
NetFlixで "An Inconvenient Truth" を借りて見た。Clinton政権時代の副大統領Al Goreの、地球温暖化に関するドキュメンタリー。
温暖化についてはかなり前から知識としては知っていた。でもグラフで年々の気温の上昇を見たり、南極やグリーンランドの氷の融解地図なんかを見せつけられると、背筋が寒くなってしまう。
このドキュメンタリーの中で、人間が地球温暖化を真剣に受け止めない理由として、面白い例を挙げていた。もしカエルを熱湯の中に入れるとビックリして飛び出すけれど、カエルを水の中に入れてそれをだんだんと暖めていくと、危険な温度になっても飛び出さないらしい。人間も急激な変化がない限り、それを問題だと受け止めない。
それに気温の上昇にもあるポイントがあって、それを超えると氷の中に閉じ込められていた二酸化炭素が溶け出して、温暖化をいっそう加速させてしまうらしい。そのポイントを超えてしまっては、温暖化を逆転させることはすごく難しくなってしまう。
温暖化については専門家やAl Goreが(副大統領になる以前から)かなり前から警鐘を鳴らしてたけど、最近の異常気象や天変地異の増加によって、やっと人々が気づき始めたみたいだ。あまりポリティカルなことには首を突っ込みたくない僕だけど、この問題に関しては注意深くフォローしていきたいと思ってる。