From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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先生

先生_d0113429_3525474.jpg

高校時代、二年間担任だった先生が亡くなったとの知らせが入った。あの頃でも先生方の中では年配の方だったので、かなりのお歳だったんだろう。やっぱり不思議な力は確実に存在するみたいで、昨夜寝る前に先生のことを思い出していた矢先のことだった。

先生が担任になった高校2年のときのクラスは、今から考えても "Magical" という言葉がピッタリきてしまうくらい、僕にとっては特別なクラスだった。

最初は本当にどうしようかと思った。一年のときに「問題児」との噂が流れていた名前ばかりが揃ったクラス。まだ声変わり後のコンプレックスを引きずっていた僕は、こんなクラスで一年やっていけるんだろうかと、真剣に悩んでいたことが思い出される。先生もなんだか頼りなさげに見えたし。

ところが始まってみると、クラスの一人ひとりは個性派揃いなんだけど、とてもうまく噛み合ってる感じ。最初は頼りなさそうに見えた担任の先生も、クラスの「色」に引きずられて、どんどん明るくなっていったように見えた。

今でも思い出すのが高校の修学旅行のこと。宮島に着いたときに、本当は他のクラスと一緒にすぐに集合しなきゃいけなかったんだけど、ウチの能天気クラスだけみんなで集まって勝手に集合写真を撮ってた。先生も楽しんでたみたいで写真に参加してくれたんだけど、その後他の先生方にに「困りますよ!」って真剣に怒られて平謝りしてた。あのときの先生の姿は今でも頭に焼き付いて離れない。

そうであってほしいという僕の勝手な思い込みなのかもしれないけど、先生もあのクラスを本当に楽しんでいたように見えた。それに加えて、今まで他の担任の先生方に感じることのできなかった「近さ」を感じることができた。一人ひとりのことを、親身になって気にかけてくれていたんだと思う。

先生の担当は物理。高校3年のとき物理の点数がすごく下がったことがあって、その時はすごく怒られたっけ。本気で心配してくれてるのがすごく感じられたから、それからは頑張って満足のいく点数まで上げることができたんだ。

昨夜偶然に先生のことを思い出していたのは、先生がお別れに来てくれていたからなんだろうか。先生の姿を一番覚えているあの宮島に今年行く予定になっているというのも、とても不思議な縁を感じてしまう。

木暮先生、本当にありがとうございました。
by alexsea | 2008-04-08 11:52 | 日記 | Comments(6)
Commented by 亜紀 at 2008-04-09 06:04 x
虫の知らせとでもいうのでしょうか。不思議なことだけれど、
きっとお別れに来てくれたんだと思うよ。
今年、宮島に行くことにしたのも何かがある気がする。
また良い縁を呼び込むことでしょう。

学生時代にひとりでも素晴らしい先生との出会いがあるのは
素敵なことだね。
ウチの子供たちにも、そういう先生との出会いがこれからあるといいな。
Commented by Damian at 2008-04-09 08:39 x
うん、傍にいたんだと思う。その先生。
勝手な想像だけど、先生も宮島の事が大切な思い出になってたんじゃないかな・・・・
Commented by TBA#49 at 2008-04-09 09:19 x
特別な先生というのはやはりそのようなモノですよね。

私にもそのような先生が数人います。
幸いなことにまだ訃報は聞いていないので安堵している所です。

最近も最終講義だと云うことで出席出来なくて済みませんと電話したばかりでした。
もう16年程逢っていないのですがそれでも私のことはしっかり覚えていてくれていました。
(問題児だったからでしょう)

良く、「忌の際」の時には思い出深い方の枕元や傍らにその方が来ると云いますが、あながち嘘ではないと思います。

実際私もそういうことは体験しておりますので…。

と言うことは
 Alexさん = その先生にとっては思い出深い方
だったのだと思います。

宮島に行く予定にしたのも、そういう
 「思い」
があったからなのかも知れませんね。
Commented by alexsea at 2008-04-11 02:45
>亜紀ちゃん

本当に虫の知らせだったのかもしれないね。お別れに来てくれたんだとしたら嬉しいな。
Commented by alexsea at 2008-04-11 02:47
>Damian

やっぱりそういう不思議な力は存在するよね。単に偶然では片付けられないような、そういう「つながり」。敏感に心のアンテナをいつも広げていたいと思ってます。
Commented by alexsea at 2008-04-11 02:49
>TBA#49さん

あれからもう25年近く経っているんですが、先生が僕のことを覚えてくれていたのだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
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