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by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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What Would You Do?![]() こないだテレビのチャンネル・サーフィンをしていたら、ABCの "What Would You Do?" という番組が目に入って、結局最後まで目が離せなかった。これは「あなたならどうする?」という意味で、人間心理を追求するどっきりカメラといった感じの番組。カメラマンは隠れていて、道や店など公共の場所で役者が色々なことをしてみて、それに周りの人がどう反応するかを見るもの。人の反応ってこんなにも千差万別なんだと、本当に驚かされてしまった。 こないだのエピソードの最初は "Hazing" と呼ばれるもので、大学の寮に入るときに新入りをとことんイジメぬく儀式のようなもの。これを公共の道ばたでやったら周りの人はどう反応するか? 新入りを木の幹に縛りつけて酒を強制的に飲ませたり、下着姿で無理やり筋トレさせたり、もうとにかくすさまじいイジメ。もちろんこの番組でやってるのはみんな役者なんだけど、本当にこういう「儀式」をやる場所があるらしいから怖い。 通行人は遠巻きに見てるだけの人もいれば、勇気を持ってやめろと乗り込んでいく人もいる。中には誘われていじめに参加してしまう人たちも何人か。面白かったのが、男が男にいじめられているときには助けに行く人が多かったんだけど、女が女にいじめられているときには遠巻きに見ている人たちばかりだったということ。いじめの対象の女性が助けてと口にすると、初めて助けに行く人が現れたらしい。性差によるこの結果、人の頭の中ではどんなことが起こっているんだろう? 次のエピソードは、道で急に人が倒れるという設定。身なりのいい女性が倒れた場合には介護する人がすぐに現れるんだけど(平均6秒)、ホームレスのような格好をした男性が倒れた場合には心配して話しかける人が現れるまでの時間が平均3分になってしまう。しかも、ホームレスの格好をした男性が手にビール缶を持っていた場合には、助けに来た人はたった一人だけという状態。彼を助けたのは、その彼女自身も時にホームレスの生活をしている人で、救急車を呼んでくれるように道行く人々に声をかけていた。それでも無視して通り過ぎる人がなんと26人。なんだか泣けてきてしまった。最終的にはある人が救急車を呼んでくれたんだけど、倒れた男の役をやっていた俳優は、助けてくれたホームレスの女性にひどく感動して、天使のように思えたと言っていた。 自分だったらどうするだろう? あのホームレスの女性のように、どんなに身なりが悪い人でもすぐに助けを呼んであげられるだろうか? 「人を助けないこと」で自分が得るものってなんなんだろう? そんなことをすごく考えさせられた番組だった。 他にも、薬局で避妊薬を買おうとしている16歳の女の子とそれを断る薬剤師を見てどうするかとか、ウェディングドレスの店で自分の娘に「醜い」とか「太ってる」とか暴言を吐きかける母親を見てどうするかとか、すごく興味深いエピソード満載だった。これは来週も絶対に見なきゃだな。
by alexsea
| 2009-03-12 12:34
| 日記
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Comments(9)
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大変ご無沙汰しております。失礼致しましたm(__)m
この番組、とても怖いと思いました。 自分はいわゆる「ドッキリ番組」は見ないようにしています。 人を騙してその反応を楽しむというのが、悲しいと感じるからです。 でもこの番組は、「自分の嫌な面を見せ付けられる」って気がして、「怖くて」見る気がしません。 ホームレス風の人が倒れてて、でも無視して・・・・・これ、私自身の事です
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何か考えさせられるエピソードが多そうですね。
私なら後先考えず助け船を出すような行動すると思います。 (実はそれで損ばかりしていますが…) 多分、私の性分なのでしょうね。 「困った人を見ると放っておけない」というのは。 (単に「お節介焼き」なのかもしれませんが) ドッキリならば笑って済ませられるモノもあるでしょうけど…中にはそうでもないモノもあると思います。 「自分ならどうする?」と考えた場合を想像すると見るのが怖いですね、この手の番組は…。
うーん、一種の心理学というか、人間の性的なものの追及ってことになるのかな。こういうのって本当に考えさせられるよね。評論することは簡単だけど、それって偽善じゃないか?自分は本当にすべてに公平に正しく行動できるのか?っていう自分自身の追及を考えると、人間って悲しい生き物だなあ、、、なんて思ってしまうし。Sigh....(^^;
![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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>Damian
怖いっていうの、わかるな~。自分だったらあんなことできない!っていうようなエピソードとかもあるもん。だから逆に、人種差別をする人に涙で抗議してくれる人なんかを見ると、ああ自分もあんな風に勇気を持たなきゃいけないんだなって教えられる気がします。だからといってそれを実際にできるかどうかはわからないんだけどね。
>TBA#49さん
うんうん、本当に教えられる感じです。困った人を見ると放っておけないっていうのは素晴らしいことだと思いますよ。ただ困った人の他に怖い存在が関わっている場合には、本当に気をつけてくださいね。
>文太さん
本当に状況によるよねー。「すべてに公平に」っていうのは、人間にはもともと無理なことなのかもしれないって考えちゃいます。家族と他人が同じように苦しんでいたら、何も考えずに家族を先に助けるだろうし。でもこの番組を見て、ちょっと自分の観点も変えなきゃなって思わされました。
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