次の日は眺めのいいテラスで朝食をとった後、金峯山寺とか吉水神社といった近場の見所から見て回った。どこもひっそりと静まり返っていて、涼しげな朝の風と一緒になって、またまた気持ちがいいことこの上ない。かなり細い道ばかりで、車とすれ違う度にヒヤッとするんだけど、やっぱり山の上からの眺めは最高だった。

吉野はちょっと早めに出て、飛鳥に行くことに急遽決定。ここの石舞台は一度見てみたかったので嬉しかった!

石舞台古墳は思った以上に壮大で、四方に玄武・青龍・白虎・朱雀の作り物が置いてある。本当に気持ちのいい場所だ。霊能者・寺尾玲子さんによると、ここには「龍の道」なるものが通っているとか? 石の下に入れるなんて思わなかったんだけど、上からの光が差し込んでいてとてもキレイだった。でもこの頃になると太陽の勢力も最大になっていて、また歩く度にエネルギーが削られていく気がする。ちょっと頭痛もするみたいだし。やっぱりこういう暑さには弱いんだなぁ。
そろそろお昼だということで、僕がラーメン屋のチャーハンを食べたいと言ったのでそれを探すことに。でも全然見つからなくて、仕方なく目についたところに入ったら、これがなかなかの当たり! 棚に並んでるおかずを自分で自由に取る感じの「食堂」なんだけど、鳥のから揚げも美味しかったし、釜炊きごはんもツヤツヤしていてとても良かった。
お腹がふくれた後は、Lupinさんが見たいという高松塚古墳へ。ここでは僕はもうバテバテ。古墳から出た壁画のレプリカがある壁画館に行っただけで、本物の古墳にはLupinさんだけで行ってもらった。もう本当に暑さにやられた感じだった。ごめんねー、そして何から何まで本当にありがとうございました、Lupinさん!
この後はLupinさんと別れて、予定より2時間早い電車に乗って叔父の住む神戸へ。13年ぶりくらいに会う叔父は、髪が真っ白になっていて最初はわからなかったくらい。でもこの夜は叔父や叔母、久しぶりの従兄弟たちと会うことができて本当に嬉しかった。中でも従兄弟の子供が9歳なんだけど、こいつが本当に人懐こいヤツで、普段は子供は結構苦手な僕も全然OKだった。みんなで「サスケ」とかいうとてもアスレチックな番組を一緒に見たりして、楽しかったー!