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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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スペイン2024: マドリードの美術館巡りと、バルホッピング

ホテルの窓や壁が薄いみたいなので、外からの騒音が入ってくるんじゃないかと思っていたけど、やっぱり入ってきた(笑)。ホテルのすぐ外は飲み屋街の始まりなので、昨夜は遅くまで騒々しかったし、明け方には腹の底から叫んでいる奴の声に起こされてしまって、耳栓をしなければいけなかったほど。

それ以外は結構ちゃんと眠れたんだけど、起きてから胃が重くて少し吐き気もあることに気がついた。やっぱり疲れている初日の夜から20コース近くもあるディナーを食べるのは、ちょっと無茶だったか…。今日はあまり無理をしないように気をつけよう。でも朝から食べる予定を入れてるんだよな。

今日は美術館巡りの予定だけど、雨の予報なので傘を持っていくことにした。ホテルから5分ほど歩いたWestin Palaceホテルの前でタクシーに乗って、Mercado de la Pazという市場に向かう。目的地は、その中にあるCasa Daniというレストラン。ここも数々のウェブサイトや動画で紹介されていた場所で、スペイン風オムレツとも言えるトルティーヤ・エスパニョーラ(Tortilla Española)がとても美味しいらしい。トルティーヤは11年前にバルセロナで初めて食べてすごく気に入った料理の一つなので、美味しいと有名なヤツをぜひ食べてみたかったんだ。

地元の人ばかりが行くような小さめの市場の一角にCasa Daniはある。トルティーヤは玉ねぎが入っているのと入っていないのが選べるらしいことは知ってたんだけど、サーバーには何も聞かれなかったんだよね。出てきたのを見てみると、どうやら玉ねぎ入りバージョンらしい。11年前に食べたのと違って、中はトロッとしていてなんとなく半熟状態。玉子、じゃがいも、玉ねぎからくる旨味が口いっぱいに広がって、なるほどこれは美味しいや! ただお腹の調子も悪い上に、玉ねぎのせいもあってか、とても重く感じてしまう。喉が渇いていたので、オレンジジュースとコーラをがぶ飲みしながら食べていたんだけど、半分も食べられなかったのが残念だった。ごく軽い吐き気も続いていたので、なんだか冷や汗が出てくる感じだったし。えーん、ここには体調が完全な時にもう一度来て、今度は玉ねぎなしバージョンを注文してみたいな。

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Casa Daniのトルティーヤは、美味しいけどちょっと重い

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Mercado de la Pazは小さめだけど、地元の人たち用って感じがいい

Casa Daniを出て美術館の方向に歩いていく途中で開いている薬局があったので、下痢止めとイブプロフェンを買っておいた。お腹の調子がこれ以上悪くなったらダメだし、歩き回って腰が痛いってのもちょっと気になるしね。あー、歳を取るってヤダヤダ。

レティーロ公園(Parque del Retiro)は、とても大きな市民の憩いの場所。まだ朝も早いのであまり人がいなくて、静かでとても清々しい感じ。秋の雰囲気を噛みしめながら、ゆっくりと公園の中を歩いて、今日最初の観光場所に向かう。

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朝のレティーロ公園は、とても清々しい

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この公園で一番の古株らしい木は、かなりの存在感だった

目的地はプラド美術館(Museo Nacional del Prado)。ここはパリのルーブル美術館のように、マドリードを代表するトップ美術館と言ってもいい場所。ここには、僕がずっと実際に見てみたかったヒエロニムス・ボスの『快楽の園』がある。この絵のことを知ってから、ずっとプラド美術館には行ってみたかったんだ。

事前に時間指定でチケットを買ってあるとはいえ、それを実際のチケットに替えてもらうためにチケット売り場に並ばなきゃいけないのはバカらしい。今は飛行機や電車なんかもスマホに表示されるチケットで乗れる時代なのに、ネットで買ったものを紙チケットに交換してもらわなきゃいけないなんて、なんだか本末転倒のような気がする。マドリードの他の美術館や博物館はそんなことはないみたいなので、プラド美術館でも近い将来にチケット交換がなくなることを祈ろう。列に並んでいる最中に大粒の雨がパラついたので傘を差さなきゃいけなかったけど、すぐに止んだのでよかった。

『快楽の園』に近いJeronimoゲートから入場した後は、ギフトショップでボールペンを買って(ホテルから持ってくるのを忘れちゃった)、入り口で貰った地図の見たい部屋に丸をつけてから攻略開始! この広い美術館、一つひとつの部屋を丁寧に見ていったら、いくら時間があっても足りないよ。

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Jeronimoゲートから入場するための行列

他の美術館・博物館が軒並み写真撮影を許している中、プラド美術館は頑固に撮影禁止。まぁ『快楽の園』の前の人だかりを見て、それはしょうがないのかなとは思ったけどね。『快楽の園』は実際に作品全体を見ると、本当に色々な物語が描かれていることがわかって感動。作品鑑賞に時間がかかるので、満員電車並みに混雑するわけだ。僕はこの絵のためにこの美術館を訪れたといっても過言ではないくらいなので、人混みに負けないように、空きができる度に前へ前へと進み、最終的に最前列で作品を鑑賞することができた。やっぱりスゴイや、このアート! 実際に見ることができて本当によかった! 隣のマナーの悪い中国人のおじさんがどんどん押してきたので、落ち着いて鑑賞できなかったのはちょっと残念だけど。

ボスの『快楽の園』の他にも、フラ・アンジェリコの『受胎告知』や、エル・グレコの『羊飼いの礼拝』、ベラスケスの『ラス・メニーナス』、たくさんのゴヤの絵など、本当に見どころがたくさんで、写真撮影禁止だったのがとても残念だった。腰が痛かったので、途中で椅子に座りながら休み休み美術鑑賞していた。最近の旅行では日本人観光客を見ることがあまりなかったんだけど、このプラド美術館には日本人団体観光客が何組もいてビックリ。最近は円安だから日本人はあまり海外旅行はしないんだろうなと思ってたんだけど、日本の人たちを見てなんだかちょっとホッとした。

2時間近くたっぷり美術鑑賞した後は、カフェテリアで軽いランチ。ハムを使ったサンドイッチはシンプルながらに美味しい。そういえば胃の重さがなくなってきたみたいで、食欲も出てきて安心した。

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ランチは軽く

この後はゆっくりと歩いて、ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)へ。そこまでの間に、パコという名の犬の彫像がある。パコは19世紀の終わり頃、この辺りの住民みんなに可愛がられていた犬らしい。パコはある日闘牛場に紛れ込んで、ある闘牛士を誤って転ばせてしまった。怒った闘牛士はパコを槍で貫いて殺してしまったんだけど、それを見た観客たちは激怒してその闘牛士を殺すところだったらしい。パコの遺体は、レティーロ公園のどこかに埋められているとのこと。ちょっと悲しい物語だけど、みんなに愛されたパコのフレンドリーな性格がにじみ出ているような彫像だった。

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フレンドリーそうなパコの彫像

ソフィア王妃芸術センターは、プラド美術館に比べるとモダンな作品が多い場所。ダリやミロの絵もあって見応えがあるけど、ここで有名なのは、なんといってもピカソの『ゲルニカ』。この絵自体はパリのピカソ美術館の特別展示で偶然見たことがあったんだけど、何度見てもその迫力が凄まじい。まるで狂気のオーラを放出しているかのようで、この作品がなぜ有名なのかがよくわかる。

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外付けエレベーターって、珍しいけどカッコいい

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『終わりなき謎』("The Endless Enigma")と名付けられたダリの絵は初めて見たけど、
その名の通りたくさんの謎が隠されていそうで気に入った

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『ゲルニカ』の前には大勢の人だかり

プラド美術館で観賞用エネルギーをほとんど使い果たしてしまったらしく、ここではじっくりと見てまわろうという気になれなかったのが残念。結局ここにいたのは30分ほどで、有名な作品をかいつまんで見ただけだった。頭が飽和状態になっちゃったのでもったいなかったけど、見たいものは見られたからいいんだ。

この後は地下鉄の駅のすぐ前のダンキンドーナツで、糖分補給のために休憩。疲れた体に甘さが染み渡る感じで、単なるドーナツなのにすごく美味しかった。

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ドーナツで疲れが癒される~

地下鉄を使ってソル広場まで戻り、ホテルに帰り着いたのは14時半ちょっと前。Koreyがいつものように近くのバーを開拓している間、僕はシエスタ。なんといっても体が一番の資本。歳を取って回復が遅くなっているので、旅行中のシエスタは個人的にとても大事だと思う。

夕方までゆっくりと部屋で休んだ後は、夕食に出かけることにしよう。今夜はあちこちのタパスバルを巡る、バルホッピングをしようと思ってたんだ。ホテルの近くには有名なバルが何軒もあるし、今週末までTapapiésというタパスのお祭りが開かれていることもネットで知ったので、それにも行ってみたかったんだ。

19時頃にホテルを出て、徒歩2分のLa Casa del Abueloへ。ここも数々のウェブサイトや動画で紹介されている場所で、エビのアヒージョで有名なバル。スペインではまだ夕食には早い時間なので、店内にはほとんど誰もいない。この店独自のちょっと甘い赤ワインを飲みながら、熱くグツグツいってるエビのアヒージョを食べる。うん、美味しい! 美味しいけど、思っていたよりはニンニクが弱い感じ? もっとえげつないくらいニンニクが効いているかと思っていたんだけど、この程度に抑えられているせいか、エビの甘さがちゃんと味わえていい感じかも。パンは一緒に出てくるけど、これは実は別料金。食べるとその料金が加算されるようになっているらしい。でもこのスープにパンを漬けて食べるのはオススメ! エビを食べて、スープに漬けたパンを食べて…、とやっていると、無限ループになりそう(笑)。美味しかった!

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昔ながらのバルといった雰囲気のLa Casa del Abuelo

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ここの名物はエビのアヒージョ。
美味しかった!

次はすぐ隣くらいにあるCasa Toni。開店が19時半だったので、ちょっと店の前で開くのを待たなきゃいけなかったんだけど、開店と同時にカウンター席を取れたのでよかった。やっぱり有名な店らしく、開店前にも10人くらいは並んでいたと思う。さっきLa Casa del Abueloで隣にいた、タパスツアー中らしい3人もCasa Toniに来ていた。僕のバル選択が間違っていなかったことが証明されて、ちょっと嬉しかったかも。

Casa Toniは開店してすぐに満員になるくらい人気の場所なんだけど、食べ物にはちょっと感心できなかったのが残念。フライドポテトに独自のソースをかけたパタタス・ブラバス(Patatas Bravas)は美味しかったんだけど、同じくここの名物料理らしいアンチョビのフライは、揚がってからちょっと時間が経ったもののような感じで、衣に切れがなく、ほんの少しだけ魚臭さもあった。どちらも量がかなりあるので2人でも食べきれるわけはなく、半分は残してしまった。僕がトイレに行っている間にKoreyが支払いを済ませたんだけど、食べ物を残したことで嫌な顔をされたと言っていた。しかもカードで払おうとしたら呆れ顔をされたんで、現金で払ったという。ん-、僕はその場にいなかったんだけど、有名になったことで天狗になっちゃった場所なのかな? そうだとすると悲しいなぁ。

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うーん、Casa Toniのアンチョビのフライはいまいち…

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開店後すぐに満杯になったことから、人気店だということがわかる

この後は10分ほど歩いて、タパスのお祭りTapapiésが開かれているエリアへ向かった。やっぱり金曜の夜だけあって、飲み屋街の道はどこも人で溢れている。でもスペインの首都だというのに、この「小さな町」的雰囲気はなぜなんだろう? 大都会のはずなのに、この辺りの飲み屋街は、どこか小さな町に迷い込んでしまったような感覚がある。食べ物が主体の遊園地に来たような気にすらしてくれた。

Tapapiésには100軒以上のバルやレストランが参加していて、どこでも€3.50でタパ(タパスの単数形)1品と、スポンサーのビールの小瓶を1本もらえる。とにかく100軒以上参加のお祭りなので、全部回るわけにはいかない。事前にウェブサイトでどの店がどんなタパを出しているかを調べて、候補地をいくつかピックアップしておいたんだ。

まず最初は、セネガル料理のDakarというバル。ここではセネガル風ミートボールのようなタパが出た。ご飯の上に乗っていて、玉ねぎを主としたソースも絡めて食べると美味しい! まだスペインに入って2日目だというのに、もう体はご飯を欲していたみたいだ。ビールと一緒でこの料理が€3.50というのは、お得感満載!

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参加店の前には、そこでどんなタパを出しているかを示すサインが置いてある

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とてもホッとする味なのは、ご飯もあったせいかな?

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近くでは音楽の生演奏をしていて黒山の人だかりだったけど、
僕らの趣味の音楽じゃなかったのでパス

次はBar El Jamónというバル。ここはさっきとは違い、外までズラッと行列ができていた。タパとビールを貰って外に出ると、ラッキーなことにちょうど行列のすぐ横のテーブルが空いたところだったので、そこに座ることができた。でも行列がすぐ横なので、なんだか満員電車の中で食べているような変な雰囲気(笑)。ここで出してくれたのは、豚肉の薄切りをパンに乗せたものの上に、アストゥリア地方のチーズがかかったもの。美味しそうなんだけど、豚肉がかなりドライで、口の中でボソボソする感じ。チーズがあるからまだ救いがあったけど、もしチーズがなかったらドライで食べられたもんじゃなかったと思う。でもこれだけ混んでいるところを見ると、普段から人気の場所なのかもしれないな。

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中も外も大混雑のBar El Jamón

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でも豚肉がドライなタパはいまいちだった

この他にも行く場所の候補を考えてあったんだけど、肝心のお腹がいっぱいになってしまったので、老舗のタパスバルがたくさんあるエリアの方にのんびり歩いて戻ることにした。このお祭りの一環なのか、いくつかの広場では生演奏をしていて、みんなそれぞれの夜を楽しんでいるようだった。

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小さめの広場で、みんな集まって音楽を楽しんでいる

のんびりと歩いていると、どこからか賑やかなドラムの音が聞こえてきた。Tapapiésのお祭りの一環としてパレードがあることもウェブサイトで読んでいたんだけど、もしかするとそれなのかもしれないな。ということで音がする方向に歩いていくと、鮮やかな色の衣装を身に着けたグループが道の真ん中でドラムパフォーマンスをしているのを発見。あれ、このリズムは記憶にあるぞ。以前ブラジルのサルバドールに行った時に、子供たちがこんな感じでドラムを叩いてなかったっけ?? ブラジルに詳しいKoreyが言うには、これはバトゥカダ(Batucada)と呼ばれるブラジル音楽で、ドラムが主体のサンバなんだそうな。振り付けや踊りなんかも交えながら、10人くらいのグループがみんなでドラムをリズミカルに叩いている姿は壮観! 周りの人たちも自然に体が動いていた感じだし、楽しくて自然に笑顔になってしまう。ああ、なんてラッキーなんだろう。こんな感じでハッピーにしてくれる音楽に、今夜出会えて本当によかった。

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ドラムの演奏には自然と体が動いてしまう



興奮冷めやらぬまま、タパスバルで有名な通りCalle de la Cava Bajaまで戻ってきた。ここにはあちこちのウェブサイトで紹介されている店がたくさん並んでいるけど、もうお腹がいっぱいで何も入らないのが残念。でも食べ物じゃなくて、飲み物を飲むために行きたい場所があった。Taberna La Conchaという場所のベルムット(Vermut)! ドライ版のVermouthはアメリカでもマティーニとかに使うけど、スペインのベルムットは初めてだ。

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外に人が溢れ出すくらい混雑中。
その中を押し分けるようにしてバーに行って注文する

作るのを見ていると、まずグラスにジンを霧吹きでかけた後、この店独自のベルムットを注ぎ、その上にカンパリのような赤い液体を少したらしている。こぼれないように慎重に飲んでみると、ハーブが入った甘いワインって感じの味。でも微かな苦みが全体的な味を引き締めていて、背骨の通った味になっている。これは美味しいや! このハーブの感じは、チェコで飲んだベヘロフカ(Becherovka)に似ているかもしれない。でもこっちの方が断然飲みやすくて、癖になりそうな感じだ。スペインを離れる前に、またこの店に戻ってきたいな。

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初めてのベルムット。美味しい! 癖になりそう!

美味しい食べ物も食べられたし、新しい飲み物体験もできたし、今夜のバルホッピングは大成功だった。ホテルに帰り着いたのは22時半くらい。明日も朝から観光なので、すぐに寝ることにした。明日も盛りだくさんの一日が待っているぞ!
by alexsea | 2024-10-25 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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