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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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2026年の旅行計画

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ついこの間トルコとイギリスの旅が終わったばかりな気がするけど、今年の旅行計画を始めることになった。しかも結構突然に。

いつもならば僕は秋から冬にかけて大きな旅行を入れるんだけど、今年は高校の同窓会があるらしく、その日程が決まっていなかったので旅行計画を始めるわけにはいかなかった。でもつい最近、同窓会は11月に開催されるかもしれないという情報が入ったので、それにかち合わないように春に旅行することを思い立った。

ちなみに僕は夏に旅行するのが大嫌いだ。暑さにとても弱いこともあるけど、観光地の人混みは凄まじいし、飛行機やホテル代もバカ高くなるし、避暑地のようなシアトルを離れてどこかに行くなんてことは考えられない。だから僕は、いつも秋か春のショルダーシーズンに旅に出るようにしている。

さてどこに行こうかと考えたら、最近あちこちで耳にするマルタを真っ先に思いついた。知り合いもマルタに行ったというし、Koreyのボスもマルタに移住するかもしれないとのことだし、Noteを読んでいてもマルタに旅行や留学で行った人の投稿をたくさん見かけるし。地図で調べると、マルタはシチリア島のすぐ南にあることがわかってビックリ! ずっと前からシチリアには行ってみたいと思っていたので、それじゃその2つの場所を巡る旅っていうのはどうかな? なんだか呼ばれているような気がしてきたぞ(笑)。

飛行機代がバカ高いといけないので調べてみると、ローマへの直通便は$1300くらいするけど、アイスランド経由だと$630くらいで行けてしまうことが判明。え、これってすごくお得だよね?! ということで、料金が上がってしまう前に思い切って買ってしまうことにした。

シチリアではレンタカーであちこちまわって10泊した後、マルタで4泊。その後僕は、ローマ近辺で2週間くらい過ごすことにした。パリやロンドンでもしたように、ローマにもちょっと長く滞在して「暮らす」ような感覚を楽しみたいと思ってたんだよな。

シチリアにはただ漠然と行ってみたかっただけなので、どこに行きたいとか、そういう前知識が一切ない。だから、これから他の人の旅行記を読んだりAIを使ったりして、訪問場所と時間配分を考えなきゃいけない。大変だけど、ここがプラニングで一番楽しいところだと思う。パズルがカチッとはまるように旅程を作ることができた時の快感がたまらない。

というわけで、もしマルタやシチリアに関して耳より情報があったら、教えていただけると嬉しいです!🥰
# by alexsea | 2026-02-03 17:20 | 日記 | Comments(0)

イギリス2025: リミナルスペースを抜けてシアトルへ

2025-12-11 (Thu)

朝8時起き。

帰途に就く日の朝は、いつもモヤモヤする。トルコと合わせて約1か月旅行していたので家に帰ってゆっくりしたいという思いと、まだまだあちこちを見てまわりたいという思いとのせめぎ合い。今回は長期間の旅だったこともあって、家に帰りたい気持ちの方が少しだけ勝っている感じだけど。

朝食は初めてホテルで食べることにした。実は前に行ったことのあるミシュラン1つ星レストランHIDEで朝食にしようと予約しておいたんだけど、帰途に就く前にレストランまで行ってくるのは面倒だし、食費を抑えたいという思いもあって、キャンセルしてしまった。結果的に心に余裕ができたので、その判断は正しかったな。

ホテルの朝食は想像通り最低限で笑った。まぁ無料なので、外に食べに行かなくていいだけ感謝しなきゃいけないな。何かお腹に入れておかないと電車で酔ってしまうかもしれないので、朝食を抜くわけにはいかない。

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最低限の朝食ビュッフェ

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クロワッサンにチーズを挟んで、ミニマリストな朝食

朝食の後はゆっくりと荷造りをして、10時半過ぎにチェックアウトした。パディントン(Paddington)駅までは、ホテルから徒歩で15分。天気が良くてよかった!

パディントン駅のすぐ前には、Maarten Baasというアーティストが作った時計がある。中に人が入っているような映像を流していて、彼が文字盤を掃除したり、時計の針を書いたり消したりするところを見るのはとても楽しい。アムステルダムのスキポール空港にもあるみたい。民家用に売り出してくれたら、少しくらい高くても買っちゃうかもしれない。

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Maarten Baas氏の『リアル・タイム』時計

ヒースロー空港までは初めてElizabethラインを使った。途中何度か信号待ちでしばらく待たなきゃいけなかったんだけど、よくあることなのかな? 僕は時間的にはすごく余裕があるので大丈夫だけど、ギリギリの人は結構焦ったんじゃないかと思う。

空港ではセキュリティーを通り抜けた後、Aゲート近辺で出発ゲートが表示されるのを待つことにした。アジア料理のItsuが近くにあったので、軽い食事をしようと思って「うどん」を注文。出てきたのを見たら、カレーソースがたっぷりとかかってる! メニューをよく見ると、確かに「タイ風うどん」と書いてあるじゃないですか(笑)。よく見ずに頼んでしまった僕が悪かった。軽い食事をしたかったのに、結局とても重い料理を選んでしまったわけだ。まあまあとしか言えない「うどん」は、半分くらいしか食べられなかった。

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重いタイ風「うどん」

シアトル行きの飛行機はCゲートから出ると表示されたので、そっちの方に向かおう。電車を使ってCゲートに行く人ばかりだったけど、歩いても15~20分くらいとのことだったので、散歩がてらに歩いてみることにした。連絡通路までエレベーターで降りると…、えっ、誰もいない! 入口のところにセキュリティーが何人かいただけで、歩き始めるともうそこには僕一人だけ。これって、まさにリミナルスペースじゃん!(知らない方はググってみてくださいね) まるで夢の中の世界にいるようで、現実感がほとんどない。奇妙さ・怖さ・興奮が一緒になったような感覚で、歩いている間ずっとドキドキしていた。結局、15分ほど歩いてCゲートに到着するまで誰とも会わなかった。これは本当に貴重な体験をしたなぁ。

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後ろを見ても誰もいない

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前を見ても誰もいない

シアトル行きの便では中央4座席の通路側を選んでおいたら、隣の席が空席ですごくラッキーだった。隣に人がいるかいないかで全然居心地が変わってくるよね。とても順調な飛行だったけど、あまり観たい映画が見つからなかった。結局、“Love Actually”、“Fantastic Four”、“Die Hard”の3作を鑑賞。観たことがなかったのはFantastic Fourだけで、それもあまり面白いとは思わなかった。なんだか最近「観たい!」と思わせてくれる映画がすごく少ないんだよなぁ。単に僕とは合わない映画ばかりがリリースされているのか、それとも歳を取って価値観が変化してきたのか…。

シアトル到着は予定よりも少し早い16時半。いつものようにグローバルエントリーを使って簡単に入国して、預け荷物もないのでそのまま外に出た。シアトルはロンドンと同じくらいの寒さだった。今回はお金を節約するために、ライトレール(電車)とバスを使って家に帰ろう。タクシーやLyftだと$80~$100くらいかかるけど、ライトレールとバスを使えばたったの$6。結構疲れたけど、旅行中の食事で散財した分、どこかで節約しなきゃ。ああ、自宅の匂いを嗅ぐとホッとする。旅行も好きだけど、家はやっぱり完璧な安全地帯だ。

今日の歩数: 10,638

(£1 = $1.33~1.35)



今回の旅、途中で何度か体調が悪くなったとはいえ、ほとんど全て旅程通りに行動できて本当にラッキーだった。トルコは2度目だったけど、前に行けなかった場所にも行けて楽しかったな。交通のことを考えたらツアーを使ったのは良かったけど、やっぱり自分で色々と調べて計画を立てたイギリスの旅には敵わない。

ロンドンはもちろん楽しかったけど、今回の旅行の目玉はスコットランドだった。ハイランドのツアーで見た景色に感動して、また違う季節に訪れたいと思わせてくれたっていうのは、僕にとっては大きな収穫だ。今度は、まだ行ったことのないアイルランドとスコットランドを組み合わせた旅を、いつか計画したいと思う。

旅を計画して楽しみ、実際の旅行で楽しみ、旅行記を書いて楽しむという、僕のいつもの3ステッププログラム。何年か後にこの旅行記を読むっていう楽しみもあるので、このスタイルは絶対に変えたくない。

読んでくださった方々、ありがとうございました!
# by alexsea | 2025-12-11 00:00 | 旅行記 | Comments(0)

イギリス2025: ハリポタと、感動ディナーと

2025-12-10 (Wed)

5:45に起床。シャワーを浴びようとすると…、お湯が出ない?! 時々ブシュッブシュッという空気が入ったような音が聞こえて、いくら待っても温かくならない。急いでフロントに電話すると、眠そうなスタッフが「昨日から壊れててねー、まだ直っていないんですよー。今日修理が来る予定です」とのこと。ある程度のホテルだったら、こういう時には各部屋のドアの隙間から現状報告と謝罪の手紙が入っているところなんだけど、安ホテルじゃ仕方ないか。出先から帰ってきた時には直っていることを期待しよう。

今日は今回の旅行の最終日。明日にはシアトルに戻る飛行機に乗らなければいけない。

今日の旅程は、ハリーポッターのスタジオツアー『ホグワーツ・イン・ザ・スノー(Hogwarts in the Snow)』からスタートする。郊外にあるスタジオに電車とバスを乗り継いで行くのは面倒だったので、ロンドン市内(ヴィクトリア駅とベイカー・ストリート)からバス送迎付きのチケット(£119=$160.20)をオフィシャルサイトから購入しておいた。ハリーポッターは、2001年に南アフリカに行く途中のニューヨークの書店で出会い、それ以来ずっとファンだった。原作本は発売日当日に買っていたし、もちろん映画も何度も観ている。スタジオツアーにはそれほど惹かれていたわけじゃないけど、「一度は行っておきたい」くらいの興味はずっとあった。

ホテルを6:45に出て、ベイカー・ストリートに向かうべく、エッジウェア・ロード(Edgware Road)駅まで地下鉄で行く。Googleマップで調べると、この近くのマリルボーン(Marylbone)駅の近くにGreggsがあるらしいので、そこで朝食にすることを決めておいた。リヴァプールに住んでいるカイさんがGreggsのことを勧めてくれていたので、ぜひとも食べておきたかったんだ。

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マリルボーン駅の構内にあるGreggs

マリルボーン駅の「中」にあるとは知らなかったのでちょっと迷ったけど、駅構内のGreggsに到着。7時過ぎという早い時間にも関わらず、ズラッと人が並んでいた。ソーセージロールやパイ類が美味しいとカイさんに聞いていたので、ソーセージロールを2つ購入。1つ£1.55という安さ! あまりの安さにクオリティーを心配したけど、サクッとしたパイ生地の中に優しい風味のソーセージがあって、とても美味しかった。「ソーセージ」といっても皮はなくて、軟らかい肉のフィリングといった感じ。安いので調子に乗って2つ買ったけど、予想以上にボリュームがあったので、1つ半しか食べられなかった。なるほどね、値段もすごく手頃だし、人気があるのもわかる。カイさん、ナイスなお勧めをありがとう!

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Greggsの看板商品らしいソーセージロール(£1.55)

8時過ぎにベイカー・ストリートのGolden Tours Visitor Centreの近くからバスに乗って、スタジオには9時半過ぎに到着。僕の入場時間は10時で、帰りのバスは14時に出発することになっている。

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スタジオの前にはチェスの駒の彫像が

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建物の中には、いきなり巨大なドラゴン

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主役俳優3人の手形もあった

入口でデジタルガイド(£5.75)を借りたけど、音声のガイドだと思っていたら映像も見なきゃいけないヤツで、展示物から注意が逸れるのでほとんど使わなかった。見るものがたくさんある場所だから、ここでは音声だけの方がよかったなぁ。

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デジタルガイドはほとんど使わなかった…

最初にスタッフから説明を受けて、映画の俳優からのメッセージを聞いた後(ここだけ撮影不許可)、いよいよセットの中に入っていく。様々な式典や食事のシーンで使われたグレート・ホール(The Great Hall)はクリスマス仕様になっていて、とても豪華で綺麗。ホグワーツのシーンというとクリスマスの季節を連想する人が多いと思うけど、実は僕もその一人。クリスマスのデコレーションになる『ホグワーツ・イン・ザ・スノー』は11月中旬から1月中旬までだけなので、いい季節に来ることができてよかった。

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グレート・ホールはクリスマス仕様で豪華!

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ポーションのクラスのセット

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ハグリッドの小屋は、ちょっと小さく感じた

様々なセットや衣装を見るのは楽しかったけど、一番興奮したのは実際に映画で使われたプロップ(小道具)の数々を見た時。1作目の賢者の石はもちろん、3作目でハーマイオニーが使ったタイム・ターナーや、6作目でハリーがダンブルドアに水を飲ませたクリスタル・ゴブレットなんかも置いてあって、それぞれの映画のシーンが鮮明に頭に蘇ってくる。こういうの、好きだー!

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小道具に大興奮!

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ホグワーツ・エクスプレスの中にも入れる

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所々に「パスポート」用の浮き彫りスタンプがある

屋外のセットに出る直前にカフェがあったので、ここでちょっと休憩。ホグズミード村のシーンでいつも出てくるバタービールを買ってみた。£7.45(=$10)だから、この日のレートだと1,553円。かなり強気な値段設定だけど、未知の味を体験するためなら仕方がない。オリジナルのプラスチックのマグには、バニラの香りがする炭酸飲料の上に、軽いフワフワのクリームが乗せられている。「バター」という言葉がついているので、なんとなく重い味を連想していたんだけど、すごく爽やかじゃないですか! 見目だけ似せて味は二の次かもと思っていたのに、想像の上を行く美味しさにビックリした。これは体験できてよかったな。マグはお土産として持ち帰りができるけど、使うことはまずないだろうし、そもそも手ぶらでバッグも持ってきていないので、その場で捨ててしまった。

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バタービール(£7.45)は想像以上に美味しい

屋外には渡り廊下のセットや、ハリーが住んでいたプリベット・ドライブの家、ホグワーツの温室なんかがある。この一帯には粉雪が舞っていて、寒い日だったし雲も出てきているようだったので「えっ、本物?」と思ってスタッフに聞くと、やっぱりスノーマシンだった(笑)。この屋外の一角には、水中での撮影など特殊効果を説明する劇場があった。1時間に1回の上演で、ここは撮影禁止。これは個人的にあまり面白くなかったので、行かなくてもよかったかな。

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粉雪が舞う屋外には渡り廊下のセットも

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マンドレイクを引き抜くと奇声を上げる

ハグリッド役には身長2.08m(6′ 10″)のスタントダブルがいて、他の役者と一緒の画面に映るようなシーンでは、その人がハグリッドの顔のついた被り物を装備して出演していたことを知った。その被り物には精巧な装置が組み込まれていて、口の動きや表情を作ることができる。今だったらCGで簡単に合成できるけど、当時はまだこういうシステムの方が安上がりだったんだろうな。

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ハグリッドの被り物はリアルな表情を作れる

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死んでるみたいで怖いよ!

見た瞬間に圧倒されたのが、ゴブリンの銀行グリンゴッツのセット。シャンデリアや大理石のような表面で、素晴らしく豪華な雰囲気を作り出していた。このセットのすぐ後には、ビデオとスモークマシンを組み合わせて、崩壊したグリンゴッツでドラゴンが火を吐くシーンが再現されていて、すごく迫力があった。

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グリンゴッツは豪華~!

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ドラゴンが火を吐く特殊効果も間近に見ることができる

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ダイアゴン横丁では本当に買い物ができたら楽しいのに

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雪が積もったホグワーツのモデル

この後には、スタジオのレストランでシャンペン・アフタヌーンティーを12:30に予約してある。特殊効果の劇場で20分ほど無駄遣いしてしまったので、最後の方はあまりゆっくり鑑賞できなかったけど、全体的に十分見られた感じなのでよしとする。ハリーポッター好きの友達と来たらもっとよかっただろうけど、一人でもとても楽しめた。最後のショップには本当にたくさんのアイテムが売られていて、いくつか買いたいと思うものもあったけど、実際に着たり使ったりすることを想像できなかったのでやめておいた。こういうところは本当にケチだと自分でも思うけど、美味しいものにお金を遣うためにはどこかで節約しないと!(笑)

シャンペン・アフタヌーンティー(£54.95=$73.97)は、スタジオのレストランの一角の、グレート・ホールに似せた作りの場所で提供されている。テーブルの上にはクリスマスクラッカーが置いてあって、両方から引くと破裂音と共に中のおまけが現れる。ホグワーツの4寮のピンと紙の王冠がランダムで入っているみたいで、僕に来たのはなんとスリザリン(笑)。えー、僕は青が好きだからレイブンクローがいいのに!

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グレート・ホールに…見えないこともない…かも?

アフタヌーンティーは紅茶も食べ物も美味しかった。メニューには「モリー・ウィーズリーのサンドイッチ」とか「ハグリッドのパンプキンパッチ」とか、ハリーポッターの世界に結びつけた説明が書いてあって、読みながら食べるのも楽しい。ロンドンで供されるアフタヌーンティーに比べると少しだけ寂しい感じはするものの、ハリーポッターの世界観で飲み食いできるんだから、値段相当の価値はあると思った。でもね、シャンペンは明らかに安っぽい味で、通常のアフタヌーンティーを選ぶべきだったと後悔した。

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食べ物は美味しいけど、シャンペンがいまいち

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可愛いホワイトチョコレートとラズベリーガナッシュのスニッチ

うん、ハリーポッターのスタジオツアー、結構よかった。シアトルに帰ったらまた全シリーズを通しで観て、今回のスタジオツアーを思い出すことにしよう。

13:45過ぎに帰りのバスが出て、ホテルに戻ったのは15時半頃。エレベーターの横にはまだ温水トラブルのことが貼り出されていたけど、部屋で試してみるとちゃんとお湯が出る! よかったー。また壊れてしまわないうちに、すぐにシャワーを浴びておいた。

今夜のディナーは21時と遅いので、それまでも予定が満載だ。

17:45くらいにホテルを出て、まずSloane Square駅に向かった。この近くで、『エバー・アフター・ガーデン(Ever After Garden)』という、がんのチャリティーイベントが開催されている。白く輝く花がたくさん植えられていて、まるで夢の中の世界のような美しさ。でもただ綺麗というだけの場所だけじゃなくて、どこか厳粛な空気が漂っていた。がんのチャリティーに寄付をした数だけ花が植えられるので、この花の多くは、がんで亡くなった寄付者の家族や友人に捧げられたものなんだろう。僕も6年前に母をがんで亡くしたので、オンラインで寄付をしておけばよかったなぁ。母のことを想いながら、優しく輝く花々をしばらく見ていた。

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エバー・アフター・ガーデンで亡き母を想う

この後は歩いて20分ほどのところにある、『バンクシー・リミットレス(Banksy Limitless)』という場所で、19時入場のチケット(£23.99=$32.08)を買っておいた。ここは名前の通り、アーティストのバンクシーのことを深く掘り下げてあるギャラリー。入ってすぐのところには、バンクシーが今までどんな活動をしてきたかをまとめた年表があって、これは最高に面白かった。今までバンクシーのアートはちょこちょことしか見たことがなかったけど、こうしてまとめてあるのを見ると、いかに彼が現代の世界や政治を皮肉っているかがよくわかる。多くの作品が展示してあったし、没入型アートっぽい部屋や、映える写真が撮れる場所もあって、期待していたよりもずっと楽しめた。

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バンクシーの歴史はすごく面白かった

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こういうシンプルなアートが好き

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『オズの魔法使い』のドロシーが職務質問を受けている

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ホテルの部屋のような立体展示も

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たくさんの作品が飾ってあった

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『プランカディリー・サーカス(Prankadilly Circus)』の駅

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映え写真スポットもちゃんと用意されている

バンクシー・リミットレスを出た後は、まだ夕食の予約までには時間があったので、カーナビー・ストリート(Carnaby Street)へ。ここはクリスマスのイルミネーションという意味から言っても、僕がロンドンで一番好きな場所の一つ。毎年とても変わったイルミネーションで楽しませてくれる。今年のは綺麗だけど、この通りにしてはちょっと地味な感じかな?

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今年のカーナビー・ストリートはちょっと地味目?

さて、いよいよ待ちに待ったHumble Chicken 3.0というミシュラン2つ星レストランでのディナー。13席しかないレストランなので、予約を取るのが本当に困難。予約が取れた時には飛び上がって喜んだもの。

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待ちに待ったHumble Chicken 3.0

ここには3年前にも来たことがあるけど、その時にはミシュランの星はなく、ビブ・グルマンだけだった。クリエイティブな焼き鳥がとても美味しかったなぁ。その後この店は高級志向のレストランへと進化して、ミシュランの1つ星を獲得した翌年には2つ星に昇格。日本生まれのシェフAngelo Sato氏が、どんな料理を出してくれるのか、本当に楽しみだった。

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3年前はもっとカジュアルな感じだったけど…

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今回はもっと落ち着いた感じにインテリアも大変身!
(一番右がシェフのAngelo Sato氏)

3年前にはアラカルトがあったけど、今では16コースのおまかせ料理のみ。値段の方は、2つ星にしてはちょっと高めかもしれない£235で、酒とワインのペアリングが£135からある。ここまで来たんだからフル体験しないわけにはいかないので、ペアリングもお願いすることにした。

結果、もう最高・最高・最高!! 独創的な料理の数々は、ただ奇をてらったものじゃなくて、ちゃんと実質のある素晴らしい味のものばかり。一つひとつメモを取っておけばよかったけど、今回は没入型で楽しもうと思っていたので、細かいところはあまり覚えていないというのが現実。素晴らしいペアリングのせいで、とてもいい気持になっていたし。なので、今回は写真だけでご紹介。

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Wild Mussel
Sake: Junmai Bodaimoto ‘Evolution’, Tsuji Honten
Okayama, Japan (最初の6皿とペアリング)

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Hand Dived Scallop

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Fish & Chip

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Foie Gras

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Old Town 97

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Rest Of The Langoustine

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Chawanmushi
Wine: ‘Benje’ Blanco, Envínate Wines
Tenerife, Spain 2023

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Picnic
Wine: ‘Alkemi’ Xinomavro, Markovitis Winery
Naoussa, Greece 2023

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シェフが鳩肉を焼いている

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Dashi
Sake: Te To Te, Tsuchida Sake Brewery
Gunma, Japan

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Humble Pigeon
Wine: ‘Au Quartier’ Marsannay, Gautheron D’Agnost
Burgundy, France 2023

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Everything Clementine
Sake: Yuzu Awa, The Sparkling Sake Brewery
UK

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Mint

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Red Miso Madeleine
Chocolate & Caviar
Passion Fruit
Black Sesame

最初から最後まで素晴らしい記憶しかないけど、特に覚えているのは5品目の“Old Town 97”という題目の料理。卵の殻の中のものをスプーンですくって食べると、エビの旨味を凝縮したものが口の中いっぱいに広がって、唸りながら踊りだしたくなるくらい感動した。この次の料理が「エビの残り」という題目なので、これはエビの頭あたりを使った料理だったんだろう。

またデザートの中の一品として、キャビアをチョコレートサバヨンの中にディップして食べるものがあった。そんなの絶対に合わないんじゃないかと思っていたけど、キャビアの塩味がチョコレートサバヨンの甘さを際立てていて、いわば塩キャラメルのような味になっている。僕は甘じょっぱいデザートは好みじゃないとはいえ、このコンビネーションには度肝を抜かれた。自由な発想、すごいなぁ。

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キャビアをチョコレートサバヨンにディップして食べる

料理も最高に楽しんだけど、キッチンでの仕事を目の前で見られるというのも大きなポイント。シェフは自分でも料理をしながら、常に客の進行状況に気を配っていて、スタッフたちに的確な指示を出していた。あれは本当にカッコいいと思った。

ここでのディナーは、今回の旅行の中では文句なしに1番だし、ここまで感動できた料理は6年前のGuy Savoyでのランチが最後かな? Humble Chicken 3.0がミシュラン2つ星というのは完全に納得できるし、近々3つ星を獲得するのは確実だと思う。星がもう1つ増えると値段はたぶん倍くらいになってしまうと思うので、まだ少しはお手軽な(とはいってもサービス料込で£425.50) 2つ星の時に来れてよかった。でも3つ星になった時には、また絶対に訪れたい店だな。

この旅行最後のディナーで、こんなに感動することができてよかった。やっぱり僕は、美味しいものが本当に心から好きだ。料理に感動できる時、全身で幸せを感じられる。こんな体験をさせてくれたHumble Chicken 3.0のスタッフの全員に、心から感謝したい。

宙に浮いたような幸せな気分のままホテルに戻り、荷造りは明日の朝にすることにして、すぐにベッドに入った。

今日の歩数: 20,034
# by alexsea | 2025-12-10 00:00 | 旅行記 | Comments(4)

イギリス2025: 予定大変更からの博物館めぐり

2025-12-09 (Tue)

一応6時にスマホのアラームで起きて、体調と天気予報をチェック。体調はだいぶいいんだけど、ケンブリッジの天気予報は相変わらず雨だし、トリニティー・カレッジのツアーがキャンセルされたこともあって、行きたい気持ちが萎えてしまった。2022年にケンブリッジに行けなかったので、今度こそはと思っていたのにな…。でも行きたくない時に無理やり行っても、いいことがない気がする。また次回来た時のお楽しみにとっておくことにして、今日のケンブリッジ行きはやめてしまおう。往復チケットは返金不可なので£16が無駄になるけど、それは仕方がない。今回は自分でキャンセルしたとはいえ、よくよくケンブリッジには縁がない感じだ。

9時頃ようやく起き出して、ぽっかりと空いてしまった今日の旅程を考える。昨日V&Aに行かなかったし、今日はV&Aと自然史博物館に行ってみることにしようかな。どちらもそれほど興味があるわけではないけど、一応ロンドン観光で人気がある場所として、一度は行っておかなきゃいけない気がしてたんだ。

10:20頃ホテルを出て、ケンジントン・ガーデンズ(Kensington Gardens)の中を歩いて南下していく。ここはいつ来ても気持ちがいい場所だ。いつかのんびりピクニックか読書でもしたいなと考えていたんだけど、ここにはベンチが少ないことに気がついた。道沿いのベンチは数えるくらいしかない。もうちょっと増やしてくれてもいいような気がしたけど、人が増えすぎないための対策なのかもしれない。

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ケンジントン・ガーデンズは都会のオアシス

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遠目には雷に打たれた木に見えたんだけど、なんかアートみたい?

通称V&Aで知られるヴィクトリア&アルバート博物館(Victora & Albert Museum)に到着したのは、11時ちょっと前。まず軽くランチを食べたかったので、まず有名なV&A Caféに向かおう。チーズとトマトの入ったクロワッサンとカプチーノを買ってから席に着いた。

V&A Caféは1852年創業で、世界初のミュージアムカフェらしい。僕が座った一番大きな部屋はギャンブル・ルーム(The Gamble Room)と呼ばれているみたいで、繭玉のようなライト、天井や壁の精巧で綺麗な模様、窓のステンドグラスなど、どれを取っても素晴らしい美術品だ。まだ早い時間だったからちゃんと座れたんだと思う。アートの中でランチを食べている感じで、クロワッサンサンドが一段階上の味に思えた。

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V&A Caféは息を呑む豪華さ

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美術品のような部屋でランチを食べる

V&A博物館はとても大きくて、1日ではとても全部見ることができないとどこかで読んだので、焦点を絞って見ていくことにしよう。

「今V&A Caféにいるんだけど、これから2時間くらいで、必見アイテムを逃さずにV&A博物館を効率よくまわる順路を教えて」とChatGPTとGeminiに聞いてみた。必見アイテムに関してはどちらも同じような答えを返してくれたけど、順路は結構違う。最初はChatGPTの順路でまわっていたんだけど、なんだか同じ場所を行ったり来たりしなきゃいけなくて効率が悪い。マップと照らし合わせてAIの順路を見てみると、Geminiの答えの方がシンプルみたいなので、途中からそっちをフォローすることにした。AIは何かをまとめる時には強いけど、まだまだ信頼できるレベルには至っていないなぁ。

最初に行ったのはキャスト・コート(Cast Courts)。ここにはダビデ像やトラヤヌスの記念柱など、有名どころの石膏製レプリカが所狭しと陳列してある。旅行が困難だった時代に、学生たちが本物の美術品を学べるようにと作られたものらしい。ダビデ像は本物と同じくらいの迫力があるし、トラヤヌスの記念柱はそのままでは部屋に入らないので、途中で切って分割してあるほど大きい。天窓から入る自然光が作品群を照らしていて、この部屋のスケールの大きさに圧倒されてしまう。なるほど、これは必見なわけだ。

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上から見たキャスト・コート

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トラヤヌスの記念柱は分割して展示してある

日本関連の部屋には、“Cute Japan”として「カワイイ」文化が紹介されている他に、ウォークマンや日本の携帯なんかも日本独自の文化として展示されていた。

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「カワイイ」文化は日本発祥

次に行ったのはラファエルのカルトン(Raphael Cartoons)。英語で“Cartoon”は漫画や子供用アニメを意味するので不思議に思っていたら、下絵という意味もあるんだね。このラファエルのカルトンでは、システィーナ礼拝堂で特別な儀典の時に飾られるタペストリーの下絵(「カルトン」)を飾ってあった。部屋自体も巨大で、なんだか大聖堂の中にでもいるような雰囲気。カルトン自体は、「これを下絵と呼んでいいの?」というくらいの完成度で、素晴らしいものばかりだった。完成したタペストリーをネットで検索すると、少しだけデザインが違うし、左右が逆になっている。左右が逆になるのはタペストリーの製造過程のせいなのかな?

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ラファエロのカルトンは部屋自体が豪華!

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『ペテロに天国の鍵を授けるキリスト (Christ’s Charge to Peter)』

AIによるとファッション・ギャラリーも必見とのことだったんだけど、2027年の春まで閉鎖中との表示が出ていたのでガッカリ。またロンドンに来た時に再訪することにしよう。イギリスのほとんどの美術館や博物館は入場が無料なので、気軽に入れるのが素晴らしい。

この後もAIのお勧めに従って必見アイテムを見ていった。

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『ティプーの虎 (Tippoo’s Tiger)』
虎のハンドルを回すと、兵士の叫び声のような音が出るらしい

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『アルダービル・カーペット (The Ardabil Carpet)』
イスラムアートの最高峰と言われている

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デール・チフリー(Dale Chihuly)のシャンデリア
僕が好きなアートの方向じゃないけど、シアトルでは超有名な人

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『サムソンとペリシテ人 (Samson Slaying a Philistine)』
ちょっと乱暴だけど、力強い像は見ごたえがある

この後は2階に上がって、ジュエリー・ギャラリー(Jewelry Gallery)を訪れた。3,000品以上の宝飾品が集められたこのギャラリーも、このV&A博物館の最大の見所の一つ。時系列的に並んでいるので、宝飾品がどんな風に進化していったかを間近に見ることができて面白い。豪華なティアラを集めたコーナーも、すごく綺麗だったなぁ。天然石や宝石は子供の頃から大好きだったので、綺麗な石の数々に時間を忘れて見入ってしまう。

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綺麗な宝飾品でいっぱいのジュエリー・ギャラリー

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美しすぎるティアラの数々

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ちょっと不気味だけど、なぜか惹かれる

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宝石は身に着けないけど、見るのは大好きだ

気がついたら2時間経っていたので、外に出てすぐのところにあるカフェでコーラ休憩した後、道路を挟んだ向かい側にある自然史博物館(Natural History Museum)に向かった。

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とにかく大きな建物

入る前からかなりの人混みだったんだけど、中の混雑ぶりもスゴイ。しかも子供の遠足だらけで、1セクションに3~4組の団体がいる感じ。エントランスホールの巨大さに驚きながらも、人の多さにヘロヘロになってしまうまでに時間はかからなかった。AIのお勧めによって、恐竜のいるブルー・ゾーンと、火山や地震活動の展示のあるレッド・ゾーンのみをまわることにした。

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巨大なエントランスホールに息を呑む

ブルー・ゾーンのダイナソー・ギャラリー(The Dinosaurs Gallery)は恐竜の骨なんかがたくさん展示してあって、恐竜好きの人にはたまらない場所だと思う。でも僕は昔から恐竜には全く興味がない。それだったらダイナソー・ギャラリーに行くなよって感じだけど、一応有名どころはチェックしておきたかったんだ。クリスマス仕様のTレックスはアニマトロニクスで動いていて、これは結構可愛いと思った。

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クリスマス仕様の動く恐竜。可愛いすぎる

ダイナソー・ギャラリーにも団体がたくさんいて、展示を見るよりも人を避ける方にエネルギーを使っていたので、サッと見るだけで通り抜けてしまった。

レッド・ゾーンには、地球が形成される途中みたいな中を通り抜けるエスカレーターで上がっていく。これは最高にカッコいい! でもね、この広間はアース・ホール(Earth Hall)と呼ばれているらしくて、そこに地球の穴、アース・ホール(Earth Hole)がある…。これ、絶対“arsehole”とかけてないか?(笑) たぶん公式には絶対認めないと思うけど、名付け親にはいたずら心があったんだと思う。

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Earth HallにはEarth Holeを通り抜けるエスカレーターがある

神戸のスーパーを舞台にして地震を再現したコーナーは、レッド・ゾーンの目玉かもしれない。安全のため振動はかなり抑えられていて、実際の大震災を再現したものではないという注意書きもあった。でも本物の地震を体験したことのない子供たちは、結構怖がっているみたいだったなぁ。以前Redditかどこかで、「日本に行く予定があるんだけど、大地震が来るんじゃないかという噂を聞いた。旅行をキャンセルすべき?」みたいな質問をしている人がいて、みんなに笑われていたのを思い出した。本物を体験したことがない人にとっては、未知の恐怖なんだろう。

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地震シミュレーションは神戸のスーパーを再現した場所で

ちなみにこのコーナーのすぐ隣には、地震で落ちてきたような看板が無造作に置かれていたけど、文字化けのような日本語に笑ってしまった。これもワザと?(笑)

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「徳丸歯科」はいいとして、他の看板はネタ? ネタなの??

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レッド・ゾーンには天然石もたくさん展示されていた

レッド・ゾーンには興味深い展示が多かったけど、なんだか人混みで疲れてしまって、結局この博物館には30分ちょっと居ただけでギブアップ。ここで気づいたのが、僕は博物館と美術館に対して、かなり温度差があるということ。美術館は結構どこに行っても楽しむことができて、心が豊かになる気がするけれど、博物館は興味がないエリアだとつまらないし、興味があっても知っていることばかりだと頭の刺激にならない。自然史博物館は、行く前から僕はあまり楽しめないんじゃないかという気はしていたけど、残念ながらその通りの結果になってしまった。

またケンジントン・ガーデンズを歩いてホテルに戻り、夜まで昼寝したり旅行記を書いたりしてのんびりと過ごした。

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木に貼りついたリス

もうお腹の痛みもないし、体調もほとんど戻った気がするけど、今夜重いものを食べて明日のディナーに差し支えたら大変だ。軽いもので真っ先に思いつくのは日本食。2年前に体調が悪い時に行った、Eat Tokyo (Notting Hill Gate)にまた行ってみようかな。18時頃にホテルを出て、レストランまで歩いて行った。今回は予約しなかったけど、平日の早めの時間だから大丈夫だろう。

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Eat Tokyoには一昨年も来た

今回頼んだのは、生グレープフルーツサワーと鶏カラ弁当。生グレープフルーツサワーは、自分で絞って飲むタイプ。爽やかなことは爽やかだけど、お酒も弱い感じだし、それほど美味しいとは感じなかった。鶏カラ弁当の方は文句なし! 鶏カラは衣も鶏肉もちゃんと味つけされていて美味しいし、揚げ出し豆腐もなかなか。昨日もおにぎりを食べたけど、やっぱり白米を食べるとホッとするなぁ。僕はどこの国の料理でも美味しく食べられる方だけど、やっぱり心から安心するのは昔から食べ慣れている日本食なんだなと実感した。

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鶏カラ弁当(£11.50)と、生グレープフルーツサワー(£5.80)

ここの店は食べ物の値段がロンドンにしてはとても安いので、物価高の世界では貴重な場所だと思う。食べ物のクオリティーは良かったけど、今回はサービスが悪かったー! 仏頂面のインド系のサーバーが、僕のテーブルに物を運んできた時に、よそ見をしながら置いていた。こぼす可能性もあるし、なにより失礼極まりない。レシートに「私のサービスはどうでしたか?」という質問がプリントアウトされていたけど、それには答えなかった。今から考えるとちゃんと指摘した方がよかったなと思うけど、あの時は変に波風立てるエネルギーもなかったし。スタッフNWE NIよ、もっとちゃんとサービスマナーを学んでくれ。

この後は、前に泊まったホテルやAirbnbの辺りまで寄り道して帰った。3年前と2年前にロンドンに来た時には、期せずして同じ道路の真向かいに泊まることになったんだよな。ここら辺も静かでいいけど、今回のホテルの方が若干駅に近いので好きかも。3年前に行ったランドリーの店も、もうなくなっちゃったんだよなー。最初は不愛想だと思っていたあそこの兄ちゃんにも、もう会えないのはちょっと寂しい。

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帰宅途中で見た綺麗なアパート

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2022年には右側に、2023年には左側に泊まっていた

今日は予定を大変更しちゃったけど、なかなかな一日だったと思う。明日はロンドン最後の日。いよいよ心待ちにしていたディナーを体験することができる。楽しみだ!

今日の歩数: 17,280
# by alexsea | 2025-12-09 00:00 | 旅行記 | Comments(0)

イギリス2025: 体調不良と、ガッカリの2つ星

2025-12-08 (Mon)

8時頃起床。あれ、なんだかちょっと体がだるいぞ。少しだけ熱っぽい? お腹が全体的にしくしく痛む感じもする。

これは記憶にある症状だ。ずっと前に世界一周で日本に寄った時に同じような体験をしたよな。あの時はたぶん、日本に着いたばかりでお腹が慣れていない所に、吉野家でがぶ飲みしてした水に当たったんだと思う。そういえば昨日の夕食の時も、タップウォーターをたくさん飲んだような…。くっそー、今回の旅行で何度目の体調不良だよ。

これはやばい。今日の昼はミシュラン2つ星のレストランでランチの予約を入れてあるし、明後日にもすごく楽しみにしているレストランでディナーの予定がある。この時点で食べられなくなったら最低じゃん! 本来の計画では、今朝はV&A博物館にまず行って、その後ランチのレストランに行こうと思っていたんだけど、これは体を休ませた方がよさそうだ。ということで、トルコで風邪を引いた時に飲んでいたTylenolを服用した後、ランチの時間までずっと寝ていることにした。

11時半くらいにホテルを出て、レストランに向かう。体のだるさや熱っぽさは薬で抑えられているけど、まだお腹は少し重い感じがする。でもちゃんと食べられそうなので安心した。ニュー・ボンド・ストリート(New Bond Street)には、シャネルやディオールなんかの高級店が立ち並んでいて、センスのいいクリスマスデコレーションを纏っている。昼に見ても綺麗だけど、夜にはたぶんイルミネーションが点いて輝きを増すんじゃないかな。店自体には一生縁がないと思うけど、この道を夜に見てみたいと思った。

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高級店で溢れるニュー・ボンド・ストリート

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シャネルの建物には大きなリボンが

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ディオールのデコレーションも夜になったら輝くのかな

ランチの店はそこから歩いて5分くらいの、Gymkhanaと呼ばれるインド料理レストラン。ミシュラン2つ星を獲得している店で、かなりの高級感がある。

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Gymkhanaはミシュラン2つ星

メニューはアラカルトでも頼めるし、テイスティングメニューも2つ星にしては安い£150くらいだけど、ランチの時間帯は選択肢がたくさんあるセットメニューが£70であるので、僕はそれを注文した。

最初に出てきたのは、4種類くらいのパパダムが詰まった箱。どれも本当に美味しいし、3種類の付け合わせが一緒だと、雰囲気が変わっていくらでも食べられそう。でもメインの前にお腹がいっぱいになってはいけないので、味見程度に控えておくことにした。ああ、こういう時に一番歳を取ったことを感じるよ…。たぶん若い頃だったら、これを全部食べても全然大丈夫だったと思うのに。

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Pappadum Selection, Shrimp Sorpotel & Nimbu Achari Raita

次のコースはアル・チャット。え、アル・チャットってじゃがいもの料理じゃなかった? 出てきたものはソースに埋もれていて何の料理だか全くわからなかったけど、混ぜると下にじゃがいもがあることがわかる。混ぜて食べてみると、酸っぱさがまず前面に出ていて、全てがかなり強い味。っていうか、僕にはボールド過ぎるよ。元々酸味が出しゃばっている料理は得意ではないので、2口くらい食べたところで終わりにしてしまった。サーバーが心配してくれた時には、「お腹をいっぱいにしたくないので…」と応えておいた。

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Aloo Chaat, Tamarind, Sev

次のコースには、僕はチーズの料理を選んだ。これにもちょっと強めの酸味が感じられるけど、さっきほどではない。インドチーズの独特の歯触りと、スパイスの香りがとても合う。これはなかなか好きだったな。

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Achari Paneer Tikka, Fig & Cashew Nut, Corn Chaat

メインコースには、ここの店が有名になったきっかけとも言えるらしい、チキン・バター・マサラを選択。…うん、美味しいことは美味しいけど、感動するレベルじゃないし、塩味が強すぎる気がする。一緒についてきた豆の料理も、ほうれん草も、やっぱり少し塩味がキツイ。さっきのチーズの料理は普通に食べられたので、体調が味覚に影響しているわけではないと思う。単に今日のシェフが塩を使い過ぎただけと思いたいけど、ランチメニューだとはいえミシュラン2つ星レベルでこれはないんじゃないかなぁ。このレストランにはすごく期待していただけあって、とてもガッカリした。

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Chicken Butter Masala, Dal Lasooni, Saag Makai, Basmati Rice

デザートは頼まなかったけど、プチ・フールっぽいものも出てきた。どちらも美味しかったけど、特に右のやつは上品な甘さで、日本の和菓子を連想させてくれた。

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口臭を消す意味もあるんだろうな

あー、もう本当にガッカリ。僕はミシュランの星付きレストランには「感動」を期待する。ここでは感動どころか、不満ばかりが爆発していた。過去にミシュラン2つ星レベルの店で、こんなにも落胆したことはない。今日のシェフの調子が悪かっただけだと信じたいけど、よほどのことがない限り、この店にはもう二度と来ないだろう。

元々のスケジュールでは、この後フォートナム&メイソンで紅茶を買ったり、オクスフォード・ストリートの店に服を買いに行く計画だった。でも体調とショッピングとを天秤にかけると、体調を整える方が断然優先! というわけで、今夜のミュージカル観劇までホテルで休むことにした。お腹の調子を整えるために、夕食もスキップした方がいいだろう。今夜は前に行ったことがあるBanconeというイタリアンの店を予約しておいたんだけど、それもキャンセルしてしまった。

ホテルに戻る前に、地下鉄の駅のすぐ前にあるS Martという日本のスーパーに入って、お茶とツナマヨのおにぎりを購入。夕食は抜く予定だけど、おにぎりはお腹が空いた時に食べることにしよう。

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おにぎりはお腹が空いた時のため

18時半くらいにホテルを出て、Circleラインを使ってEmbankment駅へ。そこから少し歩いて、アデルフィ・シアター(Adelphi Theatre)に到着。今夜はここで、ミュージカル版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back To The Future: The Musical)を観るためのチケットを買ってある(£69=$92)。ロンドンに来る度にミュージカルか劇は観ているんだけど、今回は1晩しかそれに割ける時間がなかったので、悩みに悩んでこれに決めた。元々の映画は大好きだし、演出や特殊効果がどんなものになるのかすごく興味があった。

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アデルフィ・シアターで、ミュージカル版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

劇場の中の店には1950年代らしい看板がついていて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の気分をちょっと盛り上げてくれる。こういうのは結構好きだ。

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劇場の中も昔風にアレンジしてある

1階席の前の方は値段が高いし、かといって一番安い席だと視界に問題があるかもしれないしということで、アッパーサークルという3階の、ど真ん中一番前の席を買っておいた。ここだったら舞台全体が無理なく見渡せるし、前の人の頭を気にしなくていい。演劇やミュージカルを観る時に一番気分が盛り下がるのは、目の前に背の高い人が座って、視界がブロックされてしまった時だもん。

指定の席に座ってみたらもう最高で、なんで今までこういう席を選ばなかったんだろうと不思議になるくらいだった。視界が開けているって、こんなにまでも気持ちいいものなんだな。これから演劇を観る時には、いつもこういう席を取ることにしよう。

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一番前の席はすごく開放感がある

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トイレのサインの下には、有名な最後のセリフが

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「スマホは1985年には発明されていなかったので電源をお切りください」

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「でもこの写真を撮ってタグ付けして載せるのはOKです」

ミュージカルは休憩を含めて2時間40分。音楽も演技も良くて(特にロレイン役のMaddie Grace Jepson)、とても楽しめた。デロリアンが街中を走る特殊効果には「へー!」ってなったし、映画の最後のあのシーンもちゃんと再現されていて、どうやってるの??と目が丸くなった。車に乗っているマーティーとドックが、同じ高さの目線まで来て手を振ってくれたのは嬉しかった。3階席はそれですごく沸いていたもん。

でも全体的に面白かったとはいえ、特筆するほどでもないかもなぁ。『ウィキッド』を観た時や、『カム・フロム・アウェイ』を観た時に比べると、一段階下の楽しさだったように思う。でも良いミュージカルだったことには間違いない。映画版が好きな人なら、きっと楽しめると思う。

ホテルに戻ったのは23時をまわってから。夕食を抜いてお腹が空いたので、買っておいたツナマヨのおにぎりを夜食として食べた。お腹の痛みはほとんどなくなったけど、まだ油断することはできない。

明日はケンブリッジ(Cambridge)まで足を延ばそうと思っていたけど、予報は雨みたいだし、体調も整えたいのでどうしようかと悩んでいた。メールをチェックすると、予約しておいたケンブリッジのトリニティー・カレッジ(Trinity College)のツアーが、ガイドが病気のためキャンセルというメッセージが入っているじゃないですか。え、これはケンブリッジに行くなというお告げでは? 最終決定は明日の朝に持ち越すことにして、とりあえず朝6時に目覚ましをセットしてからベッドに入った。

今日の歩数: 8,232
# by alexsea | 2025-12-08 00:00 | 旅行記 | Comments(0)