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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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イギリス2025: バスツアーでセント・アンドリュースまで

2025-12-04 (Thu)

7時に起床。

今日はエディンバラから抜け出して、セント・アンドリュース(St Andrews)や近郊の町を巡るバスツアーに参加する。グラスゴーで使ったRabbie’sという会社の、“St Andrews & the Fishing Villages of Fife”(£51.30=$69.33)というツアー。今日巡る場所がどんなところか全く予備知識がなかったけど、せっかくスコットランドにいるんだからエディンバラ以外の町も見てみたいと思ったんだ。

7:50くらいに部屋を出て、トラムでセント・アンドリュース・スクエア(St Andrews Square)駅まで行く。今度はちゃんと降りた後にもタップすることを忘れない!

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セント・アンドリュース・スクエア・ガーデンのライトアップが綺麗

集合場所のバスステーションの近くにインド料理レストランDishoom Edinburghがあったので、そこで朝食にしようと8:15に予約しておいた。Dishoomは何度もロンドンで朝食に行った店で、僕の大好きなレストランの一つだ。

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ロンドンで何度も行ったDishoom

今回はインド風スクランブルエッグとも言えるアクリ(Akuri)と、サイドでベーコンもオーダーした。スパイスの香りがしてピリ辛なスクランブルエッグは、パンに挟んで食べるともう最高! 以前ロンドンで食べて大好きになった一品を、また食べることができてすごく嬉しい。

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Akuri (£11.90) + Four rashers of bacon (£5.20)

オーツミルクのチャイのお代わりをお願いしたら、黒っぽい色な上にすごく粉っぽい。これ、うまくフィルターされてないよ! サーバーに言って取り換えてもらったんだけど、新たに来たものも全く同じ状況。最初の1杯は大丈夫だったのに、一体どうしちゃったんだろう? これも飲めないけどもういらないとサーバーには伝えたら、お勘定を頼んだ時にチャイの料金を差し引いてくれていた。チャイは残念だったけど、サービスは二重丸!

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飲んだところが粉だらけだし、下にも沈殿している

ここからエディンバラ・バスステーション(Edinburgh Bus Station)までは徒歩3分。9時半にミニバンでピックアップしてくれたのは、ドライバー兼ガイドのCraig。長い髪をポニーテールにした大きな人で、なんだかハーレーダビッドソンとかに乗ってそうな感じ。

彼はまず僕たちをフォース橋(Forth Bridges)へと運んで行く。3つの橋が架かっている場所で、そのうちの1つ、一番古い鉄道用のフォース橋は、世界遺産にも登録されているらしい。ウェブサイトの旅程にはビューポイントに停まるようなことが書いてあったんだけど、真ん中のフォース・ロード橋(Forth Road Bridge)の上を走るだけだったので残念。隣のすごく綺麗なクイーンズフェリー・クロッシング(Queensferry Crossing)という橋は、2017年にオープンしたばかりらしい。

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フォース・ロード橋を渡る

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隣のクイーンズフェリー・クロッシングは開通してから10年も経っていない

グラスゴーからのバスツアーほど景色には感動しないけど、窓からは牧歌的な風景がずっと見えていてとてもいい。石造りの塔のようなものが突然現れるのは、歴史が長いイギリスらしいなと思った。地図で調べると、この時に見えた塔はLundin Tower。塔大好き人間の僕としては、こういうのを見るとすごくドキドキする。

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Lundin Towerに血が騒ぐ

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壁を貝で装飾した家があった

11時過ぎに、最初の停車地アンストルーサー(Anstruther)に到着。トイレ休憩を兼ねて30分の自由時間があった。ファイフ(Fife)海岸沿いの町で、昔から漁港として重要な場所だったらしい。小さな町なので、端まで歩いても10分くらしかかからない。海岸には漁船以外にも、たくさんのボートが停泊していた。

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アンストルーサーは漁港として重要な町

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マリーナにはたくさんの船があった

とても気持ちのいい海沿いの町なんだけど、風が強くてとにかく寒い! あまりにも寒かったので、アイスクリーム屋に駆け込んでアイスクリームを食べてしまったほど(笑)。

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Scoopという店でアイスクリーム

アンストルーサーを離れた後は、12時過ぎにセント・アンドリュースに到着した。ここで3時間のフリータイムがある。僕は全く前知識がなかったんだけど、ここはゴルフ発祥の地として有名らしい。セント・アンドリュース・リンクスというゴルフ場があって、そのコースの1つであるセント・アンドリュース・オールド・コース(Old Course at St Andrews)は世界最古のゴルフ場とのこと。ツアーバスが停まった場所からは、オールド・コース・ホテル(Old Course Hotel)というゴルフリゾートが遠くに見えた。僕はゴルフは一度もやったことがないけど、確かにこんな海の見える場所でやったら楽しそうだな。

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オールド・コース・ホテルというゴルフリゾート

何はともあれ、まずランチを食べに行かないと! バスの中でガイドが話していたスコットランドの名物料理の一つ、カレン・スキンク(Cullen Skink)というものが食べたくなった。ガイドの友達の大オススメはForgan’s St Andrewsというレストランのカレン・スキンクらしいので、そこに行ってみることにした。町の中を歩いていると、多くの学生を見かける。この町にあるセント・アンドリュース大学は、スコットランド最古の大学らしい。

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海岸沿いには気持ちのいい遊歩道がある

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大学のある街なので学生を多く見かけた

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Forgan’sに入るまでの通路が綺麗

Forgan’sでは、まず最初にお目当てのカレン・スキンクを注文。出てきたのはたっぷりのボウルサイズで、なぜか頭の中で小さなカップサイズを想像していた僕は驚いてしまった。こんなに大きいとわかっていたら、メインは頼まなかったのに…。食べてみると、これってチャウダーそのまんまだ。そっか、カレン・スキンクってスコットランドのチャウダーだったのか。クラムチャウダーのように貝は入っていないけど、燻煙されたハドックやポテトが入っていてとても美味しい。驚きはなかったけど満足!

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Cullen Skink (£9) Smoked Haddock, Leek & Potato Chowder, Dill

メインは魚のフライのサンドイッチ。薄い魚のフィレをパン粉で揚げてあって、野菜と一緒に軽くトーストしたチャバッタに挟んである。これは一口食べて、うわっ美味しい!と心の中で叫んでしまうくらい、フライと野菜とパンのバランスが絶妙。全く臭みのない魚はカリカリに揚げてあってすごくいい風味だし、野菜にも軽くドレッシングをかけてあるみたい。超分厚いサンドイッチやハンバーガーがあちこちで人気のようだけど、その多くは味のバランスが悪いし、何より食べにくいから僕は好きじゃない。このサンドイッチはバランスもいいし、食べる人のことをちゃんと考えているなって感じの一品だった。美味しかったので結果的にメインを頼んで正解だったけど、どちらも半分くらいしか食べられなかったので、もったいなかったなぁ。

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Breaded Fish Fillets Sandwich (£15) Red Onion, Tartare Sauce, Lettuce, Tomato

満足のランチの後は、さっきバスで町に入る時に見えた遺跡の方に歩いてみることにしよう。メインの通りは2本ほどなので、この町の中心部はそれほど大きくない。でも石造りの建物が並んでいて、歩いていてすごく気持ちがいい。

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とてもいい雰囲気の町

歩いていると、Jannettas Gelateriaというアイスクリーム屋が目に入った。ここは確かツアーの旅程表にも書いてあった場所だな。外は寒いことだし、またアイスクリームを食べることにしよう(笑)。ここは1908年にオープンした歴史のあるアイスクリーム屋で、ジャネッタさん家族の写真が壁にたくさん掛けてある。楽しそうな写真ばかりで、なんだかこの家族に親近感を持ってしまった。こういう家族経営の店は応援したい。頼んだアフォガトは、当然のように美味しかった。

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寒い日はアイスに限る

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ジャネッタさん家族の写真は楽しそうなものばかり

町に入る時に見えたセント・アンドリュース大聖堂(St Andrews Cathedral)の遺跡なんだけど、行ってみると冬季は火・水・木が閉まっていてショック! 14世紀に建てられた大聖堂は、一時はスコットランド最大の建物だったらしい。海に面した遺跡は個人的なツボにめちゃめちゃハマる感じだったので、中を歩けなかったのがすごく残念だ。

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セント・アンドリュース大聖堂の遺跡

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町の入口も遺跡のようになっている

Googleマップで調べると、近くにセント・アンドリュース城(St Andrews Castle)があるらしいので、そっちの方にも行ってみた。さっきの大聖堂もそうだけど、遺跡が海のすぐそばに見えると、シュールさに気分が上がる。なんでだろう? 海の「動」と遺跡の「静」の対比がいいのかな。

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海岸沿いのセント・アンドリュース城の遺跡

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小さいビーチだけどすぐ横に遺跡があるのでシュールな感じ

この遺跡のことについては全く予備知識がなかったけど、£11払って中に入ってみた。ついてきたオーディオガイドは、なんだかすごく芝居がかっていて冗長に感じる。13世紀に建設された城で、何度も戦火をくぐり抜けてきた場所らしい。宗教戦争で司教が暗殺されたり、城に侵入するためのトンネルが掘られたり、またそれを阻止するためのトンネルを掘って侵入者を捕えたりと、とにかく様々なドラマがあったみたい。でも僕は歴史には興味がないので、ドラマのようなオーディオツアーも途中で止めることが多く、「海のすぐそばの遺跡」という雰囲気を楽しむだけに留まった。

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城の正門

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コートヤードは広々としている

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ゲートのすぐ横のタワーは結構ちゃんと残っている

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寒い中、水に浸かる猛者(愚者?)がビーチに

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城からは大聖堂の遺跡も見える

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城のキッチンから出るゴミなんかを捨てていた穴

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井戸のようだけど、この下に牢獄があったらしい

まだちょっと待ち合わせ時間には早いけど、そろそろバスの場所の方に戻ることにしよう。海沿いの遊歩道近くにある彫像は誰だろうと思っていたんだけど、よく見ると土台に名前が書いてあった。Tom Morrisというゴルファーで、4度もチャンピオンの座を手にした伝説的存在らしい。

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Tom Morrisは伝説的なゴルファー

待ち合わせ場所のすぐそばにはゴルフ博物館があったので、そこのギフトショップでちょっと時間つぶし。博物館の入口には、16世紀から今に至るまでの有名なゴルファーの顔が並んだアートがある。すごく迫力があるんだけど、ボコボコと顔だけが並んでいると怖いよ!!

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ゴルフ博物館の入口の顔が怖い…

15:10にツアーバスにピックアップされ、最後の目的地フォークランド(Falkland)には16時近くに到着。ここでも30分ほどフリータイムがあった。スコットランド王室の宮殿だったフォークランド宮殿(Falkland Palace)の外観を眺めて、町の目抜き通りをちょっと歩いた後は、ホテルのバーでウイスキーを1杯飲む。ここで勧めてもらったのはHighland Park 12で、これはなかなか美味しかったかな。バスの扉が開くのを待っている間に雨がパラパラ降ってきたけど、傘を差すほどではなかった。今日観光している時に降らなくてよかったよ。

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フォークランド宮殿の外観

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小さな町の教会って感じ

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可愛い町だったけど、やれることは少ない

エディンバラには17:30に帰着。色々といい景色も見ることができたけど、結果的にツアーとしてはあまり面白くなかったというのが本音だ。ガイドのCraigもフレンドリーなんだけど、あまり情報を提供してくれないんだよね。セント・アンドリュースのゴルフのことも、フォークランドの宮殿のことも、ちょっと触れるだけみたいな感じで、深い説明をしてくれなかった。事前に僕が目的地のことをもっと調べておいたら楽しめたのかもしれないけど、なんだかこの旅は不完全燃焼だった気がする。まぁこういう事もあるよな。

エディンバラではバスターミナルじゃなくて、The Domeというレストランの前で降ろしてくれた。ここはクリスマスのデコレーションが綺麗なところとして有名で、僕も今回の旅行でいつか見たいと思っていたのでラッキーだった。

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The Domeはクリスマスのデコレーションで有名な場所

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公園からは歌声が聞こえていた

ホステルには18時ちょっと前に到着。明日の朝ランドリールームで洗濯をする予定なので、それに必要なトークンをフロントで買っておいた(£4と洗剤が£1)。朝早くだったらランドリールームも混んでないだろう。

今夜のレストランはホステルから徒歩2分ほどのSpry Winesを19:30に予約してある。ワインバーだけど食事も出していて、ミシュランに掲載されている店。

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見るからに高級そうなSpry Wines

カウンターと窓際のテーブルのどちらかを選べたけど、僕はカウンターを選択。アラカルトのメニューの他に、5コースのテイスティングメニュー(£60)とワインペアリング(£50)があったので、それを予約時に頼んでおいた。

最初のコースは、ハリバット・モザイクと呼ばれる料理。ハリバットを昆布で締め、ガーリックチップを上に乗せ、ホースラディッシュのソースを添えてある。ハリバットからは微かな昆布の旨味を感じて、ガーリックチップの風味とカリカリした食感と一緒になって、素晴らしい美味しさ。ホースラディッシュのソースといっても鼻にツンとくるような感じは全くなく、ハリバットの味の引き立て役に留まっていて見事。繊細な味わいを上書きすることなく、新しい味の組み合わせを僕に教えてくれた。最初の皿からガツンと感動させてくれて嬉しいなぁ。ペアリングのワインはスプマンテ。ソフトでドライな味わい。ちょっと後味に水っぽさが残る感じだけど、料理を食べた後だとなんだか綿菓子のような風味を感じて、素晴らしいマリアージュだと思った。

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Halibut mosaic with horseradish sauce and garlic crisps (£15)
(値段はアラカルトで頼んだ場合のもの)
Wine: Monban, Spumante Extra Brut, Glera, Veneto NV

次はパンのコース。といってもグラスゴーのCail Bruichで経験したようなパンがメインのコースではなく、一緒にチーズやサラダも出てきた。チーズは自家製のフレッシュチーズで、オリーブオイルがかかっているだけなので、柔らかな風味をフルに味わえる。サラダはイタリアンケールとレインボーチャードをメインに、アーモンドを砕いたものがかかっている。所々に乗せてある洋ナシを使ったペーストが甘さを添えていて、味的にもテクスチャー的にも幅広い感覚で、とても美味しかった。パンにはホイップバターと黒ニンニクの塩がついてきて、これも文句なし。ペアリングのワインはドライでハーブの香りがして、サラダと本当によく合った。

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Ante sourdough with whipped butter and black garlic salt (£4.50)
Very fresh cheese in Valdibella olive oil (£8.50)
Steamed cavolo nero and rainbow chard with pickled pear and smoked almond (£8)
Wine: Nizio, Owca, Johanniter, Poland 2022

3皿目はリコッタチーズとクルミのカッペレッティが、カボチャのクリームの上に乗ってきた。カッペレッティは優しい味わいで、カボチャクリームの塩味のお陰で、クルミの甘さが引き立っている。こういう料理には瞬間揚げのセージが本当に合う! でもほんの少しだけ塩味が出しゃばっている感じがしたのは、残念といえば残念かも。ペアリングのギリシャワインはドライでパンチのある味だけど、料理を食べた後だと甘さを感じる。やっぱりワインバーだけあって、ペアリングがとても上手い。

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Ricotta and walnut cappelletti with pumpkin cream and crispy sage (£18)
Wine: Domaine Myrsini, Amos, Assyrtiko, Greece 2023

メインコースは、アンコウのシチュー。炙ったフェンネルと赤ピーマンのいい香りがして、食べる前からウットリ。締まったアンコウの身の入ったトマトベースのシチューは、もう文句なしの味。ペアリングの赤ワインは、それほどシチューの風味を引き立ててはくれなかったみたいだけど、美味しいワインだったことには変わりない。微炭酸的な舌触りだったのが印象的かな。

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Seared monkfish stew with braised fennel and dill aioli (£21)
Wine: Côme Isambert, Onomatopée, Gamay, Grolleau, Loire 2021

デザートにはマドレーヌにバタースコッチのソースがかけてあるもの。焦がしバターの香ばしい匂いと味が、マドレーヌにどっしり感を与えていてとてもいい。マドレーヌは僕の大好きなお菓子の一つだし、甘すぎないデザートがすごく有難かった。ペアリングはシュナン・ブランがメインの甘いワイン。甘さだけではなくキリッとした酸味もあって、とても美味しかった。

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Brown butter madeleine with butterscotch and bay crème fraiche (£8.50)
Wine: Château Barouillet, Monbazar, Sweet Chenin, Bergerac 2019

いやー、ここの店、本当によかった!

普通のワインバーはシャルキュトリとかクロスティーニとか簡単な料理しか出さない場所が多いけど、ここの料理はトップレベルのレストランのようだったし、ワインペアリングもとても良かった。あのレベルの5コースの料理が£60というのも、信じられないくらいお得だと思う。店の中の雰囲気もすごく良くて、たくさんのカップルがワインを飲みながら、楽しい時間を過ごしているようだったし。まだ明日があるからわからないけど、コストパフォーマンスから考えても、今回エディンバラで食べたレストランの中で一番好きな場所かもしれない。エディンバラに住んでいたら、ひと月に一度は来たい場所だと思う。

最後に、「料理もワインも本当に美味しかった。ありがとう!」とカウンターの中の女の子に言ったら、「すごく楽しんでくれているみたいだったので、カウンターに座ってくれて嬉しかったわ!」と言ってくれた。

最高に満足したディナーの後は、どこにも行かずに徒歩2分のホステルに戻り、すぐにベッドに入った。

今日の歩数: 17,170
by alexsea | 2025-12-04 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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