プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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ヨルダン&エジプト2022: カイロの観光と、ピラミッドをもう一度
4:30のアラームで起床。一晩休んだら体調が悪いのは直ったみたいだ。このところ早起きが続いたので、体に疲れが溜まっているのかもしれないな。
荷物をまとめて、5:30にロビーに持っていってから朝食を食べる。この船のレストラン、かなり色々な種類の料理を出してくれて、あまり不味いものもなかったのでなかなかよかったかな。 クルーズ船での食事もこれで食べ納め 6:30にバスに荷物を積みこんで出発。空港に行く前に、アスワン・ハイダム(Aswan High Dam)に寄ってくれるらしい。アスワン・ハイダムは1970年に旧ソ連の協力を受けて完成したもので、ナイル川の水位を調節すると共に、その水力発電でエジプトの消費電量の20%をまかなっているらしい。 ダムまでは30分ほどのドライブ。まずはアスワン・ハイダムの完成を記念する記念塔が見えた。この辺りは整備が行き届いていて、とても綺麗なエリアだ。でも場所によっては撮影禁止のサインが出ているところもある。テロリストたちに分析されてダムや発電所に何かされたら、エジプトは大損害を被るからだろう。 アスワン・ハイダムの記念塔 このダムは高さが111mもあるので、その上からの眺めは気持ちよかった。周りには何があるというわけでもないけど、幅が3600mもあるダムなので解放感が素晴らしい。アスワン・ハイダムを建設している当時の写真が飾ってあったけど、かなりの労力が必要だったんだろうなぁ。50年以上も前のことなのでコンピュータもなかったし、色々と不便な面もあっただろう。 眺めのいいダムからの景色 建設された当時の写真も飾ってあった このダムの上には野良らしい犬がたくさんいて、ダムの端に上ってひょうひょうと歩いていた。人に媚びるわけでもなく、自分たちがしたいことをしてのんびり生きているって感じ。でもこんなに人の近くにいるってことは、エサをくれる観光客もいるからなのかもしれないな。 我が道を行く犬 この後は空港に行って、カイロ行きの飛行機に乗った。飛行時間は1時間くらいで、カイロには12時過ぎに到着。空港でセキュリティを抜けた後は、シタデルに行くオプショナルツアーに申し込んでいる人たち(僕らもこれに含まれる)、ハン・ハリーリ市場に行くツアーの人たち、それとホテルに行く人たちの3グループに分かれた。僕は実はあまりシタデルには興味がなくて、ハン・ハリーリ市場の方に断然惹かれる。でも僕が申し込んだツアーには市場のオプションなんてなかったんだよな。市場にはすごく行ってみたかったので、シタデルをキャンセルして市場のツアーに参加してもいいかとガイドに聞くと、シタデルのツアーは最後に市場に行くよと言われてビックリした。申し込んだ時も旅程表にも、市場のことなんて一言も書いてなかったのに! エジプト考古学博物館に行った時もそうだったし、このツアー会社は旅程をもっと詳しく書いてくれないとダメだよ。まぁ今回は嬉しいサプライズだったけど。 アスワンを飛び立った直後は砂の砂漠だったのに カイロに着く直前には都会の沙漠に 僕らの乗ったバスは、まずオールド・カイロ(Old Cairo)のエリアに行った。ここでは聖セルジウス教会(St. Sergius and St. Bacchus Church)を訪問。赤ん坊だったイエスキリストを連れはジョセフと聖母マリアは、迫害を逃れてエルサレムからエジプトに旅をしたらしいんだけど、その時に休んだと言われる洞窟の上に5世紀に建てられたのがこの教会。木でできた天井にレンガ造りの壁と中は結構質素だけど、ここには地下があって、昔の洞窟の岩を見ることができるようになっている。僕にはただの岩だけど、敬虔なクリスチャンにとっては巡礼の場所なのかもしれないな。 キリストの家族が旅した経路を説明してくれた 古いけど居心地がいい感じの教会 地下からは、キリストの家族が過ごした洞窟の岩が見える 有名らしい聖ジョージ教会(Church of St. George)もこの近くなんだけど、シタデルの閉館時間も考えなければいけないので、教会は外から見るだけだった。 聖ジョージ教会は外から見るだけ バスは次にイスラーム地区に移動し、12世紀に対十字軍の拠点として建設された城塞、シタデル(Citadel)に行く。ここには軍事博物館もあるんだけど、今は改装工事を最中で入れなくなっているらしい。シタデルでの目玉はムハンマド・アリ・モスク(Mosque of Muhammad Ali)。19世紀に建てられたオスマン様式のモスクで、かなり巨大な建物からはいくつもの塔が空に向かって伸びている。 シタデルは丘の上にある要塞 軍事博物館は改装工事中なので入れない 立派なムハンマド・アリ・モスク 靴を脱いで中に入った時、豪華な天井と、吊り下げられている照明の美しさに息を呑んだ。以前トルコで初めてモスクに入った時にも感動したけど、ここもかなりのスケールで素晴らしい。写真を撮るのが止まらなかったほど。モスクは感動するくらい美しいものがたくさんあるなぁ。 モスクには靴を脱いで入る 素晴らしく綺麗なモスクの内部 幾何学模様を描く照明も素晴らしい ムハンマド・アリの廟 シタデルは高台にあるので、このモスクのすぐ外からは街を一望できる。沈みつつある太陽に照らされたカイロの街は綺麗だったー! 結婚式をするらしいカップルにも遭遇。綺麗なモスクと素晴らしい景色、これは最高の結婚式になるよね。 カイロを見渡せる ここで結婚式をするカップルも多いのかな この後はハン・ハリーリ市場(Khan El Khalili)にバスは直行。着いたのは16:30で、17:30まで自由時間とのことだったので、早速市場の中に入っていった。ここでは市場の雰囲気を味わうのが目的の一つだけど、実は他に行きたい場所があった。カイロにいる間に美味しいレストランに行くとしたら…と調べていて、いくつものウェブサイトが紹介していたのが、この市場の中にあるKhan El Khalili Restaurant & Naguib Mahfouz Caféという場所。Googleマップにチェックを入れておいたので、雑多な市場の中を抜けてすぐに見つけることができた。 ハン・ハリーリ市場に入っていこう! 雑多だけど、とても魅力がある市場 入口には金属探知機があって物々しかったけど、セキュリティの人はすんなり通してくれた。中はエジプト的な装飾がしてあって、とても雰囲気がいい。予約してないので大丈夫かどうか心配だったけど、テーブルに空きがあったのでよかった。 Khan El Khalili Restaurant & Naguib Mahfouz Café 僕はメロンジュース(E£45=$2)と、コシャリ(E£70=$3)を注文。メロンジュースはフレッシュで最高に美味しい! この味は子供の頃、新宿駅に母と一緒に買い物に出かけた時に、地下のジューススタンドでいつも買ってもらっていたあのメロンジュースにとても近い。懐かしいなぁ! ここのは少し砂糖を加えてあるような甘さだけど、観光に疲れた体には糖分がとても美味しく感じた。 新鮮で美味しいメロンジュース! エジプトに来てから3度目のコシャリは、前に食べたものと少し感じが違うけど、最高に美味しかった。すっかりコシャリのファンになっちゃったなぁ。レストランの雰囲気もいいし、ジュースやコシャリのクオリティもとても良かったし、なんといっても安いし! この2つで600円くらいってのがスゴイ。なるほど、これはたくさんの人がこのレストランを勧めるわけだ。 コシャリもこれで食べ納め 食べ終わった頃には集合時間の10分前だったので、市場の中をゆっくりと見ながら集合場所へ帰っていった。「欲しいもの、なんでもここにあるよー!」とかの呼び込みを結構聞いたけど、しつこくつきまとわれるようなことはなかったのは意外だった。こういう市場ではそういうのが一番イヤなんだけど、観光客慣れしているからこそ、深追いしてはいけないとわかっているんだろう。 ハン・ハリーリ市場は暗くなると魅力が増すみたい もうちょっとゆっくり見ていたかったなぁ この後バスはホテルに直行。今回は前に止まったホテルではなく、もっと空港に近いConcorde El Salam Hotel Cairo by Royal Tulipというホテルに1泊することになる。ここはかなり大きなホテルで、すごく綺麗! 部屋にチェックインすると、ベランダからは中庭が見渡せるし。このホテルに1泊しかできないのが残念だなぁ。 バスは少し市場の中を抜けなければ出られないらしい。 なんか怖かったよ! とても綺麗なホテルの部屋 バルコニーからは中庭が見渡せる さて、本来ならばこれで全ての観光は終了のはずだった。ピラミッドを見に行った日の夜に行く予定だった、オプショナルツアーの音と光のショーが主催者側によってキャンセルされてしまったので、最初カルナック神殿での音と光のショーに振り替えられて、それもキャンセルされて、今夜ピラミッドの音と光のショーを観にいけることになったわけ。なんでも、ピラミッドの音と光のショーにはこれから大々的な変更が入るらしく、今は予約を受けつけていないし決まった曜日にしか開催されなくなったらしい。この間は日曜日だったのでキャンセルされたんだけど、金曜日は開催されるのでそれに変更になったみたい。 だから急がなければならない。ホテルに荷物を置いた後はすぐにロビーに降りて、音と光のショーに連れていってくれるバンに乗り込んだ。現地に着くと以前の回のショーをまだやっているらしくて、ナレーションや音楽が聞こえてくる。僕らは20時の次のショーまで15分ほど座って待たなければいけなかったけど、ショーを観られることが確実になってホッとした。 会場に入ると、3つのピラミッドとスフィンクスが並んで見える場所にたくさん椅子が置いてある。VIPチケットだったら前の方の椅子に座れるらしいけど、僕らはその後ろのブロックの最前列に座れた。それにしても、ピラミッドをまた見られたことにテンション激上がり。エジプトでの最後の夜に、もう一度ピラミッドやスフィンクスを見られるって、なんてラッキーなんだろう。この旅ができて本当によかった! 最初の4列くらいの椅子はVIPチケット専用 世話係のMinaがヘッドセットをみんなに配ってくれた。スピーカーから流れるナレーションはその日に一番多い客の言語に合わせるらしく、ヘッドセットは自分で好きな言語を選べるらしい。ショーが始まってみるとスピーカーからはイタリア語が流れていたので、僕らはヘッドセットからの音を聞かなければいけなかった。 このショーはスフィンクスが語り手となって、ピラミッドが造られた時の話や伝説を話してくれる。一つひとつのピラミッドに照明が当たったり、スフィンクス顔にレーザー光線で顔を浮かび上がらせたり。ちゃんとした俳優(声優?)を使っているらしく、ヘッドセットから聞こえてくるナレーションや演技はなかなかのものだった。でもなんだかシナリオが陳腐だし、ピラミッドやスフィンクスを照らし出す照明も時代遅れの感がある。これから大々的な変更を加えなきゃいけないってのもわかる気がするな。今度はプロジェクションマッピングなんかを使って、小気味のいいテンポのショーにしてほしいな。エジプトの最後の夜に照らし出されたピラミッドを見れたのはよかったけど、ショー自体は100点満点で50点といった感じだった。 照らし出されたピラミッドを最後に見れてよかった ストーリーや技術はちょっと陳腐だったけど ホテルに帰り着いたのは21:30頃。ジャケットを着てはいたんだけど、肌寒いカイロの夜に1時間以上も外の椅子に座っていたので、体の芯まで冷えてしまった気がする。幸いホテルの部屋にはお風呂がついていたので、熱いお湯を入れて体を温めることにした。明日もかなりの早起きで、3:45にはチェックアウトして4時には空港に向けて出発しなければならない。荷物をまとめるのは明日の朝することにして、お風呂から出たらベッドに直行して寝に入った。
by alexsea
| 2022-11-11 00:00
| 旅行記
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