こないだ、っていっても3月3日のことだったと思うんだけど、ちょっと印象的な夢を見たので、記録を残しておきたいと思う。
いつものことだけど、夢の中でどこかを旅行していた。場所はヨーロッパだったと思う。ある都市から電車に乗って、次の目的地に移動。その駅の外に出てみると、夏の日差しに、乾燥していて歩くたびに土煙を立てる地面。なぜかイタリアの郊外という気がした。
駅を出てから、なだらかな坂を土煙を立てながら下りていく。予約しておいたホテルに向かっているらしい。手元には地図があって、僕が向かっているホテルが赤い点で記してあり、その他のホテルも黒い点で書いてある。僕のホテルの道には、他のホテルを示す黒い点がたくさんあって、「なんだー、ホテルの密集地帯かよ」なんてちょっとガッカリしてたのを覚えてる。
坂を下りきると高架下のような場所に出て、バスターミナルっぽくなってたのかな。線路と平行して小さめの川が流れている。川も地図に書いてあるんだけど、地図には方向が書いてないもんで、どっちに行ったらホテル方向に行けるのか、地図を上下に回転させながら悩んでた。
すると小さな女の子が歩いてきて「助けが必要?」みたいなことを言ってくる。「このホテルは線路のどっち側?」と地図を見せながら聞くと、少し地図を見た後、「秘密の番号は1、1、9よ」と笑いながら答えて走り去ってしまう。警察に聞けってこと? バカにされた? とか思いながら、ホテルは線路に対して川のある方向だと決断。その川の方向に歩き出そうとしたそのとき…。
首の後ろ側を手でツンと突かれて目が覚めた。左側を向いて寝てたから、誰かが用事があって起こしに来た?とか思って右側を見たんだけど、誰もいない…。もう明るかったし不思議に怖い気はしなかった。もしかして家にいる誰かの危険を知らせにご先祖様が来た?とか思って、「誰か僕を起こさなかった?」と一階に下りてみると、みんなちゃんと元気にしてるし。
本当に不思議だった。寝ぼけてたわけじゃない。確かに首の後ろに誰かの手を感じて目が覚めたんだった。こんなことは初めて。あれは一体なんだったんだろう。もしかしてあの川を渡ると死んじゃうとか? それを阻止してくれたってこと? それに夢の中の女の子が教えてくれた「秘密の番号」の意味は?
謎、多し。