能性はいつだってあると思うので、「いつか安全になったら」なんて言ってたら一生行けないかもしれない。今回思い切って来ることにしてよかったと思う。

7:30にはバスに乗って出発。アンマンの時と同じように、けたたましくクラクションの音が鳴り響いて、みんなまるで車線などないかのように運転している。その間を縫うようにして道を渡る現地の人たち。長期間住んでいれば慣れるのかもしれないけど、僕はツアーで来てよかったと心から思った。軟弱旅行者と呼んでくれい。

バスの窓から見えるカイロの景色は不思議なものだった。新しく綺麗なビルがあるにも関わらず、そのすぐ隣には崩れかけの建物があったりして、なんだか新しいものと古いものがゴチャゴチャに混ざった印象。壁が剥がれて朽ちていきそうなビルや、枠組みだけが作られた後ずっと手をつけられていないようなビル。そういう建物だけじゃなくて、ちゃんとメンテナンスされている建物も一緒にあるので、すごく不思議な感じだった。統一性が取れてないって、奇妙な印象を受けるものなんだな。

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崩れそうなビルがあちこちに

ピラミッドのあるギザ(Giza)までは、車で1時間弱の距離。バスの窓から、霞がかった空の向こうにピラミッドが見えた時には感動したなぁ。まだずっと遠くなんだけど、かなりの大きさに見える。ピラミッドがいかに巨大かってことだよね。ピラミッドの写真は子供の頃から見ていたけど、実際にその姿を見ることができるっていうのが不思議に思えた。

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霞の向こうにピラミッドが!

ガイドのMena(ミーナ)にチケットを貰ってゲートを通り抜けると、もうすぐそこに一番巨大なクフ王のピラミッドがあった。とにかく圧倒的な迫力! こんな大きなものを4500年も前に、クレーンも使わずに作ったっていうんだからスゴイよなぁ。何千年も後の現代でも、ちゃんとした形を残してるってのも不思議だし。僕が今までに見たことのある人造物としては、これが一番古いものだろう。子供の頃から自分の目で見てみたかったピラミッドを、実際にこんなに間近に見ることができているという感動を噛みしめていた。

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巨大なクフ王のピラミッド

ピラミッドの途中には穴が開いていて、そこから内部に入れるようになっている。バスの中でガイドのMenaが希望者を募ったんだけど、彼自身がお勧めしていないこともあって、誰も中に入りたいとは言わなかった。僕は最初は入ってみたいなと思ってたんだけど、何もない中に入っても面白くないということを聞いて気が変わった。でも中に入らずとも、穴まで上って下りてくるだけでも「ピラミッドに登った」という経験ができるので、それはほとんどの観光客がやっていたみたい。僕らもその列に加わったんだけど、とにかく観光客の数がスゴイのでとてもノロノロだった。素早くセルフィーを撮ってる人はいいけど、時には周りの人のことも考えずに長時間セルフィーを撮りまくっている観光客もいて、たくさんの人から顰蹙を買っていた。「先に進めー!」ってみんなに叫ばれてたもん。やっぱり最低限のマナーは守りたいよな。僕らもセルフィーは撮ったけど、費やした時間は3秒以内。同じグループの人が下から写真を撮ってくれたのは感謝! そっちの方がセルフィーよりもずっとよかった。

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ピラミッドにちょっと登ってみた

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こういう体験はなかなかできない

この後はバスで移動して、3つのピラミッドが全て見えるパノラマポイントへ。ここからは一番大きなクフ王のピラミッド、2番目のカフラー王のピラミッド、3番目のメンカウラー王のピラミッドの全てが一望できる。砂漠の下に3つのピラミッドが並んでいる姿は本当に壮観。ミステリアスな感じで、別の星にいるような気にもなってくる。

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砂漠の向こうにそびえ立つ3つのピラミッド

この横からは、希望者はラクダに乗ってピラミッドの近くを歩くことができるツアーが出ている。最初はあまり乗り気じゃなかったんだけど、なぜか途中から絶対に乗りたいという気になったので参加することにした。$20をMenaに払って、乗った後にはラクダ使いに$2のチップを渡すということらしい。

跪いたラクダに乗った後、ラクダが立ち上がる時にはちょっとヒヤッとしたけど、急な階段を上り下りするロバよりは全然怖くない。

ラクダ使いは、1人ずつ乗った4頭のラクダを縦に繋いでピラミッドの方向に歩いていく。最初は他のグループと一緒だったんだけど、途中でみんな違う方向に分かれるらしく、最終的には僕ら4人だけのプライベートツアーのような感じになって嬉しかった。彼が始終携帯電話で話しながらラクダを先導しているのがちょっと興ざめだったけど、まぁそれくらいは大目に見なきゃいけないよな。途中ピラミッドが見える場所で止まって、2人ずつラクダと一緒に写真を撮ってくれた。「両手を上げてー」とか「片方の手をつまむようにしてー」とか色々と注文をつけてくる。お決まりのトリック写真を作ってくれてるんだろうけど、後で見たら思いのほか上手く撮れていて感心した。

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4人1組で出発!

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ピラミッドとラクダと記念撮影

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ラクダ使いが色々なポーズをつけてくる

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こんな写真も。
結構よく撮れていたので嬉しかった

ポコポコとラクダの足音だけが響く中、乾いた大地の上の荘厳なピラミッドに近づいていく。きっと大昔にも、同じようにピラミッドを眺めていた人たちがいたに違いない。単なるラクダツアーだと思っていたのに、この旅行で一番心に残るひと時を過ごせた。今でもこの時の興奮が胸に蘇ってくる。ここでラクダに乗ることにして本当によかった。

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その場を「感じる」ひと時、大切にしたい

ラクダは同じ場所に帰るのかと思いきや、バスの方が移動して僕らを待っていてくれた。ラクダから降りてすぐにバスに乗り込めるっていうのは便利! バスで待っていた同じグループの人に「満面の笑顔だったわよ!」と言われてちょっと恥ずかしかったけど、でも本当にそれくらい楽しかったんだ。

この後はバスはスフィンクスの方に移動。チケットを見せて中に入ると、まずスフィンクス神殿から見ていくことになる。屋根がなく、大きな柱が立ち並ぶこの神殿は、太陽を信仰するためのものだったらしい。

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ピラミッドとスフィンクスがセットの写真

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スフィンクス神殿はとてもシンプルな感じ

この神殿を抜けると、スフィンクスはもう目の前。かなりの人で賑わっていたけど、クフ王のピラミッドのレベルではない。本来のスフィンクスには長い顎ひげがあったらしいけど、それは盗まれて紆余曲折を経て、今では大英博物館にあるらしい。ロンドンに行った時に探してみることにしよう。あと、胴が長すぎるよ!(笑) こういうことは普通の写真を見ただけじゃわからなくて、現地に行って初めて気づくよね。なぜスフィンクスが作られたのかは諸説あるけど、決定的な理由はわかっていないらしい。

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スフィンクスの前はたくさんの人で賑わう

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スフィンクスの長~い胴体

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帰りには土産物屋が並ぶ場所を抜けなければいけない

いやー、ギザのピラミッド、堪能した。ずっと前から来たかっただけあって感慨もひとしお! ピラミッドを間近に見られたのもよかったけど、一番印象に残っているのは、ラクダの上から静かにピラミッドを眺めた時間だな。ガイドから色々な情報を聞いて知識を深めるのもいいけど、そういうものを抜きにして「感じる」時間もとても大切だと思う。

この後はKey of Lifeという店に連れて行かれて、当時パピルスから紙をどのようにして作っていたかの実演を見たり、Flower Cottonという店でエジプト綿のシーツや服のセールスを見たりした。ツアーにはこういうものは付き物だもんね。Flower Cottonという店でKoreyは靴下を買ったらしいんだけど、紙粘土か何かで作ったかのような奇妙に曲がったピラミッドの置物をオマケとして貰ったんだって。一目見て大爆笑しちゃったよ。こんなグニャグニャのピラミッド、シュールすぎて怖い! っていうかこのお店、プライドってものがないのか(笑)。

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パピルスからどうやって紙を作るかを実演してくれてる

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エジプト綿の店は普通の服屋みたい

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Koreyがその店でもらったオマケは
形が整っていないピラミッドの置物

時間はもう13時頃。今日のランチの時間はないので、ガイドのMenaがバスの中で食べられるように、みんなにサンドイッチを買っておいてくれた。一つはファラフェルが入っていて、もう一つは豆のペーストっぽいものが入ってる。シンプルだけど、温かくてどちらもとても美味しかった。ビュッフェのランチよりは絶対にいい!

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ファラフェルのサンドイッチ。美味しい!!

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このビルも、すぐにでも崩れ落ちてしまいそう

今日の予定はこれだけだと思っていたら、申し込んだ人だけこの後エジプト考古学博物館(The Egyptian Museum)に行けるらしい。そんなオプションは見なかったので不思議だったんだけど、なぜか僕らも申し込んだことになっていてビックリした。エジプトでのオプショナルツアー4つ(ピラミッドの音と光のショー、アブ・シンベル神殿、フィラエ神殿、シタデル)が含まれたセットを買ったので、その中にこの博物館も隠れオプションとして含まれていたのかもしれない。ピラミッドの近くの大エジプト博物館(The Grand Egyptian Museum)は11月にオープンする予定だったらしいけどまだ開いてないし、今回は博物館には行けないなぁと残念に思っていたので、これは嬉しいサプライズだった。

博物館に行かない人たちをホテルで降ろした後、そこからすぐ近くのエジプト考古学博物館に到着したのは14時過ぎ。ここもかなりの混雑ぶりで、中は大小様々なツアーグループでごった返していた。その中を縫うようにして、Menaが重要なものに案内して一つひとつ説明してくれる。彼はエジプトの歴史に関しての学位を持っているらしく、大きな声でとてもわかりやすく説明してくれた。

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エジプト考古学博物館の入口

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メンカウラー王の三柱像

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普通は左足を前に出すのに、間違って右足を出している像

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ラーホテプとネフェルトの座像を前に
Menaが色々な説明をしてくれている

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書記の像はパピルスの巻物を膝に乗せている

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ハトシェプスト女王のオシリス柱頭部。
Menaによると、
「Hatshepsutが覚えられなかったらHot Chicken Soupと覚えろ」とのこと

途中のツタンカーメンの展示だけは撮影禁止だったので写真がないんだけど、ここは長蛇の列ができていて、内部も人でいっぱいだった。でもやっぱり有名なツタンカーメンの黄金のマスクは素晴らしく綺麗だったなぁ。ツタンカーメンは実は歴史的に言うと全然無名の少年王だったために墓の盗掘も免れて、約100年前の発見によって一躍有名になったらしい。

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ツタンカーメンの展示への入口には長い列が

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これはミイラから取り出した内臓を収めていたカノプス壺なのかな?

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ゲーム盤はツタンカーメンの墓から発見されたらしい

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ツタンカーメンの玉座は豪華

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青いカバは豊穣の神らしい

エジプトといえばミイラ。ここのミイラはかなりの数があって、保存状態も様々。子供の頃は医者になりたかったせいもあってか、不謹慎かもしれないけどこういうのにはものすごく興味がある。でも子供のものらしいミイラを見た時には、ちょっと心が痛んだ。

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ここにはミイラがたくさん展示してある

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子供のミイラは初めてだ…

結構駆け足だったけど、1時間半ほどで博物館を堪能した。最後の待ち合わせ場所に1人来なくてMenaが探しに行ったんだけど、僕らはバスの中で30分待たされるはめになってしまった。この来なかったAnitaというフィリピン人のおばさん、実はヨルダンでも1人だけ待ち合わせ時間に遅れてきたり、話し出すと自分のことばかり弾丸のようにまくしたてるので、それとなくみんなから避けられていた人だった。「またあの人か…」とため息が広がる。そういえばヨルダンで、ツアー参加者の連絡先を書いたノートを写したものが送られてきてたっけ! それに彼女の連絡先も載っていたので、それをMenaに渡して電話してもらうことに。最初は誰も出なかったみたいだけど、何度かかけてやっと通じたみたい。話によると、彼女は待ち合わせ場所に時間通りに行ったものの、誰もいなかったのでタクシーに乗ってホテルに戻ったとのこと。これは嘘だよー。時間と場所が合っていれば、同じツアーの人を見ないわけがない。Menaもとても立腹して「話があるから、僕らがホテルに帰ったらロビーまで降りてきて」と伝えていた。どんな話があったのかは想像がつくけど、それ以降彼女が遅れることはなくなった。どんなツアーにも、変わった人が最低一人はいるもんだよね……。

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ホテルに帰る途中にバスから見えたトウモロコシを焼いて売る人。
美味しそうだったー!

そんなこんなで、ホテルに帰り着いたのは17時になってから。明日はルクソール(Luxor)に飛行機で行く予定で、ピックアップはなんと早朝の3:45なので、今夜は早く休まなきゃいけない。本当ならばAirbnbでカイロのフードツアーを18時半から申し込んでいたんだけど、いきなり一方的にキャンセルされてしまったので今夜は何も予定がない。外に行くのはまたエネルギーを使うし、ホテルにはいくつかレストランがあるので、その一つのインド料理レストランNamasteで夕食を済ませることにした。結構高級そうな場所でサービスもいいんだけど、なんだか全体的に塩辛いのが気になった。元の味はいいんだけどねぇ。同じグループの韓国人のおばさんは、あまりにも塩辛すぎて突き返したら、肉を洗って持ってきたと苦笑していた。

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夕食はしょっぱいインド料理

ちょっと期待外れのディナーの後は、ホテルの一番上に結構綺麗なバーがあるらしいので、ちょっとだけそこに行ってみることにした。Opia Lounge and Barは、このホテルの最上階からの眺めを見ながらお酒を飲める場所。照明とかも凝っていて結構カッコいいんだけど、ホテルが建てられたのが結構昔みたいで、デザインが少し時代遅れな感は否めない。ここではビーフイーターのマティーニを頼んだんだけど、これが全然違う味! ビーフイーターはジンだけど、間違えてウォッカのマティーニを持ってきたと思ったくらい。でもサーバーは確かにビーフイーターの瓶から出したという。瓶の中身が違うか、またはエジプトで飲めるビーフイーターがみんなこんな味なのか。ここで議論しても無駄な気がしたので、それ以上は押さずにおいた。場所の雰囲気がなかなかいいだけに、ガッカリだったなぁ。

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Opia Lounge and Barからは夜景が見渡せる

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いい景色を見ながら美味しいマティーニを飲みたかったんだけど…

まぁそのおかげで、一杯飲んだだけで部屋に帰ることができたんだけどね。荷物をまとめてから、2:15にアラームをセットして21時前にはベッドに入った。今日のフル観光のために疲れていたので、すぐに寝つくことができたと思う。
by alexsea | 2022-11-06 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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