先週、曇りや雨が多いシアトルにしてはとても気持ちのいい天気の日があったので、ワシントン大学まで桜を見にいってきた。

歩いていく途中の道にも満開の桜が

ワシントン大学までの橋を渡っていく
大学に着く直前には、学生街ということもあって、たくさんのレストランが並んでいる地域がある。ここら辺には普段は全く来ないんだけど、この辺りのレストラン情報を発信しているEater Seattleというウェブサイトでお勧めされていた店があったので、そこでまずランチを食べていこう。
Lee’s Kitchen Noodle & Rice U Dubに最初の客として入って、「ポップコーンチキン」とチャーハンのセットを注文。写真じゃわからないかもしれないけど、チャーハンの入っている器は大きな丼サイズで、この2つでゆうに2人以上満腹にできる感じ。こんなの絶対に全部食べられないよ! 若者だったらペロッと食べちゃうのかもしれないな。さすが学生街、侮れない。

Popcorn Chicken Fried Rice ($16.99)
美味しそうに見えるけど、ポップコーンチキンの方は外はカリッと、中はジューシーに揚がっているとはいえ、味がとても薄くて飽きがくる。チャーハンの方はそれほど文句はないけど、「これ美味しい!」と素直に言えない感じで、なんだか拍子抜けしてしまった。不味いということはなかったので、今日はシェフの調子が悪かっただけなのかもしれない。結局どちらも1/3くらい食べただけで後は全部残してしまったので、とてももったいなかった。この後桜を見に行く予定がなかったら、ちゃんと残りを持って帰ってたのになぁ…。
ワシントン大学の桜で有名な広場はQuad(クアッド)と呼ばれていて、約30本のソメイヨシノがあるので、満開の時期にはとても壮観だ。以前から桜の時期には人で溢れていたけど、最近は毎年加速度的に混雑が増している感じがする。そんな人混みの中でも、満開の桜を目にすると、とてつもなく心が高揚してくる。

平日なのにこの人混み!

満開の桜は日本人としての心を揺さぶってくれる
ラッキーなことに空いたベンチがあったので、そこに座って桜の木々と行き交う人々をずっと眺めていた。母や柴犬のフォックスが生きていた頃にも、みんなで毎年のように桜を見に来ていたよな。昔は桜を見ると高揚感しか感じなかったけど、今では刹那的な悲しみも胸にわき上がってくる。去年桜を見に来た時には、もう読まれることのない母のLINEに満開の桜の写真を送ったっけ。向こうからも、この素晴らしい花々が見えるといいんだけど。

ベンチに腰掛けて、ゆっくりとお花見

1999年には、母とフォックスは確かにここにいた

すぐそばに舞い降りてきた花びらに癒される
結局ベンチには1時間ほど座っていた。桜は本当に特別に感じるので、どんなに見ていても飽きない。でもちょっと肌寒い気温だったので、最後の方には指先まで冷たくなってしまった。大学の中にあるスタバで、温かい飲み物を買っていくことにしよう。

フル充電された感じ。桜の木々に感謝!
昔から大好きな竹内まりやの『人生の扉』という曲に、「満開の桜や色づく山の紅葉を この先いったい何度見ることになるだろう」という一節がある。歳を重ねるごとに、この歌詞の意味が心に染みわたってくるような気がする。